喜多 隆介（京都先端科学大）

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　■　巨人育成２位の京都先端科学大・喜多隆介が仮契約(報知)　20/11/20

　京都先端科学大の喜多隆介捕手が１９日、仮契約を結んだ。支度金３００万円、年俸４００万円で、背番号は「（２７の）炭谷を目指してほしい」という球団の願いを込めて「０２７」に決まった。

　■　育成２位の喜多捕手　「守備をアピールして支配下になれるように」(報知)　20/11/6

　巨人から育成２位指名された京都先端科学大の喜多隆介捕手が５日、同大学で渡辺スカウト、岸スカウトから指名あいさつを受けた。今年のドラフトでは喜多を含め支配下、育成で４人の捕手を獲得した。ライバルは多いが「しっかりアピールするためには日頃の練習、私生活から野球に対しての気持ちを持ってないと良い結果はでない。そこをしっかりして、アピールする場面がきたら、持ち味の守備をアピールして支配下になれるように。一日一日が勝負だと思います」と意気込んだ。

　■　京都先端科学大ドラフト候補・喜多　延長で意地の適時打(スポニチ)　20/10/20

　京都先端科学大は８勝２敗で並ぶ佛教大とのプレーオフを延長１２回タイブレークの末に敗れ、今秋リーグ戦を２位で終えた。喜多隆介捕手は「４番・捕手」で先発出場。２点を追うタイブレークの延長１２回１死二、三塁から１点差に迫る右前適時打を放ったが、チームを勝利には導けず「優勝することを目標にやってきたので、そこが一番悔しいところ」と唇をかんだ。

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　この日、５打数１安打の喜多について指揮官は「全然ダメだね。でも、楽しみな選手。まずは（プロの）スタートラインに立たせてあげたい」とスカウト経験を持つ鋭い目に期待がにじんだ。この日はオリックスと中日の２球団が視察。オリックスの乾絵美スカウトは、捕手としての能力に注目し「点を取られてもおかしくない状況でも、０に抑えた。ピッチャーを引っ張る力をもっている」と評価した。(日刊)

過去記事

　　プロフィール

　石川県小松市生まれ。
　喜多 隆介（きた・りゅうすけ）捕手。
　矢田野小2年時から軟式野球を始め、南部中時代は小牧ボーイズに所属。
　中学時代まではサイド投手として活躍した。

　小松大谷では1年時秋から控えの一塁手としてベンチ入り。
　2年生の秋（北信越1回戦）から捕手に転向し､3番・キャッチャーとしてレギュラーの座をつかんだ。
　3年時夏の県大会は寺西建らを擁する星稜高校に4対8で敗れベスト4で敗退。
　敗戦の中で2本の適時2塁打（3打点）を記録し、2番手としてマウンドにも上がる奮闘を見せた。
　2学年下のチームメイトとして大谷輝龍投手（JFE東日本）ら。

　京都先端科学大では2年時春からリーグ戦に出場。
　以降1年間を現伯和･橋本の控えとして過ごし､3年時春から主に下位打線で正捕手を務める。
　持ち前の強肩を武器に投手を支え、プロスカウトからも注目される存在に浮上。
　4年間でリーグ戦37試合（5シーズン）に出場し､うち32試合（5･7番10､8番6）で先発を担った。
　4年生の秋になって5番の座を掴み、打率.388本2点5の活躍でベスト9を受賞。
　佛教大2回戦で3本のツーベース、滋大2回戦で中3ラン、びわ大1回戦で右ソロを放っている。
　元日ハム･中島新監督のもとで勝ち進むも佛大とのPOに12回1-2で敗れＶ逸。
　3年生で京滋大学リーグ選抜チーム入りを果たし、6月の5Ｌ対抗戦（3打数0安打）に出場した。
　2学年上のチームメイトとして川瀬航作、橋本昂稀ら。

　180cm83kg、強肩が持ち味のプロ注目キャッチャー。
　セカンド送球最速1秒77の強肩が武器。スリークォーターの腕の振りから素早くスローイングする。
　中学時代まではサイドハンドとして活躍。高校2年生の秋から捕手に転向した。
　左右に弾き返す右打者。3年時春からレギュラー。7・6番を経て4年生の秋から5番打者を担う。
　巨人スカウトの計測でイニング間送球1秒87を記録した。

　　スカウトコメント

巨人・岸敬祐スカウト｜20/10/26
　「ボディーバランスの良いディフェンス型捕手。打撃は癖がなくタイミングをはかるのがうまい。とってからの速さがあり安定した送球ができることが捕手として大きな強み」
オリックス・乾絵美スカウト｜20/10/20
　「点を取られてもおかしくない状況でも、０に抑えた。ピッチャーを引っ張る力をもっている」
巨人・榑松スカウト部次長｜20/8/26
　「（イニング間で二塁送球１秒８７を記録し）スローイングがしっかりしているし、肩に強さがある。（スリークオーターの投げ方は）全く気にならない。ちょっと低いけど、捕ってから速いし柔らかさがある」