- プロ注(2022年・2023年) マーク情報 高校BIG4:佐々木・奥川・西・及川
- 川崎 広翔(日大三) (08/09)
- 第104回全国高校野球選手権大会/日程・注目選手 (08/09)
- 第104回全国高校野球選手権大会/注目選手プロフィール (08/09)
- 杉山 遙希(横浜) (08/09)
- 2022年高校生ドラフト候補進路 (08/09)
- 上山 颯太(三重) (08/09)
- プロ注目選手/2022年ドラフト (08/09)
- 盛島 稜大(興南) (08/09)
- 戸井 零士(天理) (08/09)
- 片野 優羽(市立船橋) (08/09)
- 宮原 明弥(海星) (08/09)
- 北海道日本ハムファイターズ/ドラフト2022 (08/09)
- 生盛 亜勇太(興南) (08/09)
- 緒方 漣(横浜) (08/09)
- 山浅 龍之介(聖光学院) (08/08)
- 田中 晴也(日本文理) (08/08)
- 伊藤 颯希(県岐阜商) (08/08)
- 萩 宗久(横浜) (08/08)
- 山田 陽翔(近江) (08/08)
- 渡部 海(智弁和歌山) (08/08)
【球団別】 横浜 西武 中日 日ハム 広島 福岡 巨人 楽天 阪神 千葉 東京 オリ
【22候補】 高・投|高・野|大・投|大・野|社・投|社・野|済・投|済・野
捉えた時の飛距離が光る右の強打者。対応力でも評価が高い。1試合2発の鮮烈甲子園デビュー。
2014年巨人1位(契約金8000万円、年俸1200万円)
動 画
打撃成績
■ 甲子園成績
試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率14春: 2 .500 8 4 0 0 2 2 2 1 0 .556 1.250
14夏: 1 .500 4 2 0 0 0 1 2 0 0 .500 .500
通算: 3 .500 12 6 0 0 2 3 4 1 0 .538 1.000
【 国際大会 】
試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率
U18アジア: 5 .474 19 9 3 1 0 5 2 2 0 .524 .737
最新記事
■ Gドラ1岡本は前田智級!打撃Cが絶賛(デイリースポーツ) 15/1/13
巨人のドラフト1位・岡本和真内野手(18)=智弁学園=が12日、川崎市のジャイアンツ球場で初めてマシン打撃を行った。豪快なスイングで快音を連発し、幾多の名選手を育てた内田順三2軍打撃コーチからも「無駄な動きがない。トップクラスの選手」と太鼓判を押された。室内練習場で行ったマシン打撃で5スイング目にネット上部に突き刺さる“一発”。岡本自身からは「体が開いてバットのヘッドが出てこなかった」と反省の言葉が出たが、右方向にも力強い打球を飛ばし、大器の片りんを見せつけた。広島と巨人で30年以上の指導歴がある内田コーチも、天性あふれる打撃センスに衝撃を受けた様子だ。注目したのは、トップの位置からミートポイントまでのバットの軌道。過去、同じように衝撃を受けた選手として元広島・前田智徳氏の名前を挙げ、「素晴らしい天性。笑顔になっちゃうね」と絶賛した。
【 公式戦20本塁打 】
1年秋:県大会3発 (3回戦で左越え3ラン、延長11回決勝中越え2ラン)
2年春:県大会4発 (準々決・香芝戦で左右に2打席連続3ラン本塁打)
2年夏:県大会2発 (2回戦で130m弾連発。左越えソロ&左中間満塁弾)
2年秋:県大会3発 (3回戦・法隆寺国際戦で中越え2ラン含む1戦2発)
〃 :近 畿1発 (1回戦・八日市戦で左翼スタンドへの55号2ラン)
3年春:選 抜2発 (初戦でバックスクリーンソロ弾、左越えソロ弾)
〃 :県大会2発 (2回戦・添上戦、準決勝・大和広陵戦で各1本ずつ)
3年夏:県大会3発 (初戦で右越えの満塁弾、準々決・決勝で130m弾)
■ 巨人ドラ1岡本仮契約 世代NO・1目指す(日刊スポーツ) 14/11/20
高校ジャパンの4番は世代NO・1を目指す。巨人ドラフト1位の智弁学園・岡本和真内野手(18)は19日、大阪市内のホテルで契約金8000万円、年俸1200万円で仮契約を結んだ(金額は推定)。背番号は38。対戦したい投手の名前を聞かれ「同世代のピッチャー全員。特に高橋光成とは勝負したい。将来的には、どのピッチャーにも抑えられないようになりたい」と強く意識した。同世代には他にも楽天1位安楽、ソフトバンク1位松本らライバルがひしめく。日米野球では「マー君」世代の巨人坂本、広島前田が活躍。昭和55年生まれは「松坂世代」と呼ばれ、カブス藤川、巨人村田ら球界を代表する選手が名を連ねる。岡本自身も「そういう風に呼ばれるような選手を目指していきたい」と胸を張った。現在は、来年1月8日からの新人合同自主トレに向けて1日30分以上のランニングを欠かさない。「球界を代表する選手になるのが目標。それに向けて体作りをしっかりやっていきたい」。高校通算73発の長距離砲が、“岡本世代”をけん引する。
試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率
13夏県予: 3 .455 11 5 2 0 2 8 1.182
13秋県予: 5 .625 16 10 4 1 3 11 0 5 1 .714 1.563
13秋近畿: 2 .667 3 2 0 0 1 3 0 5 1 .875 1.667
14春近畿: 1 .000 3 0 0 0 0 0 1 1 0 .250 .000
14夏県予: 5 .556 18 10 3 0 3 14 2 4 1 .636 1.222
通 算: 16 .529 51 27 9 1 9 36 1.275
■ 岡本、背番38!長嶋背番+原背番、指揮官異例のリクエスト(スポーツ報知) 14/10/29
巨人にドラフト1位指名された智弁学園・岡本和真内野手(18)が28日、奈良・五條市内の同校で原沢球団代表兼GM、山下スカウト部長から指名あいさつを受けた。注目の背番号は原辰徳監督の発案で、長嶋茂雄終身名誉監督、原監督が現役時代につけた「3」と「8」を合わせた「38」を提示された。高校通算73本塁打の大砲は、ミスター&若大将魂を背にプロのスタートを切る。背番号38を提示された岡本は「ものすごくありがたいです」と感謝した。「偉大なお二人の番号が背中に入っていることは、すごいこと。期待に応えられるように、しっかりと頑張りたいです」と決意を口にした。この日、秋季練習が行われたG球場で指揮官は「3と8が加わって、それが原点、スタートになればいい」と説明した。「剛の中に柔のある金の卵。活躍して成長して、1ケタになってもいい」と未来図を描いた。巨人軍歴代の「4番・サード」を担った2人。長嶋終身名誉監督の印象について問われた岡本は、「ミスターと呼ばれていましたよね」とあどけない笑みを見せた後、右手を伸ばして手のひらをヒラヒラと動かした。「サードで、こういうふうにやられていましたよね」。当時の子供たちがまねた、ミスター独特のスローイングを再現。原監督からは「歴史を変えよう! 待ってます!」との直筆メッセージ入りの色紙を贈られ、胸を熱くした。運命のドラフトから5日。「これまでは『甲子園の智弁の岡本』と声をかけられていたけど、今は『ドラフト1位の』と言われることが一気に増えました」と周囲の変化を感じ取る。動画共有サイト『YouTube』では村田や長野の打撃を見て、気持ちを高めている。指揮官の色紙を大事そうに両膝の上に置いて臨んだ会見では「遠くに飛ばせることを評価していただいて、うれしかった。いずれは4番を打てるように頑張りたいと思います」と改めて決意表明。守備位置についても「どこの球団に行っても、サードをやろうという気持ちでやってきました」と宣言した。
