大谷 翔平(花巻東)/過去記事|ドラフト・レポート

大谷 翔平(花巻東)/過去記事

ここでは、「大谷 翔平(花巻東)/過去記事」 に関する記事を紹介しています。
    【進  路】 高校生/大学生  甲斐野 上茶谷 梅津 吉田 根尾 小園 藤原
    【球団別】 東京 オリ 中日 日ハム 広島 千葉 阪神 楽天 横浜 福岡 巨人 西武
    【20候補】 高・投高・野大・投大・野社・投社・野済・投済・野



こちらでは大谷 翔平(花巻東)の過去記事をまとめて掲載しています。

高校3年時

 ■ 151キロ!花巻東・大谷締め/岩手大会(日刊スポーツ) 12/7/19

 今秋ドラフトの超目玉右腕、花巻東・大谷翔平(3年)が、今夏2度目のマウンドに上がった。2-0の8回1死一塁で中堅からマウンドに向かい、1回2/3を無安打2三振。最速は151キロをマークした。センバツの大阪桐蔭戦で乱調の要因となったフォームも安定し「体のキレも良かった」と表情は明るいロッテ永野チーフスカウトは「バランスが良くなったし、力まずに投げてストレートが走っている」とセンバツ後の成長に目を細めた。大谷はこれまで先発登板がなく、計2回2/3で32球。だが、夏の連投を想定した練習を積んできたため、先発、長いイニングの登板にも不安はない。「ああいう負けをした。その分、勝ちたいという思いでやってきた」。19日の準決勝一関学院戦に向けても、気合十分だった。
 この日も日米7球団のスカウトが集結する中、今夏2度目の登板で変化球を解禁した。(SANSPO)
 「球持ちがよくなっていい球がきていた。(左股関節を痛める前の)昨年春の大会の状態に近づいてきている」と広島・近藤芳久スカウトも舌を巻いた。自己最速の153キロには届かなかったが、楽天とロッテのスカウト陣のスピードガンでは151キロをマークした。(SANSPO)

 ■ 花巻東・大谷、3連戦“充電”/岩手(SANSPO) 12/7/18

 第94回全国高校野球選手権岩手大会(17日)34大会で試合が行われ、岩手大会では3季連続出場を目指す花巻東がベスト8進出。プロ注目右腕、大谷翔平投手(3年)は「3番・中堅」でスタメン出場し、中越え三塁打を放つなど、10-0の五回コールド勝ちに貢献した。2日連続降雨順延後の一戦は「3番・中堅」でスタメン出場し、2打数1安打1四球と活躍した。四回先頭で中越え三塁打を放ってお役御免。降雨順延による日程変更で、この日から3日連続で4回戦、準々決勝、準決勝を行うことになった。試練の3連戦だが、「連戦の練習をしてきたので、自分たちがいちばん有利です」ときっぱり。練習試合で3日連続登板を経験し、強い自信を持っている。15日は約30球の投球練習、前日(16日)はノースローで調整した。この日は阪神広島楽天ロッテドジャースと日米5球団のスカウトが熱視線。プロ注目のMAX153キロ右腕は、万全の態勢で18日の盛岡四戦に臨む。

 ■ “岩手のダル”花巻東・大谷、雄星超え156キロ!(スポーツ報知) 12/7/14

 花巻東の今秋ドラフト目玉右腕・大谷翔平が、3回戦の水沢工戦に救援で今夏初登板し、1回を投げて無安打無失点。193センチの巨体が、跳びはねるように躍動した。8点リードの7回、今夏初となるマウンドに上がった大谷は、ひたすら直球を投げ込んだ。先頭を150キロで空振り三振に。続く6番打者への初球だ。うなりを上げた剛速球は、ネット裏で西武のスカウトが構えたスピードガンで153キロをマーク。自己最速を2キロ更新し、“ナニワのダル”大阪桐蔭・藤浪晋太郎(3年)に肩を並べた。驚きはそれだけじゃない。岩手県営球場の関係者席に設置されているスピードガンでは、何と「156」を計測。あこがれの雄星が、09年夏の甲子園でたたき出した155キロをも飛び越えていた。ベンチの佐々木洋監督(36)から変化球のサインが出ても、「打ち取れる球種を選びました」。3度も首を振り、力で押し続けた。指揮官から「7割の力で」という指示があったが、それでも150キロ台を6球。ただ、速度以上に成長の跡が見えた。今春の東北大会では、セットポジションからの投球だったが、この日は大きく振りかぶって投げた。「追い込みをやってきた」と今まで以上に走り込みをこなし、制球に自信をつけたからこそのワインドアップだった。衝撃の大きさは、スカウト陣のコメントからもうかがえた。日本ハム・今成スカウトは「春よりも力はついている。どのくらいの時期にデビューできるかですよ」と、すでにプロ1軍のマウンドを視野に入れながらの満点評価。ドジャースの小島・日本担当スカウトも「投球を見る度に楽しませてくれる。あのスケールの大きさは日本では見当たらない」と賛辞を惜しまなかった。3人に投げ、無安打1三振1四球。四球で出した走者は、すかさずけん制で刺した。だが「力を入れた時に(球が)バラつく。そういう部分をしっかりしたい」と反省した。
 球速がスコアボードに表示されるのは準決勝以降となるが、球場関係者によると、156キロを3球計測。これまでの自己最速を5キロ更新した。同球場では、レッドソックスの松坂がメジャー移籍前年の06年4月21日(楽天戦)に登板しているが、同関係者は「松坂がここで投げたときも156キロは出なかった」と目を丸くした。156キロは松坂、ダルビッシュと、現在はメジャーを舞台に戦う両右腕の国内最速記録に並んだ。(スポニチ)
 ▼西武鈴木葉留彦球団本部長 1イニングだけだったけど、未来を感じる。
 ▼日本ハム今成泰章スカウト 普通、地方大会は1試合しか見ないけど、2、3試合は見ないといけない。(スポニチ)
 日本ハム・今成泰章チーム統括本部スカウト(57)は「大会終盤に向けての調整でしょうね。150キロ以上が6球、平均で147-148キロ。スピードは申し分ない。力がついている」と、改めてほれ直した様子だ。3番打者としては3打数2安打2打点。高校通算56号を放った10日の初戦、宮古水産戦に続く本塁打は飛び出さなかったが、一回一死二塁から中前打。六回一死二塁からは、左越え適時二塁打と快音を響かせた。日本ハム・今成スカウトは“バッターとしてどれくらいやれるのか”にも注目していた。通常なら夏の県大会で視察するのは1試合だが「2回は見るでしょう」と、もう1試合を視察する予定。スカウト陣の徹底マークは続く。(SANSPO)
 大会本部のガンでは3度156キロを計測したが、これはファウルの打球速度に反応したものと思われる。(日刊スポーツ)

