第95回全国高校野球選手権大会/スカウト総括|ドラフト・レポート

第95回全国高校野球選手権大会/スカウト総括

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    【進  路】 高校生/大学生  甲斐野 上茶谷 梅津 吉田 根尾 小園 藤原
    【球団別】 東京 オリ 中日 日ハム 広島 千葉 阪神 楽天 横浜 福岡 巨人 西武
    【19候補】 高・投高・野大・投大・野社・投社・野済・投済・野



こちらではプロスカウトによる夏の甲子園総括をまとめています。

 ■ 甲子園ベストナイン プロスカウトは瀬戸内・山岡を選出(スポニチ) 13/8/23

 今大会出場選手の中から、プロのスカウト陣とスポニチ本紙によるベストナインをそれぞれ別表の通り選出。プロは2本塁打を放った常総学院の内田をはじめ、仙台育英の上林らを高評価。スポニチは今大会最小兵ながら存在感を発揮した花巻東の千葉、日大山形で主将を務め、山形県勢初の4強入りに貢献した奥村らを選んだ。
◇プロ選出◇          ◇スポニチ選出◇
 (投) 山岡 泰輔(瀬 戸 内)   (投) 高橋 光成(前橋育英)
 (捕) 森  友哉(大阪桐蔭)   (捕) 森  友哉(大阪桐蔭)
 (一) 園部  聡(聖光学院)   (一) 伊勢 隼人(鳴  門)
 (二) 桑原  樹(常葉菊川)   (二) 高橋 知也(前橋育英)
 (三) 内田 靖人(常総学院)   (三) 内田 靖人(常総学院)
 (遊) 遠藤 康平(常葉菊川)   (遊) 奥村 展征(日大山形)
 (外) 森  龍馬(日 大 三)   (外) 千葉 翔太(花 巻 東)
    上林 誠知(仙台育英)      浜田晋太郎(延岡学園)
    吉田 雄人(北 照 高)      岩重 章仁(延岡学園)

 ■ 甲子園でドラフト候補物色 スカウトたちから厳しい声(ゲンダイ) 13/8/22

 「正直言って、今年は小粒だったね……」。甲子園のバックネット裏でこうタメ息をついたのはセ・リーグの某スカウト。今年の高校生のドラフト1位候補は大阪桐蔭の森友哉捕手(身長170センチ、体重80キロ、右投左打)と、桐光学園(神奈川)の松井裕樹投手(身長174センチ、体重74キロ、左投左打)くらいだという。そのうち松井は神奈川予選で敗退したから、甲子園での目玉は森ひとり。スカウトたちがアクビをするわけだ。その森は初戦で2本塁打を放つなど存在感を示したものの、甲子園で評価が上がったということはない。「バッティングは申し分ないが、強いて言えばリード面。強気な攻め方をしますが、まだ外角一辺倒の偏ったリードが目立つ」とセ・リーグのあるスカウトは言う。甲子園に来てから森を1位候補から外したというパ・リーグのあるスカウトはこう言った。「森は阪神さんにあげますよ。打席での構え方や振る舞いが投手に対して挑発的というか大げさというか……変に格好付けている。ああいうのはいかがなものかな。もちろん性格面も判断材料となります」。野手では仙台育英の上林誠知外野手(身長184センチ、体重77キロ、右投左打)、北照の吉田雄人外野手(身長178センチ、体重73キロ、右投左打)の2人が上位候補。外れなら1位指名の可能性もあるといわれる上林は甲子園の2試合でわずか1安打と本領を発揮できず、「春の方が良かった」との声も。「球の見極めがね。前々からボール球に手を出してしまう傾向はありましたが、さらに研究されたからでしょうか、苦手な球を空振りするケースが増えた」(在京球団のあるスカウト)。上林と同じく俊足強肩で、常総学院戦で2安打を放った吉田はどうか。パ・リーグのあるスカウトは「オーソドックスで癖がない。だが、もう少し体のパワー、強さが欲しい」という。高校通算58本塁打の園部聡一塁手(身長184センチ、体重87キロ、右投右打、聖光学院)と甲子園4試合で2本塁打を放った内田靖人捕手(身長185センチ、体重88キロ、右投右打、常総学院)は下位指名が有力視される。園部の最大のネックはポジション。「打撃を評価して指名する球団もあるかもしれないが、いま一塁ではプロで守るところがない」「プロに入ってから木のバットに対応できるか。大振りで、ドアスイングになってしまっている」という指摘もあった。内田については「捕手としては大阪桐蔭の森や花咲徳栄の若月健矢(身長180センチ、体重80キロ、右投右打)に及ばない。スローイングに癖があるし、俊敏さが欲しい」と見るスカウトもいた。投手はみなドラフト下位指名候補。広島大会決勝戦で再試合を含む2試合24回を完封した山岡泰輔投手(身長172センチ、体重70キロ、右投左打、瀬戸内)、甲子園初戦で自己最速の148キロをマークした古川侑利(身長178センチ、体重77キロ、右投右打、有田工)の2人は3~5位候補ともいわれるが、「山岡は身長172センチと、右投手としては体が小さく、左の強打者が多いプロでは厳しいかもしれない。左投手ならまだ通用するかもしれないが……こういうタイプは大学や社会人で実績をつくってからプロを目指した方がいい」とはセ・リーグのあるスカウト。パ・リーグの某スカウトは「古川は変化球を投げるときに腕の振りが緩むし、まだ体に芯がない」と話す。福知山成美の仲村渠康太投手(身長178センチ、体重83キロ、右投右打)、中村文英投手(身長182センチ、体重85キロ、右投右打、福井商)の2人に関しては、「まだまだ体に力が足りないし、球威もない。プロは体ができてからで十分」という声が多かった。