過去記事
■ 智弁学園・岡本、最後の練習試合で3安打2打点!(スポーツ報知) 14/8/30
第10回U―18アジア野球選手権に出場する高校日本代表が29日、関大(1、2年生主体)と練習試合を行った。4番・DHで出場した智弁学園・岡本和真内野手(3年)は、4打数3安打2打点と活躍。国際舞台でも大暴れすることを誓った。日本代表は30日にタイへ出発する。6点リードで迎えた9回1死一塁、ファウルで粘った岡本は11球目の甘い変化球を捉え、中越えの適時二塁打を放った。「粘って打ててよかった。日本を背負っているので、しっかりやりたい」と胸を張った。2回先頭では右翼フェンス直撃の三塁打。7回1死一、二塁では左前適時打と、本塁打が出ていればサイクル安打という活躍。「ホームラン? 期待しなくていいです。そんなレベルじゃないですから」と謙遜したが、視察した巨人、阪神など9球団18人のスカウトに、木製バットへの対応力を見せつけた。DeNA・高田GMは「金属とか木とか関係なく、いい打ち方をしている」と舌を巻いた。アジア選手権の1次ラウンドを突破すれば、韓国や台湾など、強豪との対戦が予想される。「敵対心を持ってくると思うので、そういう国を倒したい」と目をぎらつかせた。
阪神など国内9球団18人のスカウトが視察。阪神・池之上格スカウト課長は「あらためてほれ直した」と目を細めた。(スポニチ)
■ 岡本 木製バットでも◎!マルチ安打にスカウト高評価(スポニチ) 14/8/28
第10回U―18アジア野球選手権に出場する高校日本代表が27日、奈良県生駒市内で近大の1、2年生チームと練習試合を行い、6―3で勝利した。「4番・DH」でスタメン出場した智弁学園(奈良)の岡本和真内野手(3年)は、初回に左越え適時二塁打を放つなど2安打。プロ注目のスラッガーは、木製バットへの適応能力も見せた。岡本の見せ場はいきなり訪れた。1点を先制された直後の初回2死一塁。左投手の内角低めに食い込むスライダーを捉えた。打球は左翼手の頭上を越え、ワンバウンドでフェンスに達した。同点打に「1打席目に打てたことは自信にしたい。自分の一振りで流れを変えられるのが本当の4番」と胸を張った。8回にも逆転劇を呼び込む中前打を放ち「(木製バットは)気にならない。中学の時から木を使っていたので」と言ってのけた。ネット裏にはヤクルトを除く11球団27人のスカウトが集結。阪神・池之上格スカウト課長は「全日本の中でも存在感を見せていた。木のバットも十分対応できている」と高い評価を口にした。岡本は「全員野球で優勝を目指す」と堂々と宣言した。
■ 岡本「怪物」2発(日刊スポーツ) 14/8/27
初の代表入りとなった智弁学園(奈良)岡本和真内野手が怪物の片りんを見せた。合宿初日のこの日、フリー打撃で木製バットを使用し、20スイング中2本の柵越え。「たまたま越えてくれて良かった」と謙遜したが、両翼105メートルのグラウンドに軽々と放り込んでみせた。オリックス由田スカウトは「この(代表メンバーの)中じゃ力が抜けている。振る力はすごいものがある」と評価した。
木製とは思えない快音を残して98メートルの左翼フェンスをものともしない驚弾を連発だ。1本は近大野球部の開明寮を直撃する推定120メートル弾。(デイリースポーツ)
■ 憧れはダル、中田翔、大谷…岡本に影響与えた「日ハム」本(日刊ゲンダイ) 14/8/23
高校ナンバーワン野手の岡本和真内野手には、意中の球団があるという。岡本本人に「行きたい球団は?」と尋ねると、「どこでも取っていただけるところでやりたいです」と殊勝な答えが返ってきたが、好きな球団については「日本ハムです」と即答し、こう続けた。「以前、小坂監督から薦められたこともあって、日本ハムについて書かれた本を読みました。人間教育的なところからしっかり指導してくれるという印象があります」。日本ハムの育成について書かれた本といえば、元日本ハム投手の岩本勉氏による「人を育てるファイターズの秘密」という著書がある。おそらく岡本はこの本を読んでプロ生活への夢を膨らませたのだろう。ちなみに人気球団の巨人、阪神については、特にこれといった感情はないようだが、本人は、「阪神はおじいちゃんとおばあちゃんがファンなんで、喜んでくれると思います」と話している。
■ 73発男・岡本 初戦で散る(東京中日スポーツ) 14/8/16
高校通算73本塁打の智弁学園・岡本和真一塁手の早すぎる夏が幕を閉じた。明徳義塾の146キロ右腕・岸とのドラフト候補対決に敗れたスラッガーは「岸君は変化球が良かった。自分に力がないだけ。悔いしかないけど、甲子園で終われたので良かった」。2安打の1打点。涙を見せることはなかった。「外の厳しい球を引っ張ったり、柔軟性がある」と中日・中田スカウト部長。今春で1試合2本塁打を放ったパワーについては「中村紀(DeNA)や中村剛也(西武)に匹敵する飛距離」。そして「山崎(武司、元中日)にも勝るものがある」と本塁打王に2度輝いたOBを引き合いに出して、賛辞を並べた。守備や脚力に課題はあるものの、7回途中からっ登板して140キロをマークした通り、肩は強い。岡本は「周りで書かれることが実力より大きくて、初めは重圧になったけど、恥ずかしくない選手になれるように頑張った。行ければプロで頑張りたい」と言葉に力を込めた。
▼巨人・山下スカウト部長「飛ばす力は高校生離れしている。打球は速いし、広角にも打てる。左右問わず、高校生の打者ではナンバーワン。プロでホームラン王になれる可能性を秘めている」
▼阪神・池之上スカウト「自分の間合いで打っていたし追い込まれてからのバットコントロールが良い。ホームランはなかったが、片りんは見せてくれた」
智弁学園(奈良)の岡本に対する評価は不変だ。この日も阪神・中村GMをはじめ各球団のスカウトがバックネット裏に勢ぞろい。中村GMは「スケールの大きさ、パワフルな打撃に魅力を感じる。パワーヒッターは毎年は出てこない。どこの球団も右の和製大砲は、のどから手が出るほど欲しいだろう。(今年のドラフトは)上位で消えるのは間違いない」と力を込めた。DeNA・吉田編成スカウト部長兼GM補佐も高評価。「球を呼び込めるし、タイミングの取り方もうまい。日本の中で遠くに飛ばせる打者は少ない。それを持ってる逸材」と声をはずませた。巨人・原沢球団代表兼GMは長打力に加え、柔軟性に太鼓判。「ライト方向にも打てる。3打席目の安打(右前打)は、1打席目に打ち取られた球(外角のスライダー)。対応力がある」と目尻を下げた。(デイリースポーツ)
▼巨人・原沢GM「スケールの大きい選手。打球が速く、高校生離れしている。マークがきつい中で打てるのは大したものだ。ホームランを打つだけでなく、柔軟さ、うまさがある」