 ■ 花巻東・大谷、夏初打席で高校通算56号!(スポーツ報知) 12/7/11

 花巻東・大谷翔平が一発発進した。宮古水産戦に「3番・中堅」で出場し、初回に高校通算56号となる先制3ラン日米7球団のスカウトにバットでも超高校級の実力を見せつけた。1回無死二、三塁。カウント2―2からの5球目だった。「打ったのは変化球。打球の回転がよくなかったので入るかわからなかった」。大谷が見つめていた打球は吸い込まれるように右翼フェンスを越えた。1ボールからの2球目を空振りし、3球目をファウル。その後、1ボールを挟んで放ったアーチに楽天・上岡スカウトは「タイミングを合わせてとらえた。やっぱり能力が高い」と改めて評価。広島・近藤スカウトも「しっかり呼び込んで下半身で打っていた。さすがだね」と目を細めた。今春センバツで37号を放って以降、春季花巻地区予選2試合で、場外に2本塁打するなど計3アーチ。あまりの怪物ぶりに、県大会初戦では外野手を4人にする「大谷シフト」まで敷かれたほどだ。“本業”の課題も克服している。センバツでは、制球難とスタミナ不足を露呈。大会後は下半身を使った投げ方を意識し、多い日は200球投げ込んだ。コントロールが安定し、東北大会では1、2回戦とコールドゲームだったものの、高校初の2戦連続完投も経験。連投の不安も解消している。
 2人態勢で視察に訪れた楽天の上岡良一スカウトは「本塁打を打つまではタイミングが合っていなかったけど、打席の中で修正して、きっちり打てる能力は凄い。あれだけ身長(1メートル93)が大きくて、柔らかいのはまれですよ」と高評価。1年時から密着マークを続けるドジャースを含む日米7球団が視察に訪れた試合で、まずは打者としての才能を見せつけた。(スポニチ)
 ▼阪神・葛西稔スカウト まだまだ伸びしろのある選手。小さくまとまる必要はない。
 ▼オリックス・中川隆治スカウト(泳がされて)タイミングが早い感じだったけど、懐が深いから打てている。自分の打てるポイントを持っているからボールを呼び込める。
 ▼広島・近藤芳久スカウト ボールをしっかり呼び込んで下半身を使って打てていた。(スポニチ)
 スタンドにはヤクルト楽天阪神広島オリックス西武に米大リーグ、ドジャースと、日米7球団のスカウトが視察。楽天・上岡良一スカウトは「すぐに修正して打てる能力はすごい。(タイミングがずれたが)彼の力からすればあれだけ飛ぶ」と“超高校級”の打力を改めて高評価した。(SANSPO)

 ■ 大谷、1年ぶり完投!11球団+ドジャースのスカウト来た(スポーツ報知) 12/6/8

 岩手3位の花巻東は、193センチの151キロ右腕・大谷翔平(3年)が先発。11三振を奪い、昨年春の県大会以来約1年ぶりの“完投”で、利府(宮城3位)を8―1の8回コールドで下した。大谷にとってこの春、3回目の公式戦先発。6回1死から3連打で1点を失うなど、9安打されたが、奪った三振は11個。直球は自己最速タイの151キロをマークし、課題だった四球も2つだけ。今年の公式戦9試合目で、初めて投手以外を守らず試合を終え、「ピッチャーの方が楽しい」と目を輝かせた。序盤は直球中心で、後半は小さく曲がるスライダーとフォークを主体とした投球。「打者の対応も変わってくる。狙い球を変えないといけない」。この日、スタンドには国内11球団と米大リーグ・ドジャースのスカウトが集結。大谷の投球術に日本ハム・大渕スカウトディレクターは「真っすぐ一辺倒のピッチングじゃない。1回から9回まで、いろんなステップで投げられる。ストーリーができる。先発投手として重要なポイント」と評価した。昨夏の岩手大会直前に左股関節を負傷。その後、治療に専念するなどして登板機会は減った。1試合を1人で投げきったのは、昨春の県大会準決勝、盛岡一戦で6回コールド勝ちした時以来。この日は、9回もマウンドに行く予定だったが、6点リードの8回裏に1点を加えてコールドに。「1イニングでも多く投げたかったが、球数も多かったですし、連戦になるのでコールドで終わっておいた方がいいなと思っていました」と振り返った。練習試合では数試合、9回を完投しており、スタミナ面の心配も解消されつつある。制球難も克服し、最後の夏に向けて順調に歩みを進める151キロ右腕。その進化は、ここから加速する。

 ■ 大谷6回12Kも「四球で自滅」(スポーツ報知) 12/5/26

 2回戦が行われた岩手では、花巻東が専大北上と激突。4番の太田知将(かずまさ、3年)の2安打5打点の活躍などで、11―4で8回コールド勝ち。センバツ後初先発した大谷翔平(3年)を援護し、8強入りを決めた。8回2/3、11四死球、9失点(自責5)で敗れたセンバツ初戦から65日。花巻東・大谷が公式戦のマウンドに帰ってきた。6回を投げ、被安打は1本、12三振を奪ったが、7四死球で3失点。6回には暴投で1点を献上する場面も。大谷は「四球を連続で出して自滅した部分がある」と分析。球場には5球団6人のスカウトが集結。日本ハム・山田GMは「ボールはセンバツの時よりずっとよくなっている」と目を細めていた。

 ■ 花巻東・大谷、「大谷シフト」なんの!3安打貢献(スポーツ報知) 12/5/25

 ドラフトの超目玉、花巻東の大谷翔平投手(3年)が、大東戦で外野手を4人態勢にする「大谷シフト」を敷かれた。大谷は、冷静に状況を見極め、ガラ空きの三塁付近へ流し打ちし、内野安打を放った。3番・中堅で出場し、登板はなかったが、新たな伝説を誕生させた。チームは7―0の7回コールド発進した。一塁ベース上で、花巻東の大谷はまゆ毛を下げて白い歯をこぼした。4回の先頭。「確実にランナーで出て、大量点につなげたかった」。一塁へ走り出しながら止めたバットにボールをちょこんと当て、遊撃内野安打を記録。思惑通りに後ろが続き、本塁を踏むと、仲間は満面の笑みで出迎えてくれた。シフトには気づいていなかった。1ボールの後、次打者の4番・太田知将(3年)が伊藤球審に言った。「サードがいないです」。「サードはベンチにいるのかと思った」と言う4番の指摘で現状を知った大谷も「(三塁手が)出てきていないだけだと思った。そしたら、外野に4人もいました」。藤野涼平三塁手(3年)が左翼線寄りにいて、通常の外野陣が左中間、右中間、右翼線寄りで“ポジション”についていた。出塁するには、人がいない所に打てばいい。「2番打者がやる走り打ちをマネしました」。無人の三塁に転がった球に伊東倫典遊撃手(3年)が追いついた時にはすでに一塁を駆け抜けていた。登板がない時は左翼や右翼を守ったが、この日は初めて中堅で出場した。この日も4打数3安打。佐々木洋監督(36)はトーナメントの連戦と安定した投手事情を踏まえ、「大谷に先発はさせない。途中から投げさせることになるので、打者の反応が見える中堅にした」と説明。193センチ右腕も「投手と同じ感覚で打者の特徴も見られる」と歓迎だ。
【センバツ大会後】 花巻地区予選の初戦(遠野緑峰戦)で1試合2場外弾など地区予選は6打数6安打。四死球を含め8打席連続出塁。この日の大東戦もシフトを敷かれた第3打席まで安打を重ね、第4打席で二ゴロに打ち取られるまで11打席連続出塁した。