 ■ 熱戦続くも今秋ドラフトは不作? 好投手は2年生(MSN産経) 13/8/20

 第95回全国高校野球選手権大会は準決勝と決勝を残すのみ。感動を呼んだ球児たちの熱戦を、プロ野球のスカウトたちも鋭い視線でチェックしていた。甲子園を沸かせた今秋のドラフト候補たちを紹介する。
 【投手】
 アマチュア球界ナンバーワン左腕との呼び声高い松井裕樹(桐光学園)が神奈川大会で敗退。目玉不在となった甲子園には「1位候補になる選手は少ない」。ヤクルトの鳥原公二チーフスカウトはこぼす。安楽智大(済美)や高橋光成(前橋育英)ら2年生には好投手がめじろ押し。一方で、落差のあるツーシームを武器とする飯田晴海(常総学院)、低めへの直球が目をひく山岡泰輔(瀬戸内)ら3年生にも好素材はいたものの、「いい物を持っているが、大学、社会人でのプレーをみてから考えたい」と獲得に二の足を踏む球団が多い。
 【野手】
 昨夏の優勝メンバーでもある森友哉(大阪桐蔭)の評価が群を抜く。巨人の山下哲治スカウト部長は「打撃、守備とも、他の選手より頭ひとつ抜けている」と絶賛した。園部聡(聖光学院)や内田靖人(常総学院)、岩重章仁(延岡学園)といった右の強打者も力強い打撃を見せた。オリックスの古屋英夫編成部国内グループ長は「プロには右の長距離打者が少ない。強肩で捕手もできる内田を評価する球団が多いのでは」と踏む。また、2試合で9打数1安打と不振を極めた上林誠知(仙台育英)だが、「たまたま結果が出なかっただけ」とセ・リーグ某球団のスカウト。巧みなバットコントロールへの評価は変わっていない。

 ■ 済美・安楽だけじゃない! 逸材だらけの2年生(夕刊フジ) 13/8/16

 最速157キロを誇る高校ナンバーワン右腕・済美の安楽智大投手(2年)の速球に注目が集まる今大会だが、実は他の2年生にも有望な選手が多い。来秋ドラフトで話題になること間違いなしの逸材たちを紹介する。「9連続?! 僕は去年の秋に8連続はありましたけど、本当にすごいっす。投げ合ってみたい」。安楽を驚かせたのが、前橋育英(群馬)のエース・高橋光成(こうな)投手(2年)。12日の岩国商(山口)戦で188センチの長身から最速145キロの直球で9者連続奪三振を記録し、5安打13奪三振完封で居並ぶスカウトたちをうならせた。日本ハムの大渕スカウトディレクターが「腕の振りが鋭いので直球と変化球にキレを与えられている」と評価すれば、阪神の中尾スカウトは「直球の角度もフォークもいい。下半身ができてきたらもっと速くなる。この大舞台で最高のパフォーマンスが出せるハートの強さも魅力。本当に楽しみ」と期待を寄せる。また、巨人の山下スカウト部長が「来年の候補であるのは間違いない」と注目するのが、横浜(神奈川)の浅間大基外野手と高浜祐仁内野手の2年生コンビ。高浜は13日の丸亀戦で内角の難しい球を左翼席に3ラン。浅間は5安打の大爆発だった。「タイプの違う2人がいい働きをしている。高浜はなんといっても一発が魅力。遊撃の動きもいい。浅間はバットコントロールが素晴らしい。打率が残せるタイプだね」とは山下部長の評価だ。実は安楽も「投手としては高浜君と対戦してみたい。開会式ではちょっと話しました」と対決を待ち望んでいる。センバツ優勝投手で、埼玉県予選では完全試合も達成した浦和学院の小島和哉投手(2年)は、仙台育英に182球を投げて力尽きたとはいえ、評価は根強い。横浜DeNAの吉田編成スカウト部長は「今でも高いレベルでまとまっているが、冬の間に体力を強化すればさらに素晴らしいボールを投げるようになる。まだまだ伸びる子だね」。桐光学園の松井裕樹投手が予選で敗退し、大阪桐蔭の森友哉捕手(3年)以外は比較的小粒とされる甲子園出場組だが、将来が楽しみなスター候補生たちはまだまだ多い。

