第104回全国高校野球選手権大会/スカウト総括|ドラフト・レポート

第104回全国高校野球選手権大会/スカウト総括

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こちらではプロスカウトによる2022年夏の甲子園総括をまとめています。
注目選手プロフィール 優勝校予想アンケート 投手成績 打撃成績
最終更新日:2022-08-23 (Tue)|全国大会 コメント(0)

 ■ 高松商の浅野「打ち損じない」 近江の山田「抜群の変化球」(読売新聞) 22/8/23

 高松商の浅野は、1メートル70と小柄ながら、3試合で3本塁打を放ち、チームを52年ぶりの8強に導いた。巨人の水野雄仁スカウト部長は「注目される中での本塁打は価値がある。スイングが速く、打ち損じがない」と高評価する。パ・リーグのスカウトは「昨年からさらに、筋力もスイングも一回り強くなっている」と成長ぶりに目を細めた。大阪桐蔭の松尾は、14打数8安打を記録し、2打席連続本塁打を放った。ロッテの榎康弘スカウト部長は「体は細いが、パンチ力がある」と評価。「肩の強さが魅力」と捕手としての能力を褒めたスカウトもあった。投手では、近江の山田が、スライダーやツーシームを武器に5試合で51三振を奪った。ソフトバンクの永井智浩編成育成本部長は「変化球の精度が高校生でずば抜けている。それが三振の数にも表れた」という。4番として3回戦で満塁本塁打を放ち、「あの場面で打てる勝負強さとパンチ力。スター性もある」と榎スカウト部長は魅力を語った。「球に威力があり、もっと伸びしろがある」と水野スカウト部長が将来性に期待するのは、日本文理の最速150キロ右腕・田中。左肘の状態が悪く初戦で姿を消した京都国際の注目左腕・森下についても、榎スカウト部長は「腕の振り、角度がいい」と好印象を語った。他にも逸材がそろっている。富島のエース日高を永井本部長は「線は細いが、フォームのバランス、球のキレがいい」という。水野スカウト部長は、九州国際大付の中軸に座る中堅・黒田と捕手・野田について「守備も含めた総合力が高い」と名前を挙げた。2年生にも楽しみな選手が多い。パ・リーグのスカウトは、大阪桐蔭の左腕・前田を「伸びとキレのある速球がいい。体が強くなれば、来年は1位候補」と予想。仙台育英の長身右腕・高橋について「甲子園デビューしたことで、今後レベルアップする予感がある」と期待していた。

 ■ ソフトバンク編成育成本部長が注目球児チェック(西スポ) 22/8/16

 ソフトバンクの永井編成育成本部長は甲子園出場全49校をチェック。「九州勢にいい選手が多かった」と振り返った。中でも富島(宮崎)の右腕、日高暖己は184センチの長身から投げ下ろす最速148キロに「体ができて、スピードが増したら、とても面白い素材。岩崎翔(現中日)やうちの高橋純平のイメージ」と高く評価した。海星(長崎)の宮原明弥も「馬力があるし、特にスライダーがいい。将来性十分」。興南(沖縄)の生盛亜勇太も「指でビュンビュンとはじく球を投げる。投球フォームも西口(文也=元西武)さんみたいな感じ。非常にいい投手」。野手では九州国際大付(福岡)の3番センター、黒田義信の俊足が光り「プロでも十分に使える足。うちの周東(佑京)みたいなキャラ」と言い、捕手で4番の野田海人も「投手ができるということは投げる能力が高い。肩がいい捕手」と話した。また、2年生ながら福岡大会で3本塁打を放った佐倉侠史朗も「左の長距離砲として、佐々木麟太郎君(岩手・花巻東)とともに来年が楽しみ」と期待した。九州勢以外で、まず投手としての将来性を高評価しているのが、日本文理(新潟)の右腕、田中晴也。186センチの長身から投げ下ろす150キロは魅力だが「まだ体のバランスの割に、ボールをバチッとたたけるところまではきていない」と“伸びしろ”の大きさを感じた。「だから、体を鍛えれば、チームの中心投手になれる素材」。愛工大名電(愛知)の左腕、有馬伽久に関しても「球の角度が良いし、力も十分。左投手では今大会トップ級」。近江(滋賀)の山田陽翔は「球種が豊富で、しかも変化球が同じ軌道で来て、違う変化をする。今、ウエスタン・リーグの試合に出しても勝てる。プロでも、恐らく早い時期に1軍に出てくる投手です」と断言した。京都国際の左腕、森下瑠大は、左肘痛の影響で精彩を欠いたが、「いい投手なのはすでに確認できている。上位指名は(不調の)原因が何かをしっかりと調べないといけないですが、評価自体は高い」と言う。田中、山田、森下は、投打の二刀流としても活躍を見せたが「3人とも投手で」と位置づけている。野手では大阪桐蔭の捕手、松尾汐恩も高評価。「捕手出身のスカウトに聞いてみても『このままウエスタン・リーグでマスクをかぶらせて、実戦経験を積ませればいい』って言ってましたね」。同じく大阪桐蔭の外野手、海老根優大も「スピードとパワーが、素材として非常に面白い」と評価した。