 ■ 花巻東・大谷、練習試合で自己最速151キロ(スポーツ報知) 12/5/20

 今秋ドラフト目玉候補の花巻東・大谷翔平(3年)が19日、さいたま市内で行われた浦和学院(埼玉)との練習試合で、自己最速タイの151キロをマークした。「岩手のダルビッシュ」との異名をとる右腕は、2番手で5イニングを2安打1失点。今春センバツ8強の強豪に5―4と競り勝った。全球セットポジションながら「空振りが取れたし、直球とフォークが良かった」と毎回の9三振を奪った。国内3球団のスカウトが視察。阪神・菊地スカウトは「うちの藤川球児の直球に似てる。低めでも伸びがある」と絶賛した。また、同日に行われた富士市立(静岡)との練習試合では、高校通算50号となる右越え2ランを放った。
 日本ハムなど3球団のスカウトが視察する中、5回から登板し5回2安打1失点(自責0)。毎回の9三振を奪い、試合も5―4で制した。(スポニチ)

 ■ “みちのくのダル”大谷に7球団が熱視線(デイリースポーツ) 12/5/13

 今秋ドラ1位候補の花巻東・大谷翔平投手(3年)が12日、常総学院との練習試合に出場。阪神を含む7球団が“みちのくのダル”を視察に訪れ、日本ハムソフトバンクスカウト部門のトップが自ら足を運んだ。大谷はダブルヘッダーにフル出場。投手としては、救援した1試合目に最速149キロで4回無失点7奪三振。打っては2戦合計2安打3四球。痛烈な打球で存在感を見せた。日本ハムの山田GMは「いい球を投げていますよ。素晴らしい素材。入札で何球団来るかねえ」と絶賛した。今春のセンバツでは、優勝した大阪桐蔭に初戦敗退後は、練習試合7試合に登板。“浪速のダル”藤浪がV腕となった姿に刺激を受けたという大谷は「フォームが固まってきた。夏に長い回を投げられるようにしっかりやっていきたい」と誓った。

 ■ 大谷、2戦合計6の6!3発!(スポーツ報知) 12/5/9

 花巻東が10―0の5回コールドで花巻農を下し、県大会出場を決めた。ドラフトの目玉・大谷翔平投手(3年)は、「3番・右翼」で出場。初回に先制適時打、4回には3点本塁打、5回にはコールド勝ちを決める適時打を放った。登板予定はあったが、自ら試合に決着を付けたため、マウンドに登ることはなかった。大谷は初回、1死三塁で二塁内野安打で先制打。ゴロの打球は二塁手が追いつくも、グラブをはじき、球が高く上がるほど勢いがあった。3回の第2打席は右太ももをかする死球だったが、4回の無死一、二塁で右中間に高校通算47本目の本塁打。そして、9―0の5回、2死一、二塁で強烈な中前適時打で試合を決めた。6回のマウンドに向かう予定だったが、自らのバットで10点目となる適時打を放って終止符を打ってしまった。「投げてみたかったですが、最後のセンター前が今大会で一番いい当たりだったので」と笑顔を見せた。今大会は、2試合で3本塁打を含む、6打数6安打9打点と驚異的な成績を残した。5日の2回戦では場外本塁打2本という規格外のパワーを見せつけた。この日の本塁打は場内だったが、視察した楽天・上岡スカウトは「バットの先で、しかも逆風で入れた。すごい。秘めたポテンシャルはまだある」と賛辞を贈った。4月上旬の光南(福島)との練習試合では9回途中で降板したものの、被安打4、12奪三振と好投するなど、ピッチングの調子も悪くない。「お客さんがいる中で投げていないので、どうなるかわからないですが、一戦一戦をしっかり戦っていきたい」。マウンドで躍動して、岩手の春を制してみせる。

 ■ 花巻東、コールド発進!大谷2発!…春季高校野球(スポーツ報知) 12/5/6

 今春のセンバツ甲子園に出場した花巻東が、甲子園後初の公式戦に臨み、10―0の6回コールドで快勝発進した。3番右翼で出場した今秋のドラフトの目玉・大谷翔平投手(3年)は初回に2ラン、6回にソロ本塁打と1試合2ホーマー。登板はなかったが、3打数3安打4打点とチームをけん引した。ネット裏の日本ハム、横浜のスカウトも改めて野球センスを高評価した。やはり、怪物は違った。初回、1死三塁で内角直球を右中間場外へ運んだ大谷。4回には右中間へ適時二塁打、6回の先頭では、再び右中間場外へアーチを描いた。中堅120メートル、両翼92メートルの花巻球場で2本の場外特大弾を含む、3打数3安打4打点。高校通算本塁打数は46本に伸ばした。しかし、いずれの打球も右方向で「飛んでいったけど、引っ張りが強かった。もう少し、(ボールが)速いと差し込まれていた」と口を突いたのは反省の弁。4月29日の光星学院との練習試合で左中間へ本塁打して以降、引っ張り気味だという。「左中間への二塁打が理想」と語る193センチの左打者に納得の様子はなく、高い意識と飽くなき向上心を見せた。とはいえ、高校生離れした打球だ。柔らかな構えで、ヘッドが立ったバットから放たれる角度の浅い弾道。空気を切り裂き、空に吸い込まれていくような当たりは、阪神・金本知憲外野手(44)のアーチにも似ている。「ボールがバットに乗っている時間が他人より長い。ボールの下をたたける」と日本ハム・今成スカウト。続けて「王さんや田淵さん過去のホームランバッターはそういう弾道だった」と言えば、横浜・武居スカウトも「あの打球はプロでもないアーチストのホームラン田淵さんみたいだ」と絶賛した。プロ野球歴代1位の通算868本塁打を放った王貞治氏(現ソフトバンク会長)、同10位で474本塁打の田淵幸一氏(現楽天ヘッドコーチ)ら、プロ野球を彩った往年のスラッガーに引けをとらないという評価。本職の投手としての出番はなかった“岩手のダル”だが、野球センスを存分に見せつけた。
 今秋ドラフトの超目玉、花巻東(岩手)・大谷翔平投手(3年)が、センバツ後初の公式戦で特大の場外弾2発を放った。遠野緑峰戦に「3番右翼」で先発出場。1回の第1打席で右翼場外への先制2ラン。6回にも推定飛距離140メートルの特大ソロを再び右翼場外へ運び、高校通算本塁打を46に伸ばした。センバツ初戦で大阪桐蔭に2-9で大敗。連投できる体力強化に励んでいる。登板はなかったが「今後どう投げられるか楽しみ」と表情は明るかった。日本ハム今成スカウトは「(1本目は)150メートルはいったんじゃないか。緩い球にも軸がぶれず、自分で運べる」と絶賛した。(日刊スポーツ)