▼阪神・中村GM「バッティングは非常に魅力がある。右の和製大砲としてのどから手が出るほどほしい。(ドラフトでは)上位で消えるのは間違いない」
▼広島・苑田スカウト統括部長「フォームに欠点がないし、プロに行っても直すところがない。高校生でそういう(直すところがない)選手は清原以来じゃないかな」
▼ロッテ・松本編成統括「スケールが大きい、天性の長距離砲。今の日本人では貴重な選手であり、将来プロ球界を背負っていける雰囲気を持っている」(スポーツ報知)
▼阪神中村GM 左への安打など打球のすごさが違う。ものが違うよね。プロ球界全体を見ても、貴重な右の大砲候補。一塁以外も守れるし、何より大舞台で見ても、将来のスター候補らしい雰囲気がある。
▼巨人山下スカウト部長 野手ではトップクラス。間違いなく(指名は)上位候補。きっちり両方向に打ち分けられていた。勝敗で評価は変わらない。
▼DeNA吉田スカウト部長 ボールの捉え方がいい。打席でも雰囲気があるし、2打席目(左前打)も、もう少し甘く入っていたら本塁打だったんじゃないですか。
▼楽天早川スカウトマネージャー 柔軟性が出てきましたね。(打席で)待つ格好にも余裕が出てきたように思えました。(日刊スポーツ)
▼巨人・原沢敦球団代表兼GM 生で見るのは初めてですが、スケールが大きいし、豪快。
▼ソフトバンク・永山勝アマスカウトチーフ 遠くへ飛ばす力があるし、さらに鍛えれば、右の長距離砲として楽しみな存在。
▼DeNA・吉田孝司スカウト部部長 雰囲気があるし、ヘッドスピードが速い。
▼オリックス・中川隆治編成部アマスカウトチーフ 打撃は言うことない。変化球で崩されても対応できる。今年のアマ球界でこの選手ほど飛ばす選手はいない。
▼広島・鞘師智也スカウト(将来的に)中軸を打てる力があるし、配球を読む力もある。(スポニチ)
▼ヤクルト・鳥原チーフスカウト
「ウチはバレンティンの後の4番を探している。間違いなく大砲だね」
▼日本ハム・山田GM
「ウチの大谷と中田とクリーンアップが組めれば楽しみ。だけど、それには上位(指名)でないと無理だろう」
▼DeNA・吉田編成スカウト部長
「タイミングの取り方がよく、左前のタイムリーは角度が違えばホームランになってもおかしくない鋭い打球だった」(SANSPO)
「外の厳しい球を引っ張ったり、柔軟性がある。バットの出し方が良い」と中日・中田スカウト部長。ヤクルト・鳥原チーフスカウトは「ウチが探しているのはバレンティンの後の4番。岡本君は左右に大きいのを打つ、とてつもない和製大砲になれる」と昨季、シーズン新記録の60本塁打を放った主砲の後継候補に期待。オリックス・中川チーフスカウトも「タイプは少し違うが、中田翔(日本ハム)のよう。ホームランアーティストになれる」と絶賛した。(西日本スポーツ)
■ 智弁学園・岡本、高校通算73号130メートル特大弾で甲子園へ(スポーツ報知) 14/7/29
今秋ドラフト上位候補の智弁学園・岡本和真一塁手(3年)が、奈良大会決勝の天理戦で左越えの130メートル特大弾を放った。今大会3本塁打、14打点で3年ぶり17度目の夏切符獲得に貢献。優勝の瞬間、智弁学園の岡本はガッツポーズし、マウンド付近にできた歓喜の輪に飛び込んだ。「今までいろいろあったけど、優勝して甲子園に行けるのがうれしいです」。目から大粒の涙をこぼした。5―0で迎えた5回無死一塁、真ん中のスライダーを捉え、左翼後方にある林の中に設置された防球フェンスにぶち当てた。準々決勝(対登美ケ丘)と同じ推定130メートルの特大弾だ。「飛距離や自分の成績はどうでもいい。つなぐことだけ考えた」。とクールだが、決勝の大舞台で一発を打つのはスターの証しだ。この日も、プロ5球団のスカウトがネット裏から視察した。ロッテの諸積スカウトは「高校生とは思えない。柔らかいし、変化球にうまく対応する。リストが強く、体の軸がぶれない。走塁も安定している。間違いなく(ドラフトの)上位で消える素材」と称賛した。小さい頃からの夢をかなえた。智弁学園のある奈良・五條市に生まれ、野球を始めた小学1年から同校のユニホームにあこがれ「強い天理を倒して甲子園に行く」と口にしていた。1年秋の県大会準々決勝では宿敵に2―4で敗れ、センバツ出場の道を断たれた。前夜(27日)に「死ぬ気でやり抜け!」と無料通信アプリ「LINE」で激励してくれた兄・道明さん(25)=現会社員=も五條高2年の夏、県大会3回戦で天理に7―8で敗退。試合後、この日と同じ球場で兄弟は肩を寄せて泣いた。「兄ちゃんの敵を討つ」という言葉を、決勝戦で実現させた。6月中旬に腰を痛め、同月末までは別メニューで調整した。家族によれば「歩くことも困難だった」という。「自分の打撃ができていない。今が底」と見たスカウトもいた。それでも、全5試合で打点を挙げた。「みんなと一つでも多く野球がしたい。ベスト4以上に行きたい」と岡本は同校の甲子園最高成績(77年春、95年夏)を目標に掲げた。
■ 岡本、大飛球適時二塁打!「東京ドームなら天井当たってる」(スポーツ報知) 14/7/28
打ち損じが、圧倒的なパワーを見せつけることになった。3―5で迎えた4回2死二塁、智弁学園・岡本和真一塁手(3年)の打球は、高々と舞い上がった。滞空時間の長い大飛球は、左翼手と遊撃手の間で弾む幸運な適時二塁打となった。「つなごうと思い切り振った。落ちてくれてよかった」。2回に自らの適時失策などで、一時は0―5の劣勢に追い込まれた。だが、逆転劇に結びつく一打でチームを勢いづけ、大和広陵の川端健吾遊撃手(3年)も「めっちゃ高く上がった。あれはヤバイです。エグイっす」と証言した。ネット裏で視察した日米12球団26人のスカウトも仰天した。巨人の藤本スカウトは「東京Dなら上(天井)に当たってるよ」とポツリ。東京Dの天井に打球を直撃させた打者は、プロでも松井秀喜(元巨人)やカブレラ(元西武)らパワーヒッターしかいない。高校通算72本塁打のスラッガーも、それに匹敵する破壊力を見せた。中日の中田スカウト部長は「打球の上がり方がすごい。長距離バッターの素質が垣間見えた」と絶賛した。9回は左前安打で出塁し、ダメ押しにつなげた。立田将太投手(3年)とのドラフト候補対決は、4打数2安打1打点1四球2三振。「いい投手でした」と、昨夏の奈良大会準々決勝で3打数無安打に封じられたライバルをたたえた。試合後は「甲子園に行ってくれよ」とエールを送られ「絶対、行くわ」と3年ぶりの出場を約束した。
見守った阪神・池之上スカウトは「大阪桐蔭時代の中田翔をほうふつとさせるショートフライ。凡フライでもパワーを実証してみせた」と舌を巻いた。(デイリースポーツ)
■ 智弁学園・岡本、特大130メートル弾!巨人スカウト陣も太鼓判(スポーツ報知) 14/7/26