 ■ 巨人・水野雄仁スカウト部長が初戦を終え総括(報知) 22/8/14

 出場全49校が登場。巨人・水野雄仁スカウト部長が、注目選手をピックアップした。
 最も印象に残ったのは、高松商の浅野です。佐久長聖戦で2本塁打。右打者で、右中間の最も深い位置に飛ばしたパワーには驚きました。大舞台で力を存分に発揮するスター性も評価できます。長打力という点では、大阪桐蔭の海老根にも魅力を感じます。捕手に好素材がそろった大会でもありました。動きの良さが目立つのが大阪桐蔭の松尾で、市船橋・片野は捕球から投げるまでが速い。九州国際大付の野田は、肩の強さが光ります。投手では、近江の山田が良かったですね。鳴門との1回戦で13奪三振。175センチという身長の割にボールに角度があり、縦のスライダーの切れも鋭い。大阪桐蔭・川原は、旭川大高戦で8回3失点でしたが、内容は悪くありませんでした。下半身を使うことができ、伸びしろを感じます。日本文理・田中は、右手のまめがつぶれた影響か初戦で敗れましたが、将来性は指折りの存在です。3年生は、コロナ禍で満足な練習ができない時期が長かったと思いますが、その分、進化の余地はあるはず。大会後半は、甲子園という舞台で成長していく姿を見せてもらいたいですね。

 ■ 阪神 甲子園組ドラフト候補生に浅野、松尾、戸井(デイリー) 22/8/14

 全出場校が初戦を消化した13日、阪神の畑山俊二統括スカウトが総括を行った。
 今大会で目立った野手として高松商・浅野翔吾外野手、大阪桐蔭・松尾汐恩捕手、天理・戸井零士内野手の3選手を挙げた。「たくさんのお客さんが入った中で、どれだけ自分のパフォーマンスが出せるのかというのは、プロでやる中でも重要な部分であるし、それをしっかり出せた選手はそれなりの評価はできる」。ここまでを終え、最も聖地を沸かせたのは高松商・浅野だ。身長170センチと小柄ながら、鋭いスイングで11日の初戦・佐久長聖戦では、左右に高校通算65、66号を放った。まだ守備や走塁に課題はあるとしながらも「体は決して大きくないですけど。パンチ力もある。元々の能力というのは持っている選手なので。そういう面で三拍子そろった非常に楽しみな選手」と高く評価した。高校ナンバーワン捕手にも注目する。大阪桐蔭・松尾は1回戦・旭川大高戦で、4打数3安打2打点と持ち味の打力を発揮し、初戦突破に貢献した。「コンスタントに結果を出してくれる。今年の中では数少ない選手。捕手だけでなく、いろんな可能性がある」と語った。他には右投げ右打ちの遊撃手である天理・戸井の名前も挙げた。山梨学院との1回戦は4打数3安打。「しっかりこの大舞台で結果を出せたというのは彼らの地力があるところかなと思う」と全国大会でも気後れすることなくプレーする選手らの姿に目を細める。前日12日にスカウト会議を行っており、ドラフト候補選手を再確認した。「今年は全体的に選手が少なかった分、絞り込んだというのはない。そんなに変わってないと思います」と話した。

 ■ 阪神・畑山スカウトが注目選手を評価(SANSPO) 22/8/14

 第104回全国高校野球選手権大会・第8日出場49校が初戦を終えた13日、阪神・畑山俊二統括スカウトが取材に応じ「投手に比べ、バッターに力を出し切れた選手が多かった」と印象を語った。
 名前を挙げたのは浅野(高松商)、松尾(大阪桐蔭)、戸井(天理)。浅野については「体は大きくないが、パンチ力があり、右にも左にも大きなのが打てる。足も肩もある」と評価した。二刀流で活躍する山田(近江)については、田中(日本文理)、日高(富島)の名前を挙げつつ「今年は素材型の投手が多い中、自分の投球スタイルを確立させている。1人で投げ抜いて勝利に導くという、見る者を引きつける魅力もある」とし「(投手か野手か)それぞれの見方があるだろうが、すごく魅力にあふれた野球選手」と将来性を好評価した。

