関根 智輝(ENEOS)|ドラフト・レポート

関根 智輝(ENEOS)

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    【進  路】 高校生/大学生  細野 西舘 前田 東松 佐々木 真鍋 度会
    【球団別】 中日 日ハム 東京 西武 巨人 楽天 横浜 福岡 広島 千葉 阪神 オリ
    【24候補】 高・投高・野大・投大・野社・投社・野済・投済・野



関根 智輝(ENEOS)

183cm87kg 右右 MAX152km スライダー・カット・カーブ・ツーシーム・スプリット・チェンジ 慶大 3年目
最速152㌔直球と沈む2シーム、縦スラ、カット。1年目から先発で活躍、都市対抗で勝ち星を挙げた。
最終更新日:2023-03-01 (Wed)|2023年社会人投手 東京六大学 コメント(1)

  動 画

  投手成績

 ■ 社会人時代成績

     試合   回数 被安 奪三 四死 自責 
   21日: 1 先  4.1  3  3  1  1 141㌔ JR九州
   21都: 2    9.1  7  6  3  4
        先   6  3  5  0  0 148㌔ JR東海 ○ ※avg144.1㌔
        先  3.1  4  1  3  4 146㌔ 東京ガス ●
   22都: 2    9.1  7  6  5  3
        先   5  4  3  2  0 147㌔ 三起商行 ○
        先  4.1  3  3  3  3 149㌔ 東京ガス
   22日: 4    7.2  5  8  1  2
            3  2  4  0  1 150㌔ 四国銀行
            1  1  0  0  0 149㌔ 日本新薬
            2  0  3  0  0 149㌔ 三菱重W ○
           1.2  2  1  1  1 149㌔ トヨタ自 ●
   通算: 9   30.2  22  23  10  10 防2.93
       被安打率6.46 奪三振率6.75 四死球率2.93

 ■ 大学時代成績

     試合  勝敗  回数 被安 奪三 四死 自責 防御率
   17春: 6  2勝1敗  20.1  28  17  6  11  4.87
   17秋: 6  3勝0敗  19.2  17  20  6  4  1.83
   18春: 3  0勝1敗   4  6  6  2  5 11.25
   18秋:      登板無し(右肘手術)
   19春:         登板無し
   19秋:         登板無し
   20春: 2  0勝1敗  9.1  8  13  2  7  6.75
   20秋: 3  0勝0敗  2.1  1  5  1  0  0.00
   通算: 20  5勝3敗  55.2  60  61  17  27  4.37
          被安打率9.70 奪三振率9.86 四死球率2.75

 【 全国大会 】
     試合    回数 被安 奪三 四死 自責
   17神: 1 先  5.2  4  8  1  0 145㌔(神宮) IPU ●
   通算: 1    5.2  4  8  1  0 防0.00
       被安打率6.35 奪三振率12.71 四死球率1.59

投手成績詳細

 ■ 社会人時代成績

   21年公式戦       回数 被安 奪三 四死 自責
   長野大会:三菱重W 先   4  1  2  2  1
       :東邦ガス 先  1.2  5  2  2  3
   東北大会:伏木海陸 先   4  4  8  1  3
   前期企業:東  芝 先  2.2  2  4  4  2
   日選手権:JR九州 先  4.1  3  3  1  1 141㌔
   都対予選:横浜金港 先   5  2  6  1  0 145㌔
       :東  芝 先  1.2  1  0  3  0
       :東  芝 先   6  1  4  1  0
   後期企業:三菱重E     2  2  1  2  1
   都市対抗:JR東海 先   6  3  5  0  0 148㌔ ※1球153㌔表示
       :東京ガス 先  3.1  4  1  3  4 146㌔
               40.2  28  36  20  15 防3.32
            被安打率6.20 奪三振率7.97 四死球率4.43

 ■ 大学時代成績

   17春(0完0封) 回数 被安 奪三 四死 自責
   東大 先    5  5  3  2  1 ○ 140㌔
   立大 先    4  6  1  1  2
      先    6  6  9  1  0 ○ 142㌔
   法大 先    2  4  0  2  3
      先    2  4  2  0  3 ●
   早大     1.1  3  2  0  2
          20.1  28  17  6  11 防4.87
      被安打率12.39 奪三振率7.52 四死球率2.66