今秋ドラフト上位候補の智弁学園・岡本和真一塁手(3年)が、奈良大会準々決勝の登美ケ丘戦で高校通算72号となる特大の130メートル弾を放ち、プロ7球団のスカウトに圧倒的な力を見せつけた。6―0で迎えた4回無死一塁。智弁学園・岡本が1ボールからのスライダーを捉えた打球は、左翼後方にある林の中に設置された防球フェンスを直撃した。今大会2本目、高校通算72号の2ランは推定飛距離130メートルの超特大弾だ。「次の打者に『絶対につなぐぞ!』と言った。ホームランは狙っていない」。派手なガッツポーズをすることもなく、悠然とダイヤモンドを一周した。2回には2死二、三塁から、初球を中前へはじき返す2点打。初回は初球が死球、5回はストレートの押し出し四球と、たった2度のスイングで2安打5打点を叩き出した。6人態勢であらゆる角度から目をこらした巨人・山下スカウト部長は「打球の速さ、飛距離は高校生離れしている。打球の角度がいい。(アマでは)トップクラス。大物のホームランバッターになるのは間違いない」と絶賛。圧倒的な打撃だけでなく、5回からは今春センバツ2回戦(対佐野日大)以来の公式戦登板。2安打は浴びたが最速137キロを計測し、二刀流もアピールした。高校入学に際し20校以上から勧誘された逸材。1年時は8本塁打にとどまったが、同年冬から1日700スイングの素振りを自らに課し、2年時の昨年1年間だけで48本を量産した。今春のセンバツ1回戦(対三重)では大会史上19人目の1試合2本塁打を記録するなど、今年3月以降も16本を追加。高校通算60本塁打の松井秀喜、64本の清原和博、70本の城島健司を抜き去った。かばんにしのばせる宝物がある。母・智代美さん(49)が「病気やけがをしないように」と願いを込め、奈良・如意寺で購入したお守りだ。祖母・和嘉子さん(72)が作ってくれた袋へ入れ大切に持っている。
▼ソフトバンク・永山スカウト部長
広角に、遠くに飛ばせる力が一番の魅力。70本塁打以上も打っているように、非常に楽しみな選手
▼オリックス・内匠スカウト
本塁打にできる球を本塁打にする。(相手の投球に)無駄のない対応ができるのは素晴らしいし、すごい。打つことに関しては言うことなし。4番候補に十分なる
▼楽天・愛敬スカウト
飛距離はずば抜けている。勝負運も持っている。将来性があるし、鍛えがいのある選手
▼阪神・竹内アマディレクター
(打った)2打席の内容を見ても、レベルが一つ上というのを再確認できた
▼ソフトバンク・永山勝アマスカウトチーフ
和製大砲になれる可能性がある数少ない選手。
▼オリックス・内匠政博スカウト
本塁打できるボールを本塁打にできるのは大したもの。一発を打ちたいという「我」が入らず、素直に反応して本塁打になっている点を評価したい。 (スポニチ)
■ 智弁学園・岡本、3安打2打点!Gスカウト「おかわり2世になれる」(スポーツ報知) 14/7/24
奈良では、今秋ドラフト上位候補の智弁学園・岡本和真一塁手(3年)が3安打2打点で8強入りを果たした。非凡なパワーを証明した。8回2死二塁、智弁学園の岡本は直球に差し込まれたものの、打球はワンバウンドで中堅フェンスを越えた。「最後の打席はしっかり振れた」。この日、2本目の適時二塁打に納得の表情を浮かべた。初戦(対平城)では高校通算71号の満塁弾を放った。2試合連発はならなかったが「ヒットの延長がホームラン」という言葉を体現した。3回1死一、二塁では左中間へ同点の適時二塁打。5回1死からはカーブを力で中前に運び、3安打2打点をマークした。ネット裏では、プロ6球団のスカウトが視察した。巨人の渡辺スカウトは「長打力は高校生では抜けている。長距離打者は苦手な変化球もあるが、(岡本は)変化球も打てる」と評価し「おかわり君になれる可能性はある」と西武・中村剛也2世と評価した。昨夏は県大会準々決勝で大和広陵に3―4で敗れた。「広陵の立田(将太)君は一度やられてるので、次はやり返したい」と準決勝で対戦する可能性があるドラフト候補右腕に宣戦布告した。一発より、勝利につながるチーム打撃で「すごさ」を見せる。
広島、西武など6球団が視察。広島の鞘師(さやし)スカウトは、セ・リーグで断トツの本塁打数を誇る自チームの助っ人になぞらえた。「まるで和製エルドレッド。技術的にはロング(長打)を左右に打ち分けられる。変化球も苦にしない。体のキレが出たらもっと良くなる」。本人も体のキレへの意識を高く持ち、この春からは人一倍、ウオーミングアップを入念にしているという。(スポニチ)
広島鞘師スカウトは「プロ野球でクリーンアップを打てる選手」と評価した。(日刊スポーツ)
■ 智弁学園・岡本、高校通算71号満塁弾で好発進!(スポーツ報知) 14/7/19
智弁学園(奈良)の今秋ドラフト上位候補、岡本和真一塁手(3年)が高校通算71号となる特大の満塁アーチを放った。平城との2回戦に臨み、3打数1安打4打点で快勝発進。高々と舞い上がった打球が「岡本の夏」到来を告げる号砲となった。2―1とリードした直後の7回無死満塁。3ボール1ストライクからの外角高めの直球に、ちょこんとバットを合わせた。「つないでくれたみんなに感謝です」。謙虚な言葉とは裏腹に、打球は逆風をものともせず右翼席へ飛び込んだ。高校通算71号が、コールド勝ちの呼び水となった。昨夏の県大会初戦(対奈良北)では、場外弾&満塁弾。2年連続の好スタートに、ネット裏に集まったプロ5球団も目を丸くした。中日・米村スカウトは「社会人を含め長打力はNO1」と興奮気味。阪神・畑山スカウトも「さすが千両役者。近年、日本人のホームラン打者はいないが、そうなる可能性を持っている」と絶賛した。決して万全の状態ではない。「気にならない」と強がるが、6月上旬に腰を痛めた影響で、本来のスイングはできていない。それでも試合前日と2日前、岡本家恒例の「しょうゆちゃんこ鍋」を母親にリクエスト。うだるような暑さのなか、アツアツの豚肉と野菜をたらふく食べ、大会への準備を整えた。これまでは西武・中村剛也や清原和博氏(野球評論家)ら、大砲に憧れていた。1試合2本塁打で注目を集めたセンバツ以降は、そこに「糸井嘉男」の名前が加わった。「注目されるなか、走攻守で結果を出されている」。開幕前に右脇腹を痛めながら全試合出場で首位・オリックスを引っ張る鉄人に、自身を重ねるようになった。初戦を前に帽子のツバの裏に「全員野球」と書いた奈良の怪童は「本塁打は忘れて、チームの勝利に貢献するだけ」と、あくまでも控えめ。バットで結果を出し続け、チームを3年ぶりの夏の甲子園へ導く。
■ 智弁学園・岡本センバツからパワーアップ(日刊スポーツ) 14/7/3
史上19人目の1試合2本塁打を記録したセンバツから、岡本和真内野手がさらにパワーアップした。6月中旬にぎっくり腰を起こしたが、実戦復帰した6月21日の練習試合・北大津戦で豪快な通算70号。状態が万全でないとは思えない弾道だった。6月21日。岡本が9回2死からの代打でフォークを左翼に運んだ。数日前にぎっくり腰になり出場も見合わせる予定だった。「全力ではまだ振れないので、逆に力まず振れました」。ここ一番の打席で技術を集中力を発揮した。「3番一塁」を基本に外野、救援投手も兼務の予定。自身、最初で最後の夏の甲子園をつかみとる。
■ 智弁学園・岡本、チャンスで一本出ず/春季近畿大会(SANSPO) 14/5/24
今春の選抜大会1回戦で2本塁打した智弁学園のスラッガー、岡本は3打数無安打に終わった。チャンスで一本が出ず「自分のせいでこういう結果になったと思う」と終始表情がさえなかった。0-2の三回1死満塁でインコースを突かれて三振を喫するなど、しつこい内角攻めに苦しみ「来ると分かっていたが、打ち切れなかったのが駄目だった」と反省の弁ばかりを口にした。本人には内角への苦手意識もあり、夏への課題となりそうだ。
■ 智弁学園・岡本 清原に並ぶ通算64発(デイリースポーツ) 14/5/11