 ■ 大谷11四死球9失点で初戦敗退/センバツ(日刊スポーツ) 12/3/22

 第84回選抜高校野球大会が開幕し、花巻東が大阪桐蔭に敗れた。大谷翔平投手が8回2/3を7安打9失点(自責5)。打っては先制本塁打を放ち、投げては最速150キロを計測し、11三振を奪ったが、7カ月半ぶりの公式戦登板で11四死球と制球が乱れた。初戦で注目された「ビッグ3」の直接対決は、2失点完投の大阪桐蔭・藤浪晋太郎投手に軍配が上がった。大谷の握力は、もう失われていた。9回表2死二、三塁。暴投で7点目を献上し、7番水谷には頭部死球。完投目前、173球でマウンドを降りた。指先が黒く焦げるほどの熱投だったが、8回2/3を7安打11四死球で9失点。「実力不足です。やってきたフォームで投げられず、試合中に修正できなかった。出来は2、3割。自分のせいで負けました」。試合後の通路では唇をかみ、引き揚げる藤浪の後ろ姿を見送った。良くも悪くも大谷中心だった。まずは4番打者として2回裏にソロ本塁打を放つ。116キロのスライダーを懐深く引き込んでフルスイング。右中間の外野席に高校通算37本目を突き刺した。投げては5回まで2安打6Kの無失点。最速150キロも投げ、ネット裏のスカウト陣も絶賛していた。しかし、悪夢のシナリオは始まっていた。5回終了時点で85球。昨年7月の負傷後、実戦で投げたのは79球が最高で「6、7回から握力がなくなってきた」。2-1の6回表に外角高め126キロのスライダーを痛打され、逆転の2点二塁打を浴びる。さらに7回2死三塁から相手の4番田端に左越え2ランをたたき込まれた。高校入学後、公式戦で本塁打を浴びるのは初めて。これも、打たれた球は決め球スライダーだった。間に合わなかった。公式戦の登板は昨年8月7日の甲子園1回戦(対帝京)以来、227日ぶり。左座骨の骨折、スタミナ不足に加え、フォームも理想とかけ離れていた。1月に投球再開した時、佐々木洋監督(36)は目を疑った。腕が後ろに入りすぎ、踏み込む足がインステップ。美しく、しなやかだったフォームが、長すぎたブランクで見る影もなかった。高校入学後に矯正した、中学時代の我流の型に戻っていた。この試合も、悪癖のインステップが出た終盤に力尽きた。決め球のスライダーも「再矯正の中で横投げになってしまう」(佐々木監督)と禁止され、今月8日の練習試合で解禁したばかり。左座骨も、実は完治していなかった。2月下旬のエックス線検査。骨が完全にくっついていなかった。本人は「痛くない」。しかし再発の危険はゼロではない。大会前、追い込み切れなかった理由の1つになった。「負けた実感がない。もう終わったのか…」。注目された藤浪とのビッグ3決戦は予想外の大差に終わった。まだ夏はあるが、切り替えられない。誰よりも結末が信じられないのは、大谷自身だった。
阪神葛西スカウト
 「大谷くんは素材として見ている。夏までにバランスを調整し、どう成長するか。腕の振りがシャープで楽しみ。打撃は三直もすごかった」
日本ハム山田GM
 「大谷も藤浪も素晴らしいものを持っている。本調子じゃなくても片りんを見せた大谷の本塁打は打ち方が素晴らしい。投手も野手も両方やれる
ソフトバンク永山スカウト部長
 「ピッチングは寒い中しっかり投げていた。大谷は柔らかく投げ、藤浪は剛腕。2人ともただ速いだけじゃなく変化球にもセンスがある」
ロッテ永野チーフスカウト
 「大谷は投手、野手両方の可能性を持っている。打撃も柔らかいスイングはそんなに速いわけじゃないけど、運ぶイメージがずっとできている
オリックス古屋編成部国内グループ長
 「テクニックは大谷の方が上。ステップが狭いからばらつきもあるけど、今の段階では十分。足もあるしセンスを感じる」
中日中田スカウト部長
 「大谷の打撃はトップも含めて素晴らしい打ち方投球は6~7分の出来だから伸びしろがある身のこなしも脚力もセンスもすべてを備えている
広島苑田スカウト部長
 「大谷はバランスがいいけどまだ下半身が使えてない打撃はNO・1。藤浪を見てびっくりした。ぴゅっと浮くようなスライダーを見たのは大洋にいた平松以来だ」(日刊スポーツ)
 国内12球団に加えて、ツインズレイズブレーブスのメジャー3球団も視察に訪れた。ブレーブスの大屋博行国際スカウトは「大谷は打撃センスがあってバランスがいい。藤浪はきょうは力みがあったが、あれだけ投げられるのは体が強い証拠」と高評価。昨秋ドラフトで武田(宮崎日大)と吉本(足立学園)の2人の「ダル2世」を獲得したソフトバンクの永山勝スカウト部長は「大谷君は打者としても欲しいくらい。藤浪君も今後が楽しみな素材」と期待していた。(スポニチ)
 大谷に賛辞を贈ったのは日本ハム・今成スカウト。04年ドラフトで東北・ダルビッシュ有を単独指名した際の担当だ。「今までさまざまな投手が“ダル2世”といわれてきたが、彼こそがふさわしい。長身であることを思わせない体のバランスの良さ、糸を引くような伸びのある直球、当時のダルと比べても甲乙つけがたい」とたたえた。打者・大谷にも高評価だ。オリックス・古屋スカウトグループ長は2人を「柔の大谷、剛の藤浪」と評した上で、「打者としても超一流。期待されている1打席目で打つとは、中田翔みたいだ」。巨人・山下スカウト部長は「ホームランバッターとしても高いレベルにある」。ソフトバンク・永山スカウト部長は「投手・大谷と打者・大谷を別個に両方欲しい」と本音を漏らし、中日・中田スカウト部長も「打者としての方が完成度は高い投手としては完成品でなく、まだ試行錯誤しているように感じる」と語った。(スポーツ報知)
 大谷は崩れ、藤浪は崩れなかった。現時点の2人の違いは「体の強さ」だろう。大谷は小6で165センチ、藤浪はすでに180センチあった。大谷が昨夏にも苦しんだという成長痛は、藤浪は幼稚園児の頃に体感しただけという。2歳から15歳まで続けた水泳のおかげで関節が柔らかく、けがの経験はほとんどない。万全の状態で下半身を強化し、スタミナに不安のなかった方が勝者となった。(スポーツ報知)
巨人・山下スカウト部長の話
 「大谷は、打撃が高校生のレベルではない。スライダーを投げるときは力みがないんだけど、直球を投げるときにフォームを崩してしまうところがある。藤浪は、この時期の150キロはプロでも出ない。リリースポイントがバラつくし、まだ下半身が弱いが、安定してくればもっとスピードも出る」
中日・中田スカウト部長の話
 「藤浪は(昨夏と比べ)腕が振れるようになって、球も速くなった。大谷は試行錯誤している段階で、まだまだ良くなる要素がある。完成に近いのは打撃の方。2人とも間違いなく1位候補。好投手が初戦でぶつかってしまうのはもったいないけれど、2人の特徴がよくわかった」
広島・宮本スカウト部付部長の話
 「藤浪は、左足をきちっと地面に着いてから投げられるから、打者はスピードガンよりさらに速く感じるんじゃないか。大谷は、即戦力だと思っている。超高校級じゃないかな。体の使い方に力みがない。球のキレに出ている。ただ、きょうは変化球に頼り過ぎた面があったかな」(SANSPO)
中日・石井昭男スカウト
 「試合には負けたが、大谷は素材としてはナンバーワン右腕。この日は右肘が伸びてしまい、押し気味になげていたから、真っすぐがもうひとつでスライダーに頼っていた。夏に向けて本調子になれば、ストレートは威力を発揮するだろう。“縦系”の投げ方。フォークなど縦の変化で勝負できる。打者としては向かい風でもスタンドに放り込んだ、あの本塁打を見ても分かるように、投手だけでなく、野手としてもドラフト1位評価される選手。好フィールディングで、野球センスに優れている」
日本ハム・山田GM|12/3/22 
 「2人は遜色ない。大谷はセンスがあるし、藤浪は速い球を投げられるのが魅力」
オリックス・古屋スカウトグループ長
 「藤浪は素材がスゴい。昨年よりも良くなっている。大谷はテクニックとセンス長打力、脚力ともあるし、野手としてもトップクラス
楽天・早川スカウトアドバイザー
 「大谷は中日の浅尾のように、テークバックが小さく、腕の振りが速い。藤浪はタマ持ちのよさが光る。2人とも素材はいいが、プロでは活躍するには時間がかかりそうな気もする」
DeNA・吉田編成部長
 「大谷は投打とも好素質。藤浪は大きな体を使えるし、球を押し込むのがいい」(東京中日スポーツ)