 ■ 中日スカウトが注目する打者「2位以上では消えるでしょう」(中スポ) 22/8/13

 智弁和歌山を最後に、今大会出場の全49校が初戦を終了。甲子園の視察を終えた中日の松永幸男スカウト部長と音重鎮チーフスカウトが13日、今秋ドラフト候補となる選手について総括した。
 打者で注目の存在は高松商・浅野だ。初戦では右へ左へ強烈な2打席連続本塁打を放ち、音チーフスカウトは「逆方向に一発が打てるだけではなく脚も肩もある。少なくとも2位以上では消えるでしょう」と高く評価。190センチ、92キロの体格を誇る鳴門の前田についても「体が大きくてスケール感がある」と素材の良さにうなる。今大会は捕手に注目の選手が集まった。大阪桐蔭の松尾を「いいものを出しているし、センスがある」と上位候補に挙げ、市船橋の大型捕手・片野は「打撃もスローイングも伸びた」と成長具合をチェック。聖光学院・山浅の名前も挙げた。投手では近江の最速149キロ右腕・山田の活躍が目立ち、松永スカウト部長は「気持ちが強い。打者に向かっていく姿勢がいい」とあらためて投手として評価し、大阪桐蔭の188センチの高身長右腕・川原を「真っすぐに角度があり、素材的に面白い」と再確認した。今大会では日本文理の最速150キロ右腕・田中、京都国際の左腕・森下と大会屈指との呼び声高かった投手が初戦で敗退。それでも「2人とも結果を出している。持っているものは素晴らしい」と高評価は変わらないようだ。

 ■ スカウト幹部が見た!甲子園注目選手 浅野、松尾が筆頭(スポニチ) 22/8/13

 第104回全国高校野球選手権大会は大会8日目が開催され、出場49校すべてが出そろった。ヤクルト・橿渕聡スカウトグループデスクが取材に応じ、今大会で目立った選手について語った。
 高松商・浅野外野手と大阪桐蔭・松尾捕手の活躍は目立っていました。浅野選手は観客が“ここで見たい”というところで打てる。スター性を感じましたね。近江の山田選手は投手と野手の両方で活躍していますが、一番の長所はどんな場面でも力を発揮できるハートの強さ。野手としては長打を打てる打撃、投手としては強いストレートと縦のスライダーがすばらしいと思います。京都国際の森下投手は体の状態が良くなかったが、その中でもポテンシャルの高さを見せました。チェンジアップが印象的でしたね。伸びしろがありますし打撃も捨てがたい。日本文理の田中投手は指の状態が悪く、本来の姿を見せることができなかった。ピッチングだけではなくバッティングも能力が高いです。山梨学院の榎谷投手はずっと注目しています。投球のセンスがいいですね。捕手では聖光学院の山浅選手。強さと正確性を両立しているスローイングが魅力です。遊撃手では天理の戸井選手。右投げ右打ちのショートは希少性が高い。スイングの軌道が良いです。外野手は九州国際大付の黒田選手。欠点のない三拍子そろった選手です。2年生にも楽しみな選手がいました。聖光学院の高中二塁手は守備力が高い。国学院栃木の長田遊撃手は大型ショートで打撃が良く将来性があります。三重の中堅手・野田選手も印象に残りました。横浜の緒方遊撃手はこれからも見続けたいですね。

 ■ 吉田孝司氏 近江・山田、高松商・浅野らに注目(スポニチ) 22/8/14

 今年は打高投低の傾向にある。ただ、投手では近江・山田陽翔は腕が振れていた。もう少し投球の間というか、タメが出てくればもっと良くなる。富島・日高暖己は敗退したが、腕も足も長くて投手向き。肘の使い方も柔らかいし、将来性がある。京都国際・森下瑠大は本当に投手らしい投手だが、今大会は残念だった。今後の成長に期待したい。また、二刀流ではないが、打撃がいい投手が多い。日大三島・松永陽登や、敦賀気比・上加世田頼希は打者としても面白いと思う。捕手は豊作で、大阪桐蔭・松尾汐恩はミットの動きが良く、キャッチングもうまい。打撃も非常にいい。九州国際大付・野田海人や聖光学院・山浅龍之介は打撃も良く、こちらも捕手としていい雰囲気を持っている。内野手は天理・戸井零士。体も大きく遊撃手としての動きもいい。球の捉え方は先天的な良さを感じる。九州学院・村上慶太は体の大きさは申し分ない。瞬発力とスイングスピードが上がってくれば面白くなる。2年生にも好素材が多い。聖光学院・高中一樹、国学院栃木・長田悠也は打撃にセンスを感じる。外野手では、高松商・浅野翔吾の長打力は生まれ持ったもので、非常に魅力。打撃フォームの癖もないし、プロ志望届を出せば恐らく3位以内での指名になるはずだ。大阪桐蔭・海老根優大、九州国際大付・黒田義信は攻守で非常にセンスがある。(元DeNAスカウト部長)

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  2021年プロマーク状況



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