プロ注目スラッガーの智弁学園・岡本和真内野手(3年)が、大和広陵戦で清原和博(元巨人、オリックスなど)に並ぶ、高校通算64本目の豪快な本塁打を放った。初回無死、7球目の甘く入ってきたスライダーにうまく反応した。泳ぎながらも芯でとらえた打球は、あっという間に左翼席へ着弾した。「センター返しを心がけています。大きいのを狙わずに、低い打球を打つ意識です」。今春のセンバツでは2本塁打。長打が期待される右の強打者だが、あくまでもチーム打撃に徹する構えだ。この日は3打数3安打1本塁打と躍動した。同校はコールド勝ちで3年連続23回目の決勝進出。11日の決勝で天理と激突する。
■ 【春季大会】プロ注目の岡本が3安打1打点!智弁学園が圧勝(スポーツ報知) 14/5/4
奈良県大会は3回戦が行われ、今秋ドラフト上位候補の智弁学園・岡本和真内野手(3年)が3安打1打点と活躍し、5回コールド勝ちに導いた。アーチは出なくても存在感は抜群だった。岡本は5回2死二塁、サヨナラコールド勝ちを決める左前適時打など3安打1打点と大暴れ。「狙い通り、低く強い打球が打てた」と胸を張った。センバツ1回戦・三重戦で大会史上19人目の1試合2本塁打と、ド派手な聖地デビューを飾った奈良の怪童。その後は調子を落としたが、4月26日の2回戦での一発に加え、前日(2日)の練習試合でも高校通算63号を放つなど復調。この日も地をはうようなライナー性の当たりを連発し、巨人・渡辺スカウトを「勝負強いし、やっぱりモノが違う」とうならせた。憧れのPL学園・清原和博(野球評論家)がマークした高校通算64本塁打まで、あと1本。次戦は5日の桜井戦。「チームが勝つための中で打てればいいな」と、清原超えに意欲を見せた。
■ 【センバツ】智弁学園に新怪物!岡本、バレ級パワーで2発(スポーツ報知) 14/3/25
智弁学園(奈良)の超高校級打者・岡本和真内野手(3年)が大会史上19人目となる1試合2本塁打を放ち、三重に快勝した。初回2死。岡本の甲子園初打席だ。フルカウントからの6球目。高め直球を振り抜く。強烈な打球はバックスクリーンへ着弾した。「有言実行にホッとしています」。1月のセンバツ出場決定時には「バックスクリーン弾」を宣言していた。さらに6回だ。2ボールからの3球目、内角直球を強振した。白球はどよめきとともに左翼席中段へ吸い込まれた。「振り抜いたら、飛んでいきました」。大会タイ記録の1試合2本塁打をマークし、PL学園・清原和博や星稜・松井秀喜らレジェンドと肩を並べた。3安打で最高のデビューを飾った。長距離砲として覚醒したきっかけは、中3の米国遠征だった。シニア日本代表の「4番・DH」として渡米。5割以上の打率を残したが、海外選手のパワースイングを目の当たりにし、長打力こそ生きる道だと悟った。中学時代は20校以上から勧誘を受けたが「ここに入ってプロへ行くのが目標」と智弁学園へ進学。入学後、毎日700スイングの素振りを繰り返した。猛特訓のおかげで、1年時は8本だった本塁打数は、昨年1年間だけで48本。秋の公式戦ではセンバツ出場選手でトップの打率6割3分2厘、4本塁打を記録した。冬場は走り込みなどの下半身強化で太もも周りは59センチ、ふくらはぎも驚異の46センチに成長。たくましくなった姿を、聖地で披露した。大会NO1砲の活躍に、巨人・山下スカウト部長は「中田(日本ハム)以来、久しぶりに出た右の大砲だね」と絶賛。ヤクルト・鳥原チーフスカウトはパワフルな打棒に熱視線を送り「バレンティンの後の4番を打ってもらいたい」と最大級に評価した。
ネット裏で見守った阪神・佐野統括スカウトは「素晴らしい。これほど飛ばす打者はそうはいない」と称えた。
▼巨人・山下哲治スカウト部長 高校生では群を抜いている。打力は一級品。打撃だけなら十分、1位候補。
▼中日・中田宗男スカウト部長 体格も素晴らしいし、パワーとスイングスピードはずば抜けている。
▼西武・鈴木葉留彦球団本部長兼編成部長 上位候補だね。久しぶりに右の大砲候補が出てきた。
▼オリックス・中川隆治チーフスカウト 軸がぶれない。一発で仕留める能力がある。(スポニチ)
▽ヤクルト鳥原チーフスカウト「バレンティンの次の4番になれる素材。やっと見つけた和製大砲。高校時代の(日本ハム)中田君より上」
▽巨人山下スカウト部長「パンチ力もミート力もあります。力任せに打っていないところにセンスを感じますね」
▽DeNA吉田スカウト部長「雰囲気がある。なかなかあそこまでは飛ばせませんから」
▽楽天早川スカウトグループマネージャー「ボールを追いかけないで自分のポイントで待つことができる。あそこまで飛ばすのは高校生では珍しい」
▽西武渡辺シニアディレクター「注目を浴びている中、甲子園の初打席で打てるのはハートが強い証拠だよ」
▽日本ハム山田GM「待つ形がいいし、スイングがコンパクト。高校生では(岡本を)抑えるのは難しい。この状況で実力を発揮するのは難しいものですが、気持ちも強いのでしょう」
▽オリックス中川チーフスカウト「しっかり待てるところがいいですね。今年の中では、社会人、大学生を含めても打者としては一番いいものを持っているのでは」(日刊スポーツ)
▽広島・苑田スカウト部長「インパクト力が、とにかく強い。日本人の長距離砲がいないので、うまく育てば楽しみな存在」
▽DeNA・吉田スカウト部長「あれだけ飛ばせるのは大したもの。三塁をきっちり守れたらもっと評価が高まる」
▽阪神・佐野統括スカウト「スイングは速いし、高校生でこれだけ振れる打者はいない」
▽中日・中田スカウト部長「桁外れのパワー。バットを振るスピードがずば抜けている」
▽楽天・早川スカウトアドバイザー「ボールを引き寄せて、バットに乗せて運んでいる。3打席目の当たりは完璧」
▽ロッテ・松本編成統括「間違いなくドラフト1位候補。広角に打てて前さばきが大きく李大浩(ソフトバンク)みたい」
▽日本ハム・山田GM「スイング軌道がいい。最短距離でバットが出る」
▽西武・渡辺SD「注目される中、第1打席であの本塁打。いいバッターとしか言いようがない」
▽ソフトバンク・永山スカウト部長「タイミングの取り方が見事。以前より良くなっている」
▽オリックス・中川チーフスカウト「一発で仕留める能力を持っている」(スポーツ報知)
▽中日・中田スカウト部長「大学、社会人を含めてもパワーはトップクラス」
▽中日・米村スカウト「最近ではなかなかいない典型的なホームラン打者。魅力はある」
▽巨人・山下スカウト部長「走り方は悪くない。鈍くさい感じはない。高校生の打撃じゃないよ」
(評価ポイント:バットコントロール4、長打力5、守備力1、走力3、肩力3、野球センス4)
(東京中日スポーツ)
▽阪神・佐野統括スカウト「タイミングが取れるし、その中でバットが鋭く振れている。2本目の打ち方は抜群」
▽巨人・山下スカウト部長「打撃は大学生、社会人を含めてもいい方。パンチ力にミート力もある。(素材は)プロでもホームラン打者になれる」
▽ロッテ・松本編成統括「広角に長打を打てるのが魅力。中田(日本ハム)みたいだけど、柔らかい。守りも安定していて、肩、スローイングがいい」
▽西武・鈴木球団本部長「久しぶりに見る打球の速さ。柔らかいし、変化球も対応できるでしょう」(デイリースポーツ)
▽ヤクルト・鳥原チーフスカウト「注目された中で力みなく飛ばす。バレンティンの後の4番候補になれる」