   17秋(0完0封) 回数 被安 奪三 四死 自責
   東大     1.1  2  1  1  1  142㌔
   法大      1  1  2  1  0  142㌔
           1  1  1  1  0  142㌔
   立大      4  1  3  0  0 ○144㌔
      先   6.1  4  7  1  2 ○142㌔
   早大 先    6  8  6  2  1 ○
          19.2  17  20  6  4 防1.83
       被安打率7.78 奪三振率9.15 四死球率2.75

   18春(0完0封) 回数 被安 奪三 四死 自責
   立大 先    2  2  5  1  1 146㌔ ●※2月の左足首捻挫で出遅れ
   明大     0.1  1  0  0  0 143㌔
   早大     1.2  3  1  1  4 145㌔
           4  6  6  2  5 防11.25
       被安打率13.50 奪三振率13.50 四死球率4.50

   20春(0完0封) 回数 被安 奪三 四死 自責
   東京大 先  5.2  3  7  1  2
   法政大 先  3.2  5  6  1  5 ●
          9.1  8  13  2  7 防6.75
      被安打率7.71 奪三振率12.54 四死球率1.93

   20秋(0完0封) 回数 被安 奪三 四死 自責
   法政大     1  1  3  1  0 145㌔
   早 大     1  0  2  0  0 146㌔
          0.1  0  0  0  0 144㌔
          2.1  1  5  1  0 防0.00
      被安打率3.86 奪三振率19.29 四死球率3.86

 ■ 高校時代成績

   15秋         回数 被安 奪三 四死 失点
   2回戦:明大中野 先   9  3  7  5  2
   3回戦:紅 葉 川 先   9  8  11  5  3
   準々決:二松学舎 先   2  5  1  1  4
              2.2  4  0  2  2(再登板)
              22.2  20  19  13  11 防4.37
           被安打率7.94 奪三振率7.54 四死球率5.16

   16春         回数 被安 奪三 四死 失点
   2回戦:富士森高 先   8          1
   3回戦:立教池袋 先  6.1  6  11     1
   4回戦:創価高校 先   9          1
   準々決:関東第一 先   9  9       4 143㌔
   再試合:関東第一 先   8          8
              40.1         15 防3.35(失点から算出)

   16夏予         回数 被安 奪三 四死 失点 
   4回戦:安田学園 先  1.2  1       0 144㌔
   5回戦:東海高輪 先   9  7  7  3  3 142㌔
   準々決:帝京高校 先   9  12  6  3  6
   準決勝:関東第一 先   8  9  4  2  3 141㌔
              27.2  29       12 防3.90(失点から算出)

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 ■ ENEOSが前年覇者に快勝 ドラフト候補・関根も快投(スポニチ) 22/3/7

 ENEOSが前年覇者の三菱自動車倉敷オーシャンズを6―0で下した。先発した2年目の関根智輝投手は6回3安打無失点で7三振を奪う快投を披露し「初回から1人1人全力でいこうと思った。積み重ねたことが結果につながった」と話した。
 ▼楽天・後関昌彦スカウト部長「寒い中でも直球にスピードがあり、変化球もまとまっている。大学の時からチェックしてるが、大崩れせずにゲームをつくることができる。これから更に調子を上げてくるんじゃないでしょうか」

   22年公式戦       回数 被安 奪三 四死 自責
   スポニチ:三菱倉敷 先   6  3  7  1  0
       :日本新薬     2  2  2  0  0
   春季神奈:東  芝     3  2  5  2  0
   長野大会:ホ ン ダ 先   4  6  4  0  2
   九州大会:三起商行 先   6  5  4  2  0
       :日本通運 先  4.2  5  7  1  0
   都対予選:山梨球友     1  1  1  0  0
       :東芝 先    3.2  5  4  1  2
   都市対抗:三起商行 先   5  4  3  2  0 147㌔
       :東京ガス 先  4.1  3  3  3  3 149㌔
   秋季神奈:三菱重E     1  2  1  2  2
       :東  芝     3  0  2  1  0 152㌔(等々力)
   日選手権::四国銀行    3  2  4  0  1 150㌔
       :日本新薬     1  1  0  0  0 149㌔
       :三菱重W     2  0  3  0  0 149㌔
       :トヨタ自    1.2  2  1  1  1 149㌔※0-1サヨナラ負け
               51.1  43  51  16  11 防1.93
            被安打率7.54 奪三振率8.94 四死球率2.81