 調整不足ということもあり目に見える形で良さを披露したのは打者としてでしたね。
 本家ダルも高校時代は変化球が多く力強さよりも柔らかさが目立っていた記憶がありますが
 高い潜在能力を将来の大きな成果につなげるためにも強い体を作ってもらいたいところです。

高校2年時

 ■ 花巻東大谷が「魔神フォーク」で6回10K(日刊スポーツ) 12/3/17

 花巻東の大谷翔平投手が新球フォークに手応えをつかんだ。16日、京都・亀岡市内で行われた龍谷大平安との練習試合に登板。昨年7月に左座骨を骨折して以来、最長となる6回を投げて無失点。1安打10三振のうち6三振を、速度の違う2種類のフォークで奪った。3回2死からの6者連続を含む10三振。大阪桐蔭との対戦が決まり、「桐蔭さん相手に直球だけでは厳しい」と冷静に分析。そこで試したのは「速く小さく落ちてカウントも取れる球、三振を狙って大きく落とす球」という2種のフォークだった。129キロをはじめ120キロ台と119キロ以下の110キロ台。79球のうち約4割を占めたが「低めにいった球は、いい感じだったと思う」と納得の表情だった。昨年12月、同期の佐々木毅投手(3年)に握りを教わった。2月の静岡合宿で味方打線に試したところ、好感触だった。高校通算35本塁打で「銀仁朗2世」と呼ばれる龍谷大平安・高橋大樹捕手をフォークで空振りさせ、最後は直球で空振り三振。中学時代、AA世界野球選手権の日本代表で藤浪とバッテリーを組んでいた強打者に「エグイ球だった…。ビックリしました。大谷君の方が藤浪より柔らかい」と言わしめるほどだった。この日は最速146キロの直球と最も遅い97キロのスローカーブも投げた。最大球速差は49キロだが「6~7割の力でした」。許した安打が遊撃への内野安打だけで三塁を踏ませず、力を入れる得点圏に走者を背負わなかったためだ。8日に対外試合が解禁されてから、4試合で計17イニング無失点。この試合から昨夏の甲子園以来となる背番号1をつけたが「まだ三塁に走者を置いた状況を試せていない」と苦笑いした。ぜいたくな誤算が、順調な仕上がりを物語っている。
 広島の宮本洋二郎スカウト部付部長は「スピードガンより速く感じる。いい投手だね」と高く評価した。フォークには昨春から取り組んでいたが、左足のけがもあり昨年は封印。冬場の練習で握り方やリリースなどを研究し、今では手首の角度で落差を調節できるまでに精度を高めた。また、フォークを使っている佐々木毅投手から「このほうがちゃんと握れるし、相手にもばれない」と助言を受け、マウンド上ではフォークの握りでボールを持っている。これまでの決め球はスライダーとチェンジアップだったが、新たな決め球にも手応えをつかんだ。(SANSPO)
 広島とドジャースのスカウトがネット裏で視察した。高校時代のダルビッシュを視察したことがある広島・宮本スカウト部付部長は「ダルに匹敵しますね。球種も豊富で全てキレがある。直球はスピードガン表示よりも速く感じます」と目を丸くした。(スポーツ報知)
 この日、小島圭市極東担当スカウトが視察に訪れたドジャースは、12日の報徳学園戦など計3試合にスカウト部門トップのローガン・ホワイトGM補佐を米国から送り込んでいる。ドラフトイヤーを迎える右腕の周囲がにわかに騒がしくなってきている。
 ▼広島・宮本洋二郎スカウト部付部長 ダルビッシュに匹敵する逸材。球種も豊富で、全部切れがあって制球力もある。即戦力でいける。(スポニチ)

        回数 被安 奪三 四死 失点
   阪 柏 原   3  0  3  3  0 146㌔
   東洋姫路   4  3  5     0 146㌔
   報徳学園   4  0  4     0 143㌔
   龍谷平安   6  1  10     0 146㌔
         17  4  22     0 防0.00
           被安打率2.12 奪三振率11.65

 ■ 花巻東・大谷、ドジャース幹部3人が視察(デイリースポーツ) 12/3/13

 今秋ドラフト1位候補、151キロ右腕の花巻東・大谷翔平投手(2年)が12日、兵庫県三田市内で報徳学園(兵庫)との練習試合に先発した。大リーグ・ドジャース幹部と日本ハムのスカウトが熱視線を送る中、吹雪の中で4回を無安打4奪三振の無失点に抑え、最速は143キロをマークした。打っても4番に入り、初回の適時打を含む2安打1打点。四回の打席で右の肩甲骨付近に死球を受けたが、その裏も平然と投げて「大丈夫です」。ケロリとしていた。季節外れは天候だけではなかった。メジャー関係者の高校生視察は甲子園の大会なら珍しくはない。だが今はまだセンバツ前。さらに米国内は春季キャンプ中で各球団の編成関係者は忙しい。そんな時期に、1人の高校生の練習試合を見るためだけにわざわざ、メジャーがスカウトを送り込むのは極めて異例だ。駆けつけたのはドジャースのローガン・ホワイトGM補佐ら3人の幹部。この日を含めて大谷の3試合を見届けた。同GM補佐は「メジャーに在籍した日本人ではダルビッシュに近い体格だが、同じ年齢として考えれば大谷はトップレベル」と評価。13日に日本を離れるため、センバツ大会を見ることはできないが「投打ともいい。アスリートとして両方魅力がある」と絶賛した。これで大谷は練習試合解禁後の登板3試合で計11回無失点。「粘っこく振りの鋭い関西のチームを相手に0点で抑えられたのはよかった」と自己分析した。「チーム内には東日本大震災で被災した子もいる。僕らが勝ち上がることで地元に元気を与えられると思う」。国内外で注目を集める怪腕は本番での快進撃を誓った。

 ■ 花巻東・大谷をドジャースGM補佐が電撃視察(スポーツ報知) 12/3/10

 米大リーグ・ドジャースのスカウト部門トップ、ローガン・ホワイトGM補佐が9日、花巻東(岩手)の151キロ右腕・大谷翔平(新3年)を電撃視察した。大谷は兵庫・姫路市内で東洋大姫路との練習試合に先発し、4回を3安打無失点に抑えた。ド軍のほかレッドソックスも「岩手のダル」を視察した。長い手足をしなやかに使って力投する大谷に、熱い視線が注がれた。ド軍の小島圭市・日本担当スカウトは大谷が1年の時から見ているが、同GM補佐はもちろん「ライブで見るのは初めて」。一塁側、三塁側などあらゆる角度から、一挙手一投足を追った。直球を低めに決め、2日連続で球速146キロを叩き出すなど5奪三振と躍動した。2回まではスライダーなど変化球を中心に組み立て、3、4回は直球で押した。「なかなか競争心がある。変化球も種類がある。スピードがもっと出るのは理解している」と同GM補佐。大谷は「中学生の時、(西武・菊池)雄星さんの特集をテレビで見たときに映っていた方でした」と存在には気づいていたが、意識せずに目の前の打者に集中した。阪神西武のスカウトも視察。大谷は過去に「将来はまだ考えていない。プロに限らず、大学や父がプレーしていたので社会人野球にも興味がある。まずは高校で結果を出してから。メジャーは最終的には行きたいと思っている」と話したことがある。大谷の周囲が、にわかに騒がしくなってきた。