▽巨人・山下スカウト部長「パワーは高校生離れしている。ウチの村田タイプになるんじゃないか。ずっとサードを守ってほしいね」
▽日本ハム・山田GM「バットの軌道がいいから飛ぶ。ウチの中田の高校生の頃はもっと雑だった」
▽西武・渡辺SD「最初の甲子園で2本。何か持っている。ウチの中村は強く振っていなさそうでも飛ばすので、同じタイプとはいえないね」(SANSPO)
1本目は高め直球を中越え、2本目は内寄り直球を左越え、一振りで仕留める鮮烈なデビューですね。
■高校57発の強打者 智弁・岡本が疲労性腰痛に(スポニチ) 14/3/18
高校通算57本塁打で今大会No・1スラッガーと評される智弁学園(奈良)の岡本が、疲労性の腰痛を発症したことが判明した。小坂将商監督が「疲れがたまっていて腰がよくない」と明かした。昨秋公式戦打率・632、4本塁打は出場選手中いずれもトップ。主砲のバットが勝敗に直結するだけに不安材料だ。「大きいのは狙わず、強い打球で間を抜く。今は全く本塁打は考えていません」と本塁打は狙わず、勝利だけを追求する構えだ。
高校入学後から、岡本に英才教育を続ける小坂監督も「腰がやばい状態。疲れがたまっている。前かがみになって打球が上がらない」と弱気な発言を連発。師弟そろって最後までトーンは上がらなかった。(スポーツ報知)
■ 【センバツ】智弁学園・岡本、聖地主役へ準備万全!(スポーツ報知) 14/3/15
第86回センバツ高校野球大会の組み合わせ抽選会が14日、大阪市内で行われた。高校通算57発の智弁学園・岡本は大商大堺との練習試合の6回1死二、三塁の場面で中越えに2点二塁打を放つなど3打数2安打2打点。今秋のドラフト候補が順調な仕上がりをアピールした。183センチ、97キロという恵まれた体格を誇る大砲は、昨年1年間で48本塁打を量産。9日の滋賀学園戦でも一発を放つなど、規格外のパワーはさらに進化を遂げている。ネット裏では4球団のスカウトが熱視線。巨人・渡辺スカウトは「上体が柔らかく、スイング能力が高いから飛距離が出る」と分析。阪神・池之上スカウトも「関西で右の大砲と言えば、中田(日本ハム)や中村(西武)。続くような存在になってほしい」と期待をかけた。
■ 智弁学園・岡本が高校通算55号(デイリースポーツ) 13/10/19
智弁学園(奈良1位)が七回コールドで八日市(滋賀3位)を下し、ベスト8に進出した。2点リードの四回、3番・吉岡郁哉内野手(2年)の2点二塁打で追加点を奪い、さらに来秋ドラフト候補の岡本和真内野手(2年)が左越え2ラン。「狙っていた」という高校通算55号本塁打で突き放した。投げては尾田恭平投手(2年)が4安打完封した。
■ 智弁2年岡本、場外2発!清原級の怪物だ(スポーツ報知) 13/7/19
智弁学園の4番・岡本和真内野手が、場外弾2発を含む4打数3安打6打点の大暴れ。初回に1点を奪った直後の第1打席。183センチ、95キロの体が、真ん中の直球を捉える。智弁学園・岡本の打球は、左翼芝生席を越えて場外へ飛び出した。とどめは8―0で迎えた5回1死満塁、コールド勝ちを決めるグランドスラムは左中間場外にある森の奥へ消えた。この日は父・義清さんの誕生日。「プレゼントにホームランいったろうかなって思って」と照れくさそうに笑った。いずれも推定飛距離130メートル弾。17日には同じ2年生の済美・安楽が今夏初戦で自己最速の153キロをマークしたばかりだが、岡本も「(安楽が)騒がれているのを見て、自分もそうなりたいと思う」と向こうを張った。場外2発は高校通算36、37号。2年生時点での比較では清原和博(PL学園=32本)、松井秀喜(星稜=33本)を上回る「打の怪物」だ。智弁学園ではすでに生きる伝説になっている。中堅120メートルの同校グラウンドで、その奥にある高さ10メートル以上の防球ネットを越える推定飛距離140メートル弾を運んだ。96メートルの右翼へ打球が飛べば、こちらもネットを軽々と越えて校舎3階の壁にズドン。同校始まって以来の長距離砲は、今年だけで29本塁打を量産中。憧れの打者は清原。「同じタイプを超えたい」。目標はそのスラッガーが85年夏の甲子園でマークした1大会5本塁打の最多記録を塗り替えることだ。この日の場外連発を見せられた小坂将商監督(35)は「度肝を抜かれた。ここまできたら何も言うことはない」と、決して夢物語とは思っていない。もうひとつの目標はもちろん安楽との2年生対決だ。「もし対戦したら絶対打つ。長打を打ちたい」。「打倒安楽」を胸に刻み夏を勝ち上がる。
春の県大会4本塁打の主軸打者 評価B(日刊スポーツ全国ピカイチ打者49人)
プロフィール
奈良県五條市生まれ。岡本 和真(おかもと・かずま)一塁手兼三塁手。
北宇智小1年からカインドで投手兼内野手として野球を始める。
五條東中時代は橿原磯城シニアに所属し、2年夏のジャイアンツカップでベスト4に進出。
3年夏に日本代表の4番打者として全米選手権Vを成し遂げた。
智弁学園では1年春から背番号16でベンチ入り。
青山大紀らを擁して近畿大会・準Vを果たし、初戦・鳥羽戦で6番・一塁手スタメンを経験する。
1年秋に4番・一塁手レギュラーを掴み、3回戦・橿原戦で1回表に左越え3ラン、
11回表に勝ち越し決勝バックスクリーン2ランと、1試合2発5打点を記録(11回6対4で勝利)。
2年春の県大会準々決で3ラン2発、決勝で3長打(二2、本1)の活躍を見せた。
夏の大会では初戦2回戦・奈良北戦で130m場外弾を連発(左越えソロ、左中間満塁弾)。
2年秋に一塁手・三塁手、投手を兼任し、県V、近畿8強進出を達成している。
7試合で12安打9長打、10四死球を積み上げ、打率.632本4点14の抜群の好成績を記録。
奈良大会3回戦で1試合2本塁打、準決勝で4長打(二2・三1・本1)を飛ばし、
近畿大会では2戦5四死球と警戒される中、初戦・八日市戦で左越えの55号2ランを放った。
3年春に2戦8打数4安打2打点、1.2回2三振1失点の活躍で甲子園デビュー。
高め直球をバックスクリーン、内寄り高め直球を左越えと、1回戦2発の打棒で注目を集める。
続く佐野日大戦は内角攻めに苦しみ、田嶋大樹の前に2三振、1安打1死球。
低めボール球インスラ、内低め直球に三振しながらも、低めスライダーを捉え中前打を放った。
同点の9回から3番手として投手も務め、140㌔まっすぐで地肩の強さをアピール。
初戦1回裏に三失(トンネル)を記録するなど、打球への反応・フットワークには不安を残した。
3年夏に打率.556本3点14の活躍を演じ、3年ぶりとなる夏甲子園出場を達成。
6月上旬にぎっくり腰を発症しながらも、初戦で逆方向、右越えの満塁アーチを記録している。
準々決・登美ケ丘戦、決勝・天理戦で、レフトに豪快に叩き込む130m特大弾。
立田将太との対戦が注目された準決勝では、滞空時間の長い適時2塁打で評価を高めた。
甲子園では岸潤一郎擁する明徳と当たり、終盤突き放され4対10で初戦敗退。
外高めカットを左前、外低めカットを右前と、2安打(外低めボール球カットで2K)を放っている。
大会後は高校日本代表の不動の4番としてU18アジア選手権・準優勝を経験。
全試合指名打者スタメンで打率.474(19打数9安打)0本塁打5打点のチーム打撃を披露した。
当時のチームメイトに吉岡郁哉遊撃手(現法大)ら。