 ■ ENEOSの150キロ右腕がドラフト解禁イヤー「0」発進(中スポ) 22/2/23

 ENEOSは22日、今年初の練習試合を国士舘大と行った。関根智輝投手が先発で3イニングを1安打3奪三振、無失点に抑えた。阪神楽天、日本ハムのスカウトが視察した。このオフは体重移動などフォームも修正した。参考にしたのはメッツのサイ・ヤング賞右腕デグロム。日本ハムの坂本晃一スカウトは「フォームバランスも良く、初登板としては上出来ドラフト候補になる」と評価した。

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 ▽JR東海・久保恭久監督「相手の先発投手も「本物」の投球で、チームに硬さが出てしまった相手先発の関根投手は球速、低めへの制球、キレと三拍子そろった投球で、打てなかった」

過去記事

 ■ ENEOS関根智輝5回無失点(日刊スポーツ) 21/9/7

 ENEOSはルーキー右腕の関根智輝投手(22)が先発し、5回2安打無失点に抑えた。初回には、この日最速となる145キロを記録した。大学2年の時に右肘のトミー・ジョン手術を受けた。昨年までは患部に張りが残ったが、現在は「気になりません」。ENEOSでは先発の一角として腕を振る。

 ■ 慶大・関根が仙台大戦に復帰登板5回1失点「課題は多い」(SANSPO) 20/3/22

 慶大と仙台大が21日、オープン戦を行い、慶大が4-1で勝利した。慶大はプロ注目右腕・関根智輝投手が先発で5回2安打無四球6三振1失点に抑え、その後を3投手の継投で抑えて勝利した。慶大・堀井哲也監督は「関根は、試合を作れるのが持ち味」とうなずいた。国内7球団が視察した中で投げ終えた関根は「細かいコントロールにこだわらず、ゾーンで勝負という感じで投げられた。打者を詰まらせ、三振がとれたのはよかったけど、課題は多い」と反省のコメントを出した。

 ■ 慶大が米キャンプに出発 Dバックスマイナーとガチンコ勝負!(スポーツ報知) 20/2/18

 指揮官が「球の力という意味では社会人よりも上」と太鼓判を押すのが木沢だ。また、佐藤宏樹もプロ注目の好左腕だ。そのほか、150キロ右腕・関根智輝、149キロ左腕・長谷部銀次もプロ志望。2年生右腕の森田晃介と1年生左腕・増居翔太も、大学代表強化合宿に招集された実力派だ。
 堀井哲也新監督は「来年は佐藤、木沢、関根が中心」とエース候補として期待する。(スポニチ)

 ■ 都立の星だ!慶大・関根、早くも2勝「ちょっとバテた」(SANSPO) 17/4/25

 慶大が立大に6-1で勝ち、1勝1敗1分けとした。先発の右腕、関根智輝投手(1年)は七回途中まで無失点と好投し、今季3試合で2勝目を挙げた。「(立大)1回戦は腕が振れていなかった。きょうは腕を振って、ちょっとバテた。(捕手の)郡司さんがカーブを増やしてくれ、生かせた」。ツーシームの落差と、142キロの直球で9三振。観戦した元監督の江藤省三氏は「球に力があり、順調なら通算30勝だね」と都城東高出身の“都立の星”を称賛。大久保監督は「負ければきつかった。関根を郡司がよくリードし、いい仕事をしてくれた」と、4回戦へ持ち込んで笑顔を見せた。

