大城 真乃（宜野座）

　　最新記事

　■　ソフトバンク、育成7位大城と入団合意(西日本スポーツ)　20/11/15

　福岡ソフトバンクは１４日、育成ドラフト７位で指名した大城真乃投手と那覇市内のホテルで入団交渉に臨み、合意したと発表した。支度金３００万円、年俸３６０万円。１７０センチ、６７キロの小柄な左腕。体形的にも似ている「嘉弥真２世」として期待されている。

　■　大城「1軍で投げたい」ソフトバンク指名あいさつ(琉球新報)　20/11/7

　ソフトバンクから育成７位指名を受けた宜野座高の大城真乃投手が６日、同校で指名あいさつを受けた。訪れた岩井隆之スカウトは大城投手の腕の可動域の広さ、体の使い方に注目していると言い「ピッチャーとして非常に良いものを持っている。１軍で活躍してくれるだろう」と期待した。

　■　宜野座高の大城　ソフトから育成７位指名(沖縄タイムス)　20/10/26

　プロ野球のドラフト会議が２６日、東京都内で開かれ、宜野座高の大城真乃投手（宜野座中出）がソフトバンクの育成７位指名を受けた。大城は身長１７０センチ、体重５９キロの左投げ左打ち。上背はないがインステップして１３０キロ台後半の速球を投げ込み、夏の独自大会ではコザとの初戦で１５奪三振。２回戦で沖縄尚学に敗れたが１失点で完投し、被安打４で１１個の三振を奪った。

　　プロフィール

　沖縄県宜野座村出身。
　大城 真乃（おおしろ・しんの）投手。
　宜野座村立宜野座中時代は硬式野球チーム・宜野座ゴールデンオーシャンでプレー。

　宜野座高校では旧チーム時代からベンチ入り。
　2年生になって夏の沖縄大会デビューを果たし､1回戦･首里東高校戦（3-6）で中継ぎを務める。
　2年時秋の県大会を初戦敗退で終え、3年生の春に自己最速136キロを計測。
　3年時夏の県大会全2試合を1人で投げ抜き､合計17回で26Ｋを積み上げる力投を見せた。
　1回戦・コザ高校戦で9回15Ｋ1失点完投（4安打1四球3死球）の快投を披露。
　続く2回戦・沖縄尚学高校戦（0-1）で、8回4安打3四球、11K1失点完投の善戦を演じている。
　県大会2回戦が最高成績。甲子園出場経験は無し。

　170cm67kg、制球と切れが持ち味の小柄な左腕。
　ノーワインドから前傾して重心を下げ､大きめにインステップし､左肘を柔らかく使った腕の振りから
　投げ込む最速140㌔を超える真っすぐと､スライダー､チェンジアップなどの変化球。
　インステップするフォームで内外に投げ分けて打者を翻弄。3年時夏2試合17回で26Ｋを奪った。
　被安打率4.24、奪三振率13.76、 四死球率3.71。

　スカウトコメント

ソフトバンク・岩井隆之スカウト｜20/11/10
　「非常に冬よりもスピードが増しているし柔らかさもあるしコントロールもいいし、左ピッチャーだし、ボール持ちがいいボールのスピンキレがいいので左ピッチャーだし獲得に至ろうかなと。素質が十分にありますから期待しています」
ソフトバンク・岩井隆之スカウト｜20/11/7
　「腕の可動域の広さ、体の使い方に注目している。ピッチャーとして非常に良いものを持っている。１軍で活躍してくれるだろう」
　「去年、違う選手を試合で見に行ったときからいい投げ方をしていると注目していました。体力をつけて試合経験を積んだら、２、３年後には１軍にも顔を出すようになっていると思うので期待しています」
ソフトバンク・岩井隆之スカウト｜20/10/26
　「小柄な左投手。肘、手首の柔らかい投球はすばらしい。特にコントロール、ボールのキレは一級品。打者の手元で伸びるボールは十分可能性があり、先発、中継ぎで使える選手」