183cm95kg、恵まれた体格の一塁手兼三塁手。
力強く振り切るスイングから強い打球を飛ばす右の長距離打者。高校通算73本塁打を誇る。
広角に打てるバッティング、リストの柔らかさでも、プロスカウトからの評価が高い。
捉えた時の飛距離、打球速度が売り。1年時に8本、2年時に47本、3年時に18本放った。
U18アジア選手権では木製バットへの順応力でスカウトから評価を受けている。
中堅にある高さ10mの防球ネットを越え、推定140mを記録したこともあるパワーの持ち主。
2年秋は三塁手・リリーフとしても起用された。144㌔を記録する強肩を備える。
3年春選抜では守備力に不安を残しながらも、プロからは三塁手として期待する声が挙がった。
遠投100m、50m6秒5。太もも周り68センチ、ふくらはぎ48センチ。
スカウトコメント
巨人・原辰徳監督|14/10/29
「剛の中に柔のある金の卵。活躍して成長して、1ケタになってもいい」
巨人・原沢代表兼GM|14/10/29
「思っていたよりもおとなしくて真面目な印象。将来のクリーンアップ候補として期待している」
DeNA・高田GM|14/8/30
「金属とか木とか関係なく、いい打ち方をしている」
阪神・池之上格スカウト課長|14/8/30
「あらためてほれ直した」
阪神・池之上格スカウト課長|14/8/28
「全日本の中でも存在感を見せていた。木のバットも十分対応できている」
オリックス・由田スカウト|14/8/27
「この(代表メンバーの)中じゃ力が抜けている。振る力はすごいものがある」
ソフトバンク・永山勝スカウトチーフ|14/8/20
「安楽智大(済美)や高橋光成(前橋育英)ら実力ある選手が予選で敗退し注目選手も少なかったが、その中でも岡本和真(智弁学園)はピカイチだった。遠くに飛ばす能力は群を抜いており、長距離打者としてこれからが楽しみ」
巨人・山下哲治スカウト部長|14/8/18
「岡本のパワーは、まさに高校生離れ。本塁打の角度がいいし、将来的に三塁手として鍛えたい選手ですね」
中日・中田スカウト部長|14/8/18
「プロでもホームランバッターになれる。中田翔の高校時代より球の見極めはいい。甘い球は必ず振る。最終的にはポジションをどうするか。ダメなら指名打者、というわけにはいかない。一塁でもいいという球団なら高い順位になる」
巨人・山下スカウト部長|14/8/16
「野手ではトップクラス。間違いなく(指名は)上位候補。きっちり両方向に打ち分けられていた。勝敗で評価は変わらない」
巨人・原沢GM|14/8/16
「スケールの大きい選手。打球が速く、高校生離れしている。マークがきつい中で打てるのは大したものだ。ホームランを打つだけでなく、柔軟さ、うまさがある」
「ライト方向にも打てる。3打席目の安打(右前打)は、1打席目に打ち取られた球(外角のスライダー)。対応力がある」
阪神・中村GM|14/8/16
「左への安打など打球のすごさが違う。ものが違うよね。プロ球界全体を見ても、貴重な右の大砲候補。一塁以外も守れるし、何より大舞台で見ても、将来のスター候補らしい雰囲気がある」
「スケールの大きさ、パワフルな打撃に魅力を感じる。パワーヒッターは毎年は出てこない。どこの球団も右の和製大砲は、のどから手が出るほど欲しいだろう。(今年のドラフトは)上位で消えるのは間違いない」
広島・苑田スカウト統括部長|14/8/16
「フォームに欠点がないし、プロに行っても直すところがない。高校生でそういう(直すところがない)選手は清原以来じゃないかな」
広島・鞘師智也スカウト|14/8/16
「(将来的に)中軸を打てる力があるし、配球を読む力もある」
中日・中田スカウト部長|14/8/16
「外の厳しい球を引っ張ったり、柔軟性がある。バットの出し方が良い。中村紀(DeNA)や中村剛也(西武)に匹敵する飛距離。山崎(武司、元中日)にも勝るものがある」
DeNA・吉田孝司スカウト部部長|14/8/16
「ボールの捉え方がいい。打席でも雰囲気があるし、2打席目(左前打)も、もう少し甘く入っていたら本塁打だったんじゃないですか」
「球を呼び込めるし、タイミングの取り方もうまい。日本の中で遠くに飛ばせる打者は少ない。それを持ってる逸材」
「雰囲気があるし、ヘッドスピードが速い」
ヤクルト・鳥原チーフスカウト|14/8/16
「ウチが探しているのはバレンティンの後の4番。岡本君は左右に大きいのを打つ、とてつもない和製大砲になれる」
楽天・早川スカウトマネージャー|14/8/16
「柔軟性が出てきましたね。(打席で)待つ格好にも余裕が出てきたように思えました」
ロッテ・松本編成統括|14/8/16
「スケールが大きい、天性の長距離砲。今の日本人では貴重な選手であり、将来プロ球界を背負っていける雰囲気を持っている」
ソフトバンク・永山勝アマスカウトチーフ|14/8/16
「遠くへ飛ばす力があるし、さらに鍛えれば、右の長距離砲として楽しみな存在」
オリックス・中川隆治編成部アマスカウトチーフ|14/8/16
「打撃は言うことない。変化球で崩されても対応できる。今年のアマ球界でこの選手ほど飛ばす選手はいない」
「タイプは少し違うが、中田翔(日本ハム)のよう。ホームランアーティストになれる」
日本ハム・山田GM|14/8/16
「ウチの大谷と中田とクリーンアップが組めれば楽しみ。だけど、それには上位(指名)でないと無理だろう」
ロッテ・諸積スカウト|14/7/29
「高校生とは思えない。柔らかいし、変化球にうまく対応する。リストが強く、体の軸がぶれない。走塁も安定している。間違いなく(ドラフトの)上位で消える素材」
巨人・藤本スカウト|14/7/28
「東京Dなら上(天井)に当たってるよ」
中日・中田スカウト部長|14/7/28
「打球の上がり方がすごい。長距離バッターの素質が垣間見えた」
阪神・池之上スカウト|14/7/28
「大阪桐蔭時代の中田翔をほうふつとさせるショートフライ。凡フライでもパワーを実証してみせた」
巨人・山下スカウト部長|14/7/26
「打球の速さ、飛距離は高校生離れしている。打球の角度がいい。(アマでは)トップクラス。大物のホームランバッターになるのは間違いない」
「大物のホームランバッターになるのは間違いない」
ソフトバンク・永山勝アマスカウトチーフ|14/7/26
「和製大砲になれる可能性がある数少ない選手」
「広角に、遠くに飛ばせる力が一番の魅力。70本塁打以上も打っているように、非常に楽しみな選手」
オリックス・内匠政博スカウト|14/7/26
「本塁打できるボールを本塁打にできるのは大したもの。一発を打ちたいという「我」が入らず、素直に反応して本塁打になっている点を評価したい」
「本塁打にできる球を本塁打にする。(相手の投球に)無駄のない対応ができるのは素晴らしいし、すごい。打つことに関しては言うことなし。4番候補に十分なる」
楽天・愛敬スカウト|14/7/26
「飛距離はずば抜けている。勝負運も持っている。将来性があるし、鍛えがいのある選手」
阪神・竹内アマディレクター|14/7/26
「(打った)2打席の内容を見ても、レベルが一つ上というのを再確認できた」
巨人・渡辺スカウト|14/7/24