 ■ 慶大90年ぶり!1年春開幕先発 関根5回1失点で白星デビュー(スポニチ) 17/4/16

 今季開幕戦となった慶大は1年生右腕・関根智輝投手が、同校では1927年の宮武三郎以来90年ぶり2人目の1年春開幕投手に抜てきされ、5回5安打1失点。9―5で東大を下し、15年の法大・森田以来、史上4人目の1年春開幕勝利デビューを飾った。前夜に先発を告げられ「朝から緊張していた」と力みで序盤から球が上ずった。毎回走者を背負ったが、最速140キロとツーシームを軸に4回まで無失点。「大学では僕の球速は普通。こだわらなくなったのが一番の変化」と制球を心掛ける。

 ■ 都城東高・関根が慶大合格!“都立の星”となる期待大(SANSPO) 16/12/11

 都城東高のエース・関根智輝投手が、慶大環境情報学部に推薦入試(自己応募)で合格したことが10日、分かった。1メートル82、87キロのがっしりした体から最速145キロの直球を投げ込む右腕。高校時代の佐々木主浩(元マリナーズなど)をイメージさせ、プロ側はリストアップしていたが本人はプロ志望届を出さず、進学を望んでいた。“都立の星”となりえる関根に、慶大・大久保秀昭監督も「球に力がある投手が受験することに期待していた」と注目してきた。

 ■ 城東・関根が準決勝で散る…関東第一に雪辱できず(スポーツ報知) 16/7/26

 プロ注目右腕・関根智輝を擁する城東が、関東第一に零敗して準決勝で散った。エースは「こっちがミスをして相手がミスをしなかった、力の差を感じた。(相手打線に)怖さはないが、知らないうちに点を取られていた感じがした」と涙をぬぐった。初回2死一、三塁から自らの暴投で先制点を献上6回も暴投や捕逸でピンチを広げて2失点して、8回を9安打3失点(自責1)。3試合連続完投も実らなかった。

     試合 打率  打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率
   15秋: 3 .364  11  4 2 0 0 2 1 1 1  .417  .545
   16夏: 4 .091  11  1 0 0 0 0          .091
   通算: 7 .227  22  5 2 0 0 2          .318

 ■ 城東・関根「アメトーーク」効果で帝京撃破(日刊スポーツ) 16/7/25

 城東の関根智輝投手が、「アメトーーク」効果で帝京を撃破した。初回に2ランを浴びるなど毎回走者を出して9回12安打6失点も、142球の熱投で4強入りに導いた。15日の初戦を欠場。エース不在で乗り切った池上茂監督は、16日に放送されたテレビ朝日系「アメトーーク」の高校野球企画を見てひらめいた。14年夏の石川大会決勝で、星稜が9回8点差を逆転。「星稜のように、苦しい時こそ笑おう」と選手に話した。5回戦で勝った東海大高輪台から受け取った千羽鶴は、偶然にも星稜のスローガン「必笑」。関根も苦しい表情を出さず、140キロ前後の直球を投げ続けた。

 ■ プロ注目、城東・関根が胃腸炎から復帰!3年ぶり8強入り(スポーツ報知) 16/7/21

 国内9球団のスカウトが視察する中、今大会初先発。初回に2失点と制球に苦しんだが、9回を7安打3失点と踏ん張った。打線が同点の9回に勝ち越し、チームは接戦をものにした。エースはこの日の最速は142キロで、1週間前に胃腸炎にかかった影響で完調とはいかず、「体が重かった。球が走らず、コントロールが悪かった。今日は味方に助けられた」と反省しきりだった。

 ■ 都城東・関根 最速145キロ 5球団スカウト視察(スポニチ) 16/7/18

 都城東の関根が今大会初登板した。安田学園との4回戦に1―1の8回1死から救援。1回2/3を1安打無失点に抑えて勝利に貢献した。「調子は3、4割くらい」と振り返ったが、5球団のスカウトの前で最速144キロを計測した。13日に胃腸炎になり、初戦となった15日の日大一戦は自宅静養。39度の高熱により87キロあった体重は2キロ減ったが、16日に練習復帰。池上茂監督は「関根を登板させずに負けたら後悔する」と起用を決断した。関根は打っても8回に中前適時打を放ち、投打で奮闘した。DeNAの武居邦生スカウトは「病み上がりにしてはストレートが良かった」と評価。01年以来15年ぶりの甲子園へ、エースが復活へのノロシを上げた。