 ■ 6球団スカウト驚愕…大谷豪快2発に「野手でも1位」(スポニチ) 12/3/9

 高校野球は8日、練習試合が解禁となり、第84回選抜高校野球大会に出場する花巻東(岩手)は大阪府柏原市内で東大阪大柏原と対戦した。「3番・右翼」で先発した今秋ドラフト1位候補の大谷翔平投手(2年)は、打撃では2打席連続本塁打を放って高校通算35本とすると、投げても7回からの3回を無安打無失点の好投。今センバツ注目度No・1右腕が、打っても怪物級を証明した。5回の3打席目に真ん中直球を強振。左打席から右中間へ弾丸ライナーの本塁打を放つと、続く7回にも内角低め直球を再び右中間にはじき返して圧巻の2打席連続本塁打だ。ともに推定飛距離は130メートル。本人も「あそこまで飛ぶとは思わなかった」と目を丸くする衝撃弾で最高のスタートを切った。この日は、巨人中日ソフトバンク日本ハム楽天ロッテの6球団のスカウトが大谷のプレーを視察。中日の米村明スカウトは「投手、野手どちらでも1位でいけるほどの素材。怪物化しそうだね」と高い打撃センスを絶賛した。7回からは「本職」で魅せた。昨夏の甲子園1回戦の帝京戦以来、214日ぶりに対外試合に登板。「制球だけ意識して投げた」としながらも直球は最速146キロを記録し、3回を無安打無失点で3奪三振。「思ったより投げられたけど、制球がまだまだ」と振り返ったが、佐々木洋監督は「もっと下半身主導になって腕が強く振れるようになると、夏の甲子園のスピード(150キロ)は超えると思う」と座骨関節の骨端線損傷から復活を目指すエースの復調に目を細めた。
 ▼巨人・熊野輝光スカウト 打撃は高校時代のT―岡田(オリックス)より上じゃないか。パワーも匹敵する。2打席連続本塁打は鮮烈だった。
 ▼ロッテ・下敷領悠太スカウト 能力の高い選手。四球もあったけど、その辺はすぐに修正できると思う。
 中日の米村スカウトが「投打どちらでもドラフト1位だと思う」と言えば、巨人の熊野スカウトは「ピッチャーとしてすごいと聞いていたが、2打席連続本塁打には恐れ入りました」と脱帽した。(スポーツ報知)
 巨人・熊野スカウトが「146キロだからね。打撃も鮮烈。(オリックス時代に担当した)T‐岡田よりパンチ力は上かも」と舌を巻けば、中日・米村スカウトも「上半身と下半身のバランスが良くなれば150キロは平気で出るバットの角度もいい。今年見た高校生で一番」と絶賛した。(デイリースポーツ)
 7カ月ぶりの実戦登板で上半身と下半身のバランスも悪かったが、巨人熊野スカウトは「本来の姿ではなくても非凡。下(下半身)を鍛えればダルビッシュ級になる」。中日米村スカウトも「僕の中では投打に高校NO・1。怪物化しそうだね」と絶賛した。(日刊スポーツ)

 ■ 花巻東・大谷「大丈夫」半年ぶり実戦54球(スポーツ報知) 12/2/19

 第84回センバツ高校野球大会に出場する花巻東(岩手)の151キロ右腕・大谷翔平(2年)が18日、静岡合宿でケース打撃に登板。5割程度の力で打者17人に対し54球を投げ、4安打2四死球2三振ながら、左座骨のけがから順調な回復ぶりをアピールした。“岩手のダル”が帰ってきた。昨秋の公式戦登板はゼロ。昨夏の甲子園以来、約半年ぶりに実戦形式での投球を再開したばかりだが、長い手足をしなやかに使う投球フォームは健在だった。「今の段階では調子がいいとは言えないけど、これから上げていけばいい。1か月あれば大丈夫」。193センチ、86キロの大型右腕は、自信をのぞかせた。進化も見せた。昨年12月から投げ始めたばかりのフォークで空振り三振を奪い、「イメージどおりでした。センバツでも使っていきたい」と笑顔。視察した横浜DeNAの吉田編成部長は「ただ大きいだけでなく、ゆったりとしたフォームも魅力。本番までに仕上げてくれば、すごいボールを投げるはず。楽しみだね」と、高まる期待感を隠さなかった。
 今キャンプでは、佐々木洋監督から「140キロ台のフォークを投げろ」と元ロッテの伊良部秀輝氏ばりの高速フォークの習得を目指している。この日はフォークで三振を奪うなど「決め球でどんどん使っていきたい」と手応えも上々。視察した阪神の葛西稔スカウトも「打者の反応を見るとうまくタイミングが外れてる」と高評価した。(スポニチ)
 この日は阪神とDeNA2球団4人のスカウトが視察に訪れた。直球、習得中のフォークなど54球を投げ、打者17人に4安打。座骨の骨端線損傷からの故障明けとあって、状態はまだまだだったが「このぐらい投げられたら問題ない。大きなスケールを感じる」(阪神・葛西スカウト)、「力強さが出てきた」(DeNA・武居スカウト)と、スカウト陣からは賛辞が並んだ。(デイリースポーツ)

      試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率 
   11秋公: 5 .444  9  4 2 0 0 2 0 3 0  .583  .667
   11秋全: 16 .480 25 12 2 1 0 9 3 5 0  .567  .640

 ■ 4球団スカウト、光星・田村&花巻東・大谷絶賛(スポーツ報知) 11/10/12

 準決勝で光星学院が花巻東を9―8で下し、3季連続の甲子園出場を確実にした。来秋のドラフト候補・光星学院の田村龍弘と花巻東・大谷翔平(2年)の対戦とあって、ネット裏には広島、ヤクルト、楽天、西武のスカウトが陣取った。プロ4球団4人のスカウトの前で、田村は5打数3安打4打点1四球。レフトへ大きな放物線を描いたアーチを2本と、投手の足元へ鋭い打球を放った。大谷は本来、191センチの長身から最速151キロを繰り出す投手だが、打力もあり、3打数2安打1打点2四球という結果だった。広島の近藤スカウトが「2人は別格。全国でもトップクラスでしょう」と舌を巻けば、楽天の上岡スカウトは「2人とも1打席目からの集中力を持続できる。バットを振る能力が非常に高い。ボール球の見送り方がいい。野球センスがある上に、練習して腕を磨いている」と絶賛していた。

 ■ 花巻東・大谷、骨端線損傷だった(SANSPO)

