金子 莉久（JR東日本）

　　打撃成績

　　最新記事

　■　ドラフト指名待つ白鴎大の“三羽かもめ”　金子は快足自慢(中日スポーツ)　19/10/17

　高校限りで野球をやめるつもりだったが、黒宮寿幸監督に誘われて白鴎大に進学。プロを意識するようになったのは昨春の大学選手権に出場してからだ。「教員を目指していました。プロに行けるレベルでなかったし、考えたこともなかったが注目されるようになって可能性があるならチャレンジしようと思った。単純な速さだけでなく、セーフティーバント、内野安打、広い守備範囲も見てほしい」。ドラフト会議直前の新潟医療福祉大戦には中日、ＤｅＮＡ、オリックスなど６球団のスカウトが視察して最終チェック。ロッテの榎スカウトは「足の速さは申し分ない。打撃ももっと良くなりそう」と伸びしろも評価した。

　■　白鴎大が白星発進、ロッテスカウトは金子の快足評価(日刊スポーツ)　19/9/14

　１－１の５回、プロ注目のラミレス・レンソ内野手がバックスクリーン右への推定１２５メートル弾で勝ち越しに成功。さらに２死二塁で、１番・金子莉久外野手が左中間へ適時三塁打を放ち、一気に突き放した。プロ５球団が視察する中、５０メートル５秒７の快足を披露した金子は「盗塁がゼロだった」と悔しそうにしながらも「三塁打も含めて、４打席出塁できたのは役割を果たせたと思う」とチームの勝利に満足そう。ロッテ榎スカウトは「足はドラフト候補の中でもトップクラス」と評価していた。

　■　 白鴎大　中京大破り初の８強　１番・金子が３盗塁(スポニチ)　18/6/13

　白鴎大が中京大に快勝し、初の８強進出を決めた。今春リーグ戦で１４盗塁を決めた１番・金子莉久外野手（３年）が足で魅せた。１メートル６５と小柄だが、２安打３盗塁と存在感の大きさが際立った。「１番の仕事ができた。盗塁はいつも自分の判断で行けと言われている。奈良学園大の選手（米満）が４盗塁していたので、５個を狙った。きょうは３個だったけど、また狙います」と腕をぶした。

　　プロフィール

　栃木県日光市出身。
　金子 莉久（かねこ・りく）外野手。
　野口小学校時代に野口クラブで野球を始め、日光東中では宇都宮スターボーイズに所属。
　
　国学院栃木では1年時から中堅手でレギュラー。
　持ち前のスピードを武器に主に1番打者を担い､3年時春に栃木準V、関東8強入りを達成した。
　同年夏の県大会は作新に2対9（無安打3四死球）で敗れ2季連続の準優勝。
　全6試合に1番・中堅手としてスタメン出場し､計20打数で6安打、打率.300点1盗3を記録した。
　県準V、関東8強が最高成績。甲子園経験は無し。

　白鴎大学では1年時春からベンチ入り。
　開幕から中堅レギュラーとして下位で起用され､.205の低打率ながらも規定打席到達を果たす。
　以降8シーズンで合計95試合に出場し、通算99安打、打率.305盗59をマーク。
　俊足をいかしたプレーでチームを支え､首位打者1度、盗塁王3度、ベストナイン4度に輝いた。
　古川が抜けた3年春から1番に座り、18春(11季ぶり）、19秋の2度優勝を達成。
　3年生の春に安打（19本）､盗塁数（14個）､最終季に打率(.421）のキャリアハイを残している。
　全国大会には3年春の第67回全日本大学野球選手権（8強に進出）に出場。
　全2戦に1番・中堅手としてスタメンで起用され、計7打数で2安打、打率.286盗4を記録した。
　持ち前のスピードを武器に初戦・中京大学戦で2安打＆3盗塁の活躍を披露。
　初回1球目を狙ってセーフティ安打（二盗）を決め、5回に三塁内安（二盗、重盗）をマークした。
　通算95試合、打率.305、99安打、1本塁打、31打点、59盗塁。

　165cm65kg、俊足が光る小柄な中堅手。
　50m5秒7、セーフティバントで一塁到達タイム3.5秒を切るトップクラスの脚力がセールスポイント。
　1年時春のリーグ戦から中堅手としてレギュラー。3年時春から先頭打者を担う。
　3年春に14盗塁を記録。監督からグリーンライトを与えられ､通算95試合で59盗塁をマークした。
　持ち前のスピードを生かして中堅守備をこなす。

　　スカウトコメント

ロッテ・榎スカウト｜19/10/17
　「足の速さは申し分ない。打撃ももっと良くなりそう」
ロッテ・榎スカウト｜19/9/14
　「足はドラフト候補の中でもトップクラス」