 ■ 145キロ!4番!成績上位の“三刀流”、15年ぶり甲子園導く(スポーツ報知) 16/7/3

 城東の関根智輝投手は、最速145キロを誇る本格派右腕だ。しかもパンチ力のある打撃で4番に座り、進学校の理系コースで成績上位と“三刀流”。春の都大会準々決勝では強豪・関東第一と対戦。4―4の9回降雨コールド引き分けで、翌日の再試合は8回8失点で散るも、「甘い1球をホームランにされて、コントロール、配球や気持ちの部分を直そうと思った」と糧にした。センバツ出場校に2試合連続で完投し「(甲子園は)今までは遠いと思っていたが、思ったより近いのかなと」と手応えを感じた。高校通算本塁打は5本だが、今春だけで4発と打撃も急成長中だ。昨秋から栄養講習で筋肉を増やす食生活を意識し、ウェートトレや走り込みで体重は6キロ増の86キロ。下半身の粘りが増したことが、投打のレベルアップにつながった。巨人・吉武スカウトは「指にかかった時の角度のあるボールがいい(打撃は)粗削りだけど、振る力はある」と評価する。プロ志望について右腕は「今の実力ではないかなと思いますけど、夏次第です。(興味は)あります」と冷静に分析した。クレバーな投球で夏こそ“満点”を取る。

 ■ 関東一が相手、城東エースが2日連続の力投(asahi.com) 16/4/19

 18日、前日の雨による9回引き分け再試合の準々決勝が八王子市民球場であり、関東一が8―6で城東に勝利した。城東はエース関根が2試合連続で完投したが、最後は力尽きた。前日は9回で123球、この日も8回で118球を一人で投げた。打っては4番として五回に右翼線への2点二塁打を放った。だがマウンドでは三回に3点本塁打を浴び、五回には4長短打で3点を奪われた。いずれも1点リードの場面で踏ん張れなかった。それでも、関根は「公式戦での連投は初めてで、いい経験になりました関東一相手でも力の差は感じなかった。夏に向けてがんばります」と手応えを口にした。

 ■ 城東・関根 完投&3戦連発(スポーツ報知) 16/4/18

 城東の最速144キロ右腕・関根智輝が関東第一を相手に力投。9回を9安打4失点で、最速143キロ。惜しくも降雨コールド引き分けとなり「6、7回から気負っていつも通りできなかった」と悔しげに汗をぬぐった。2回先頭の打席では3試合連続アーチとなる左越えソロで先取点を挙げ、3安打1打点とバットでも貢献。高校通算5本目ながら、今大会だけで4発を放つなど、冬場の下半身強化が実を結んだ。この日は広島ヤクルトなど4球団のスカウトが熱視線を送った。都立進学校のエースで4番は、好きな科目は数学と化学。成績は約300人いる学年全体で4位、理系コースではトップの秀才肌だ。

  プロフィール

 東京都葛飾区出身。
 関根 智輝(せきね・ともき)投手。
 新宿小1年から三塁手として野球を始め、新宿中時代は軟式野球部でピッチャー。

 都立城東では1年生の夏からベンチ入り。 
 翌2年秋の新チームで5番・エースの座を獲得し、全3試合先発(防4.37)で2完投勝利を収める。
 準V校・二松と準々で当たり、2回5安打4失点KO、3打数0安打0打点で敗戦。
 初戦・明中戦で右中2、中2を放つなど、打でも活躍し、11の4、打率.364本0点2をマークした。
 都立の星としてプロからも注目をされ、翌3年春の都大会で左越え4発を量産。
 3回戦・立教池袋高戦で2ラン本塁打2発、続く創価戦で同点ソロ、2-1完投を記録している。
 準々決・関東一戦で143㌔を計測し、4-4完投(引き分け)、先制ソロをマーク。
 翌日行われた再試合に連投で挑み、接戦を演じたが、要所で粘りきれず6-8完投で敗れた。
 3年時夏の予選は胃炎による出遅れもあってV校・関東一に0対3完投で敗戦。
 全5戦中4試合、計27.2回(12失点)を投げ、帝京を7-6完投で破って15年ぶり4強を達成した。
 東大会4強が最高成績。甲子園経験は無し。

