日置 航（明大）

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　■　日大三Ｖ打の日置は日本一の筋力！スクワット２６０キロ(スポーツ報知)　18/8/19

　日大三は８回、日置航主将の決勝打で逆転勝ち。１１年以来の４強入りで、関東勢最後のとりでを守った。２点を追う８回。３連打で追いつき、なおも２死三塁。一塁手のミットをはじく決勝打を放った。強烈な逆方向への打球は、自慢の下半身のたまものだ。スクワットの測定値２６０キロは、高校生を対象にしたスポーツテストで全国ＮＯ１。「下半身の強さには自信がある。ベンチから監督に『どっしり構えろ！』と言われて、重心を下げた」。３球目の外角高めのスライダーを、完璧にはじき返した。

　■　日大三・日置20号　小倉監督が闘争心刺激(日刊スポーツ)　18/7/27

　日大三の日置航内野手がチームを５年ぶりの決勝に導いた。１点リードの４回、直球をバックスクリーンに運び、高校通算２０号をマーク。３点を先制された直後の１回裏には、適時二塁打で反撃の口火を切って、６得点で試合の流れを引き寄せた。東海大菅生とは昨夏の準々決勝、０－５で敗戦。「先輩の分も勝ちたい」。昨年主軸だった金成麗生投手ら、応援に訪れた先輩に勝利を届けた。

　■　日大三が逆転サヨナラ！日置弾で同点、高木が決めた／関東大会(SANSPO)　18/5/23

　日大三が、常総学院に９－８で逆転サヨナラ勝ちした。日大三は、日置航遊撃手が、７－８の九回無死から、左中間へ同点本塁打を放った。「先頭なので塁に出なきゃいけないと思いました。負けていられない」と意地の高校通算１７号。日置は今春のセンバツでは、１回戦で大会１号を放った。以降は調子を落としていたが、今大会前から重いバットに替え、バランス感のあるスイングを心がけた。

過去記事

　　プロフィール

　長野県上田市出身。
　日置 航（ひおき・わたる）遊撃手。
　清明小3年時から上田南リトルで野球を始め、上田二中では上田南シニアで投手､遊撃手。
　中3夏のジャイアンツカップで8強入りを果たした。

　日大三高では1年時秋からショートでレギュラー。
　1年生ながら主に5･3番のクリーンアップを担い､主戦格･櫻井周斗らを擁して都大会準Ｖを飾る。
　翌2年春の選抜に6番･遊撃で臨むも､4の0と振わずチームも5-12で初戦敗退。
　続く春季大会で34打数13安打､計5発の大暴れを演じ､都準V＆関東4強進出を達成した。
　2年時夏の西大会を8強敗退で終え、同秋から主将･3番･ショートとしてプレー。
　打率.444（36打数16安打）､本0点9の活躍で、7年ぶりとなる都大会優勝を成し遂げている。
　佼成と対戦した都決勝で5の4（3対4の9回表に同点左安）の固め打ちを披露。
　二遊間ヒット性の打球を捌くなど、好守備でもチームを支え､11-5逆転での勝利に貢献した。
　好ショートとしてプロからも注目され、翌選抜1回戦･由利工戦で3安打と活躍。
　4回に先制左ソロ（高めスラ）､5回に左安(内高直球）､7回に中適安(外高スラ）を放っている。
　続く三重高校戦で2安打を記録するも、定本拓真を攻略し切れず0-8で大敗。
　初回の打席で中安（内寄り高め直球）を放ち､9回の第4打席で右安（外直球）をマークした。
　3年時夏の西大会を.423の活躍で制し､5年ぶりの夏甲子園で4強入りを達成。
　予選準決･菅生戦で中越えソロ（外直球）、続く日鶴戦で左2ラン（甘カット）を記録している。
　甲子園本大会では鶴田（6.2回までノーノー）が相手の準々で決勝打をマーク。
　2-2の8回裏､2死3塁の好機で甘めスラを捉え､逆方向に痛烈に弾き返す一塁強襲打を放った。
　1学年上に櫻井周斗、金成麗生、井上大成ら。

　176cm79kg、攻守のバランスが取れた好ショート。
　コンパクトに振り切るスイングで左右に打ち分ける右の好打者。3番・遊撃としてチームを牽引する。
　2年春の都大会で6戦5発。3年夏の予選で神宮バックスクリーン弾をマークした。
　守っては動きの良い好守の遊撃手。球際に強く守備範囲が広い。中学まではピッチャーも務めた。
　一塁到達タイム4.3秒台から4.5秒前後。通算21発。

　　スカウトコメント

楽天・仁村スカウト副部長｜18/4/11
　「去年よりだいぶ成長している」
巨人・岡崎スカウト部長｜18/3/30
　「ショートに身体能力の高い選手が多かった。中でも、明秀日立・増田陸が一番目立っていた。その他では、大阪桐蔭・根尾昂、日大三・日置航、瀬戸内・新保利於、延岡学園・小幡竜平が目についた」
ヤクルト・伊東編成部長｜18/3/25
　「リストに入れます。強い打球を打てる。注目の度合いが上がった」
巨人・岡崎スカウト部長｜18/3/25
　「もともと守備のいい選手。高校生ではトップだと思う。体も大きくなっている」