 ■ 山下スカウト部長 初戦49校総括(スポーツ報知) 13/8/15

 14日で全49校が出場した。ドラフト候補として注目されそうな逸材について、視察した巨人・山下哲治スカウト部長に聞いた。
 強打の捕手、大阪桐蔭・森友哉は、ますます打撃に磨きがかかった。左翼に本塁打できるのも、しっかり振り抜いているからこそです。高校生では投げるところがない。常総学院・内田靖人は夏に伸びました。北照戦での中堅への本塁打は高校生離れの打球でした。試合は三塁手でしたが捕手として期待したい。外野手では春同様、走攻守にレベルの高い仙台育英・上林誠知、ミート力がある北照・吉田雄人が目立ちました。花巻東・岸里亮佑も走攻守そろってリストが柔らかい。内野手は聖光学院・園部聡。長打力、パンチ力があり、角度のある打球が打てる。一塁手ですが、グラブさばきのうまさがあるので、三塁手としても可能性を秘めていますね。星稜・北村拓己も打撃センスがあり、雰囲気があります。投手はやや小粒ですが、瀬戸内・山岡泰輔は将来的にプロに入る素材。身長(172センチ)が180センチを超えていればA評価の投手です。有田工・古川侑利も高校生としてレベルは高いですね。2年生にいい選手がいました。済美の安楽智大投手は、間違いなく来年の上位。9連続奪三振を記録した前橋育英・高橋光成投手に、横浜の高浜祐仁内野手と浅間大基外野手、常葉学園菊川・桑原樹内野手も来年が楽しみです。

 ■ スカウト地獄耳・安楽のスケールに改めて最注目(デイリースポーツ) 13/8/15

 49代表校が出そろった。視察した各球団の最注目株は、2年生ながら最速157キロ右腕、済美・安楽だった。「田中将大(楽天)のようなタイプ。スピードが出るうえに、あれだけのカーブが投げられるのは大きい」(ロッテ・松本編成部統括)、「本当に剛腕。日本には、なかなかいない」(巨人・山下スカウト部長)とスケールの大きさを絶賛された。打者では、大阪桐蔭・森友哉。「今大会では投手も含めてNo1」(DeNA・吉田編成スカウト部長)、「捕手としてのリード、守りもいい。2位では残っていない選手」(オリックス・古屋編成部国内グループ長)と、今秋のドラフト会議へ向けて頭ひとつ抜けている。全体的には、仙台育英・上林、常総学院・内田、聖光学院・園部らが野手上位。上林は「振る力があって肩と足もある」(日本ハム・山田GM)とバランスを評価され、内田は「飛ばす力はある。下半身ができてくればもっとよくなる」(阪神・中尾スカウト)と、潜在能力の高さを買われた。そのほか投手では、有田工・古川、前橋育英の2年生・高橋光の名前が挙がった。

 ■ 今秋ドラフト注目の好素材 中村和久氏の目(スポニチ) 13/8/15

 出場全49校が出そろった。今大会は2年生の活躍が目立つ。投手では済美・安楽以外にも浦和学院・小島、横浜・伊藤の両左腕は両コーナーに投げ分けられる制球力を持っている。今秋ドラフト候補に挙がりそうな素材では、瀬戸内・山岡。上背はないがスライダーがいいし、バント処理などにセンスを感じる。内野手としても面白い。捕手では大阪桐蔭の森友哉。1回戦では2本塁打したが、左方向へスピンの利いた打球が打てるようになり、2本目の右越え弾は体の回転で打っていた。浦和学院・西川は地肩が強く、打席では相手の配球が読める。野手では聖光学院・園部が成長した。軸がしっかりして、中堅方向へ長打の出るスイングになった。仙台育英・上林は、バットコントロールはもちろん、中堅での打球の追い方が目線がぶれないところもいい。上位候補に入ってくるだろう。

 ※ 無断転載および改変は固くお断り致します。
  2020年プロマーク状況



最終更新日:2013年08月23日(金)|全国大会 | コメント(3) Page Top↑


 Comments
この記事へのコメント
10年後に読み返してみたら恥ずかしいことになりそうな記事ばっかり
| 匿名 | 2013年08月24日(Sat) 01:05 | URL #- [ 編集]
あるスカウトって誰だよw
ゲンダイの記事はあてにはならん
| 匿名 | 2013年08月23日(Fri) 23:55 | URL #- [ 編集]
森に関して
あるスカウトが言われている構えについては全く同意です
あんな構えなんていらないし何の為にやってるのか理由を知りたいくらい

上林はこの大会で最も評価が下がった選手じゃないかと思います
| 匿名 | 2013年08月23日(Fri) 12:11 | URL #9K64Lzaw [ 編集]
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