 慶應義塾大(17年-20年)では1年生の春からベンチ入り。
 新人ながら前半3カードで1回戦の先発を務め、開幕戦・東大1回戦で初登板初勝利を収める。
 1年時秋のリーグ戦で6戦3勝と活躍し、14年春以来7季ぶりとなる優勝を達成。
 リリーフ4試合を経て後半2週で先発を担い、立大・早大を相手に2戦2勝の好結果を残した。
 その後、右ヒジのケガで戦線離脱となり、2年生の秋にトミー・ジョン手術を経験。
 4年生の春(コロナで夏開催)になって復帰し、年間5試合(先2)、計11.2イニングに登板した。
 全国大会には岩見(楽天2017年2位)らを擁して1年秋時の神宮大会に出場。
 初戦2回戦・IPU戦(1対5)に先発として登板し、6回途中までを8K1失点に抑える粘投見せた。
 リーグ通算20試合、5勝(0完投)3敗、55.2回、防御率4.37。

 ENEOS(21年-)では1年目から公式戦に出場。
 夏の選手権初戦・JR九州戦で全国デビューし、5回途中1失点の粘投で2⑩1での勝利を飾る。
 冬の都市対抗3戦中2戦に先発するも、東ガスとの準々に3.1回4失点で敗戦。
 初戦・JR東海戦(2‐0)で最速148㌔を出し、6.0回3安打0封の好投で全国1勝目を収めた。
 学生時代に続いてプロからも注目され、2年目夏の都市対抗で日本一を経験。
 先発陣の一角として全5戦中2試合に先発し、1勝0敗、9.1回6K3失点、防2.89を記録した。
 決勝・東ガス戦の先発を担うも3回に先制を許し0-1の5回1死1・3塁で降板。
 5回まで4安打3K無失点と試合を作った2回戦・ミキハウス戦(5-2)で全国2勝目を挙げている。
 二大大会通算9試合、3勝2敗、30.2回、防御率2.93。

 183cm87kg、最速152㌔直球を持つ本格派右腕。
 セットから重心を下げてクロス気味に踏み出し、着地早めに右肘を使った腕の振りから投げ込む
 最速152㌔、常時140㌔前半から145㌔強(2年目の都市対抗)のストレートと、
 120㌔台の縦スラ、130㌔台の2シーム、130㌔台のSFF、130㌔台のカット、110㌔台のカーブ。
 慶大では1927年以来90年ぶりとなる1年春開幕投手を任された期待の右腕。
 直球主体の投球が持ち味。縦スラ、沈む2シーム、カットなどを交え、丁寧な投球で試合を作る。
 ナチュラルでシュートする直球も持ち味。遠投100m。

 都立城東高時代は投打の両面でチームを牽引。
 3年春の都大会4試合で左越え弾4発(通算5発)を記録した。右中間方向の打球も持ち味。
 遠投100m、50m6秒3。登板時以外はサードを務めた。

  スカウトコメント

楽天・後関昌彦スカウト部長|22/3/7
 「寒い中でも直球にスピードがあり、変化球もまとまっている。大学の時からチェックしてるが、大崩れせずにゲームをつくることができる。これから更に調子を上げてくるんじゃないでしょうか」
日本ハム・坂本晃一スカウト|22/2/23
 「フォームバランスも良く、初登板としては上出来。ドラフト候補になる」
DeNA・武居邦生スカウト|16/7/18
 「病み上がりにしてはストレートが良かった」
巨人・吉武スカウト|16/7/3
 「指にかかった時の角度のあるボールがいい。(打撃は)粗削りだけど、振る力はある」

 ※ 無断転載および改変は固くお断り致します。
  2024年プロマーク状況



最終更新日:2023-03-01 (Wed)|2023年社会人投手 | 東京六大学 コメント(1) Page Top↑
 Comments
この記事へのコメント
指名されて欲しいです
| チョン・ゴニョン | 2020年10月12日(Mon) 00:26 | URL #- [ 編集]
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