「長打力は高校生では抜けている。長距離打者は苦手な変化球もあるが、(岡本は)変化球も打てる。おかわり君になれる可能性はある」
広島・鞘師スカウト|14/7/24
「まるで和製エルドレッド。技術的にはロング(長打)を左右に打ち分けられる。変化球も苦にしない。体のキレが出たらもっと良くなる」
「プロ野球でクリーンアップを打てる選手」
阪神・畑山スカウト|14/7/20
「さすが千両役者。近年、日本人のホームラン打者はいないが、そうなる可能性を持っている」
中日・米村スカウト|14/7/20
「社会人を含め長打力はNO1」
「大学、社会人を合わせてもナンバーワン」
巨人・山下哲治スカウト部長|14/6/18
「打撃はトップクラスです。広角に打ててリストが柔らかい。木製バットにもすぐ慣れるでしょう。田淵幸一さん(元阪神ほか)のような、ホームラン打者特有の打球の角度があります。こういう打撃を見るのは久しぶりですね。守備でどこを守らせるか、という不安はありますが、多少目をつぶっても獲りにいく価値はある選手です」
中日・中田宗男スカウト部長|14/6/18
「スイングの際に腕が速く出るから、バットの出がいい。形うんぬんではなく、腕っぷしが強くて圧倒的なパワーとスイングスピードがあります。バットコントロール含め「振る能力」が高いです。きた球にすぐ反応するタイプで、厳しい攻めへの対応が分岐点ですが、軸がぶれず、選球眼がよく打ち損じも少ないので克服は可能でしょう」
巨人・渡辺スカウト|14/5/4
「勝負強いし、やっぱりモノが違う」
楽天・早川スカウトグループマネージャー|14/3/25
「ボールを追いかけないで自分のポイントで待つことができる。あそこまで飛ばすのは高校生では珍しい」
「ボールを引き寄せて、バットに乗せて運んでいる。3打席目の当たりは完璧」
西武・鈴木葉留彦球団本部長兼編成部長|14/3/25
「上位候補だね。久しぶりに右の大砲候補が出てきた」
「久しぶりに見る打球の速さ。柔らかいし、変化球も対応できるでしょう」
西武・渡辺シニアディレクター|14/3/25
「注目を浴びている中、甲子園の初打席で打てるのはハートが強い証拠だよ」
「注目される中、第1打席であの本塁打。いいバッターとしか言いようがない」
「最初の甲子園で2本。何か持っている。ウチの中村は強く振っていなさそうでも飛ばすので、同じタイプとはいえないね」
ロッテ・松本編成統括|14/3/25
「間違いなくドラフト1位候補。広角に打てて前さばきが大きく李大浩(ソフトバンク)みたい」
「広角に長打を打てるのが魅力。中田(日本ハム)みたいだけど、柔らかい。守りも安定していて、肩、スローイングがいい」
ソフトバンク・永山スカウト部長|14/3/25
「タイミングの取り方が見事。以前より良くなっている」
オリックス・中川隆治チーフスカウト|14/3/25
「しっかり待てるところがいいですね。今年の中では、社会人、大学生を含めても打者としては一番いいものを持っているのでは」
「軸がぶれない。一発で仕留める能力がある」
日本ハム山田GM|14/3/25
「待つ形がいいし、スイングがコンパクト。高校生では(岡本を)抑えるのは難しい。この状況で実力を発揮するのは難しいものですが、気持ちも強いのでしょう」
「スイング軌道がいい。最短距離でバットが出る」
「バットの軌道がいいから飛ぶ。ウチの中田の高校生の頃はもっと雑だった」
巨人・山下哲治スカウト部長|14/3/25
「中田(日本ハム)以来、久しぶりに出た右の大砲だね」
「高校生では群を抜いている。打力は一級品。打撃だけなら十分、1位候補」
「パンチ力もミート力もあります。力任せに打っていないところにセンスを感じますね」
「走り方は悪くない。鈍くさい感じはない。高校生の打撃じゃないよ」
「打撃は大学生、社会人を含めてもいい方。パンチ力にミート力もある。(素材は)プロでもホームラン打者になれる」
「パワーは高校生離れしている。ウチの村田タイプになるんじゃないか。ずっとサードを守ってほしいね」
阪神・佐野統括スカウト|14/3/25
「素晴らしい。これほど飛ばす打者はそうはいない」と称えた。
「スイングは速いし、高校生でこれだけ振れる打者はいない」
「タイミングが取れるし、その中でバットが鋭く振れている。2本目の打ち方は抜群」
広島・苑田スカウト部長|14/3/25
「インパクト力が、とにかく強い。日本人の長距離砲がいないので、うまく育てば楽しみな存在」
中日・中田宗男スカウト部長|14/3/25
「桁外れのパワー。バットを振るスピードがずば抜けている」
「体格も素晴らしいし、パワーとスイングスピードはずば抜けている」
「大学、社会人を含めてもパワーはトップクラス」
中日・米村スカウト|14/3/25
「最近ではなかなかいない典型的なホームラン打者。魅力はある」
DeNA・吉田スカウト部長|14/3/25
「雰囲気がある。なかなかあそこまでは飛ばせませんから」
「あれだけ飛ばせるのは大したもの。三塁をきっちり守れたらもっと評価が高まる」
ヤクルト・鳥原チーフスカウト|14/3/25
「バレンティンの次の4番になれる素材。やっと見つけた和製大砲。高校時代の(日本ハム)中田君より上」
「注目された中で力みなく飛ばす。バレンティンの後の4番候補になれる」
巨人・渡辺スカウト|14/3/15
「上体が柔らかく、スイング能力が高いから飛距離が出る」
阪神・池之上スカウト|14/3/15
「関西で右の大砲と言えば、中田(日本ハム)や中村(西武)。続くような存在になってほしい」
日本ハム・芝草宇宙スカウト|14/3/12
「これだけ注目されると、ついマイナス点を探したりする方向に目が向きがちですけど、単純にいい打者。一定の対応力もありますし、変化球についていく柔らかさもあります」
巨人・益田スカウト|13/10/20
「まだ粗削りだが、リストが強いし長打力は魅力」
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未来の4番打者、そして松井秀喜以来の生え抜きホームラン王を期待します。
大田・岡本の「oo」砲で黄金時代を築いてほしい。
秋山・清原コンビで1986年から1994年まで西武黄金時代を築いたようにね。
ファーストサードは近いだろう、
期待してる
一番欲しい選手だったから来季が楽しみ!
今の巨人なら打てば1軍への道は遠くない。
打撃がすごく魅力的。
楽しみだ
守らせるポジションがないし
予想以上にスゲー
秋季奈良県大会での三振はゼロ
四死球5つに盗塁1つ、らしいです。
また、報知新聞紙面より
巨人の益田スカウトのコメント
「まだ粗削りだが、リストが強いし長打力は魅力」
と評価されていました。
安定感たっぷりの構えから、ボールを捕らえる幅もかなりある。
手首の使い方もかなり器用(あの体で守備のグラブ裁きも機敏)で、スイングスピードは安定感が一定化されている様に感じた。
ただただボールを捕らえた瞬間からは、打球がアッと言う間に飛んでいて既に外野をオーバーしてしまう。
見ていて圧巻スイングなのが良く分かる。
甲子園では果たしてどう相手ピッチャーに料理されるか?とも思うが、高め以外ならホームランをすんなり打ち込める期待がして仕方がない。
自慢の長打力を大舞台で発揮出来れば同校では枡田慎太郎以来となる高卒プロへの扉が開くのでは?