 夏の甲子園に出場した花巻東が今秋初の公式戦に臨み、花巻北に10-0で六回コールド勝ちした。「3番・遊撃」の太田知将内野手(2年)が、2打席連続の2点本塁打を放つ大活躍。投打の中心である大谷翔平投手(2年)の故障離脱を感じさせない完勝ぶりだった。左太もも裏痛で戦線離脱中の花巻東のエース大谷翔平(2年)の症状が左股関節の骨端線損傷だったことが4日、わかった。試合後に佐々木監督が明らかにした。これまで肉離れとしていたが、複数の病院で診断の結果判明した。骨端線損傷は成長期に激しい運動をするとなりやすいけがで、骨端線という成長期特有の軟骨が傷つくことで起きる。手術などは行わず、大谷は現在痛みが出ない範囲で練習を続けているという。佐々木監督は「勝つためには使いたいところだが、将来のある選手なので…」と渋い表情。大谷は今夏の甲子園1回戦・帝京戦で痛みがあるなか途中登板も、5回2/3を投げて6安打3失点で試合も7-8で惜敗した。

 ■ 花巻東・大谷 150キロ出すも惜敗(スポーツ報知) 11/8/8

 “岩手のダル”こと花巻東の191センチ右腕・大谷翔平が、左太もも裏肉離れを抱えたマウンドで帝京に惜敗も、来秋ドラフトの目玉は実力の片りんを見せた。同点の5回2死一、二塁。カウント2ボール2ストライクから伊藤に投げた真ん中低めへの直球は、自己最速にあと1キロと迫る150キロを計測。2年生としては05年の田中以来となる大台到達だった。しかし、この球を三塁強襲安打にされると、三塁手の走塁妨害で勝ち越し点を献上。「150キロでも120キロでも、抑えて勝ちたかった」と本音がこぼれた。患部は「正直、試合前から痛かった」。だが、痛み止めを飲んで右翼で先発すると、4回1死からマウンドへ。佐々木洋監督が「本来の力の50~60%くらい」と話す内容ながら、3失点も自責1で踏ん張った。7回に決勝打を浴び、105球の熱投は実らなかった。それでも、評価は揺るがない。日本ハムの今成スカウトは「ダルビッシュに似ている真っすぐの質がいい」と絶賛した。沿岸部出身の選手10人のうち、津波で3人が家族を失い、6人が家を流された。この日、同じ2年生で先発した小原大樹も伯父が自宅を流された。震災直後、大谷はブルペンで投げ込む左腕の隣に立つと、「今の変化球は外角に投げた方がいいんじゃないか」などと具体的にアドバイスした。「自分が落ち込んでいた時に、あえて実戦的な指導をしてくれた。気持ちを癒やしてくれた」と小原。エースを筆頭に、誰もが被災者の思いを背負っていた。帝京に先手を取られ続けながら、3度も追いついた。佐々木監督は「岩手に元気を届けたかったけど、残念です…」と涙を流した。大谷は「決してあきらめないのが花巻東の野球。岩手の方々に少しでも伝わってくれていればうれしい。(来年の)春に甲子園に戻ってきて、優勝したい」と誓った。
 痛み止め、はり治療で回復に努めたが「試合前から痛かった。下半身を使えず、上半身だけで投げた」。その状況で105球を投げ込んだ。腰を下ろすと激痛が走る中、バント処理で2度の封殺も決めた。151キロは、聖光学院の歳内と投げ合った4月の練習試合で計測した。調子が上向いてきた時に負傷し、寮の自室で「何で今なんだ」と眠れないほど、ふさぎ込んだ。5月、エックス線で全身を撮影すると「骨端線」が残っていた。軟骨と骨の境にあり、これが消えるまで成長するという。191センチから「あと5センチ伸びる」と聞いた大谷。進化途中の怪腕は「来年の春(センバツ)、必ず甲子園に戻ってきて日本一になります」と誓った。(日刊スポーツ)

 ■ 151キロ大谷肉離れで先発なし(日刊スポーツ) 11/7/25

 花巻東が盛岡三を下し、2年ぶり6度目の夏の甲子園出場を決めた。最速151キロ右腕の大谷翔平(2年)が、今大会6試合で1度も先発しなかった。理由は左太もも裏の付け根の肉離れ。大会2週間前の練習試合で痛めたという。「大会には間に合うと言われたけど長引いた」。20日の4回戦(対久慈東)は痛み止めを飲んで6回から1回2/3を投げたが、再発して4失点(自責点2)で降板していた。決勝には右翼で出場し、3回裏に相手の二塁走者をレーザービームで補殺。3番打者として2安打を放ち、甲子園出場に貢献した。

   11夏      回数 被安 奪三 四死 失点 
   4回戦:久慈東  1.2  2  3  2  4 142㌔

     試合 打率 打 安 二 三 本 点 振 球 盗 出塁率 長打率 
   11夏: 5 .412 17  7 1 0 0 4 1 6 0  .565  .471

 ■ 「東北のダル」ヒヤヒヤ8強「痛みが治まらなかった」(スポニチ) 11/7/21

 岩手大会では「東北のダルビッシュ」の異名を取る最速151キロ右腕の大谷翔平投手(2年)が、6回から今大会初登板。しかし1回2/3を2安打4失点(自責2)と課題を残した。待ちわびていた今夏初マウンド。最速151キロ右腕の大谷は、あっけなく降板してしまった。登板前から感じていた左太腿裏の違和感が消えず、2安打4失点。チームはサヨナラ勝ちも「痛みが治まらなかった。自分が出て点を取られてしまって申し訳ない…」と表情は晴れなかった。同校OBの菊池(西武)以上とも言われる逸材。2、3回戦で登板機会がなく「早く投げたい」と心待ちにしてきた。この日も「3番・右翼」で出場。6回、ようやく待望の初マウンドを踏んだ。しかし味方の失策に自身のけん制悪送球も絡み、2死一、二塁から左中間三塁打で先制の2点を献上。さらに7回2死一、二塁の場面で足がつり、ベンチに自ら交代のサインを送って無念の降板となった。
 この日の最速は142キロ。それでもアウト5つのうち3つを三振で奪い、打撃でも1安打1打点をマークした。2年生ながらプロの注目度も高く、横浜・田中幸雄スカウトも「きょうはあまり良くなかったね。それでも体つきがしっかりしてくれば楽しみ」と、1メートル91の大型右腕の潜在能力の高さを認めている。(スポニチ)

 ■ バットで存在感!花巻東・大谷2打点(SANSPO) 11/7/18

 花巻東の最速151キロ右腕・大谷翔平(2年)が、3回戦の福岡戦に「3番・右翼」で夏の大会初出場。3打数2安打2打点の活躍で、チームは7-0の七回コールド勝ちした。四回二死三塁から中前適時打を放つと、六回一死二塁でも右前適時打。2安打2打点と結果を残した。「しっかり引きつけて打つことだけ考えた。(2安打は)少しひっかけていたし、納得のいく当たりではないです」。2安打にも大谷はまだまだという表情をみせた。初戦の2回戦・宮古水産戦は出場せず、これが今大会初出場。だが夏の大会独特の緊張感などどこ吹く風で、快打を連発だ。本来は投げる姿を視察にきたはずのスカウト陣も、高い打撃力にうなった。「バランスがいいし、自分の体の使い方をわかっている。打者としても面白いと思う」。日本ハム・今成スカウトがこう話せば、中日・山本スカウトは「(球が)当たる瞬間の力がある。バットをしっかり振っている」と評価。しなやかな腕の振りからMAX151キロの直球や、切れ味鋭いスライダーなどをくり出す投球が最大の魅力だが、打撃でも非凡なものをみせた。「大谷はいい意味でマイペース。慣れさせなくてもいい投球ができるし、十分な経験もある」。いまだ登板機会がないことについて、佐々木洋監督はこう説明した。試合前のシートノックにも加わらず、攻守交代時のキャッチボールもせずと、徹底して肩の消耗を予防。「夏(の大会)は流れが悪いときにいくよ、と大会前に監督からいわれていた。本当は早く投げたいですけど…」。そう話すと大谷は苦笑いだ。
◆大谷の打撃について阪神・中尾スカウト
 「軸がしっかりしている、素直なスイング。打ち損じでも安打になるのはきちんと振れている証拠」

 視察した日本ハムの今成泰章スカウトは「身のこなしはかなりセンスを感じる」と高校通算32本塁打の打撃も絶賛。1メートル91、76キロの体格から「東北のダルビッシュ」の呼び声が高いが「高校時代のダルビッシュみたいに体のバランスがいい」と本家と変わらぬ評価を与えていた。(スポニチ)
 中日山本スカウトは「投げるのを見たかったけど、打撃も振る力がある」と話した。(日刊スポーツ)

 ■ 花巻東V!エース大谷が導いた(日刊スポーツ) 11/5/26

 花巻東が水沢を10-4で破り、2年ぶり5度目の優勝(前身の花巻商含む)を飾った。191センチの右腕エース大谷翔平(2年)が、決勝は右翼手で先発して3安打2打点。バットで頂点に導いた。学校は内陸にあるが、沿岸出身の部員6人が東日本大震災の津波で実家を流失。開催すら危ぶまれた大会で一丸となり、夏への第1歩を踏み出した。まずは1回1死二塁。右翼フェンス直撃の適時二塁打を放ち、初回に打席が回ってきた今大会の4試合すべてで打点を記録。続く3回無死から中越え三塁打、4回1死三塁で中前適時打と固め打ちした。サイクル安打がかかった4、5打席目は左飛と右飛に終わったが、大会通算11安打9打点。「去年は決勝で負けたので絶対に優勝したかった」と笑顔を見せた。1年春から4番に座り、既に高校通算25本塁打と打撃センスも非凡。4日の花巻地区予選1回戦(対花巻南)ではサイクル安打を達成した。第1打席から三塁打、本塁打、二塁打、単打の4打席で成立。5回コールド勝ちの参考記録ながら、投げてはノーヒットノーランの独壇場だった。

   11春        回数 被安 奪三 失点
   1回戦:盛岡大付 先  9  3  13  1 142㌔
   2回戦:岩 泉 高  (救援登板:詳細不明)
   準決勝:盛 岡 一 先  6  5  10  0 147㌔
   決 勝:水 沢 高    2  3  2  1 144㌔

 ■ 花巻東191cm大谷147キロ決勝(日刊スポーツ) 11/5/25

 花巻東が4年連続6度目の決勝進出を決めた。2年生エース大谷翔平が、公式戦自己最速タイの147キロを3度マークし、6回(コールド)5安打10奪三振の快投。長身から振り下ろす右腕の指先は、自身の背番号に達するほどしなり、体に巻きついた。初回先頭打者への2球目で147キロを計測。昨秋の東北大会以来となる公式戦最速タイ。4回にも2度、同じ球速をマークした。4月29日の練習試合・聖光学院戦では、自校のスピードガンが151キロを表示。「力を入れず、コントロールを意識して低めに集めました」。控えめな笑顔が余力十分を物語る。圧巻は4回。連打と四球で迎えた無死満塁で、配球をガラリと変える。常時140キロ台の直球を見せ球にスライダーで勝負し、盛岡一の6番中村拓、7番千葉貴を連続三振。8番小野も三ゴロに打ち取り、難なく無失点で切り抜けた。まだ2年春。それでも19日の盛岡大付戦をプロ6球団が視察した。「今年でもドラフト上位候補」。スカウトたちは口をそろえた。09年の甲子園で花巻東を春準V、夏4強に導いた西武菊池雄星以上、の声が上がっている。恵まれた長身、強い地肩、柔軟性は両親から受け継いだ182センチの父徹さん(49)は、社会人野球の三菱重工横浜で7年間プレーした強肩外野手170センチの母加代子さん(48)はバドミントンで国体出場経験がある。大谷は「バドミントンはラケットを真上から振らないと打てない。投球のテークバックに似ている」。小学2年まで母と打ち合った経験が柔軟さにつながっている。徹さんは「中学入学時に167センチだった身長は、無理なく伸びて高校入学時に188センチになった」。東北ゆかりの長身エースといえば、東北高出身の日本ハム・ダルビッシュ(196センチ)と楽天岩隈(190センチ)。「2人の映像を参考にしています」と大谷。高校入学からまだ1年強と末恐ろしい。みちのくから、再び怪物が躍り躍り出る日も遠くない。
 震災前の練習試合で149キロをマーク、4月29日の光星学院との練習試合では151キロを記録した。翔平と名付けたのは父・徹さんだ。大谷は3人兄弟の末っ子で唯一、岩手・水沢で生まれた。奥州平泉にゆかりのある源義経から「義経は戦うと飛ぶイメージがある」と徹さん。京都・五条大橋での決闘で、弁慶のなぎなたをかわす義経の印象から翔を用い、平泉から平を取り「翔平」と名付けた。水沢南中では軟式野球部に所属する傍ら、一関シニアでもプレー。決勝戦は中学の先輩が7人もベンチ入りしている地元の水沢が相手。一関学院相手に被安打6、1失点と好投した最速141キロ左腕の佐々木大志(3年)は中学の1学年上のエースだった。(スポーツ報知)

 ■ 花巻東・大谷、強豪対決制す(SANSPO) 11/5/20

 雄星を超える逸材だ! 岩手大会が開幕し、1回戦の強豪対決は花巻東が盛岡大付を3-1で下した。2回戦進出の立役者はエース大谷翔平投手(2年)。MAX147キロ右腕が、早くも来年ドラフトの“目玉”に躍り出た。この日、秋田大会も開幕した。左手を突き上げ、体全身で勝利の雄叫びだ。大谷が散発3安打、1失点完投勝利で盛岡大付をねじ伏せた「相手打線もよかったけど、仲間がいい守備をしてくれた。とても助かりました」。にっこりと笑顔をみせた。この日のMAX142キロの伸びのある直球に、鋭く曲がるスライダーやフォーク、チェンジアップと落ちる球を駆使。序盤に右足がつるアクシデントに見舞われながらも、八回をのぞき毎回の13奪三振の快投を見せた。スタンドに陣取ったソフトバンク楽天中日巨人広島横浜のプロ6球団のスカウト陣も、大谷の投球に釘付けとなった。打っても4番に座り、一回一死一、二塁で先制の右前適時打。冬場の練習ではウエートトレや走り込みで下半身を鍛えながら、夕食時に白飯7杯をノルマにしてパワーアップ。体重は10キロ増えて76キロとなり、太ももや尻回りがひと回り大きくなった

素材や将来性はずば抜けている。(菊池)雄星より上だね」(ソフトバンク・作山スカウト)
「力みなく投げられるのは天性のもの。現時点でも十分(ドラフト)1位候補」(中日・山本スカウト)
バランスがいい。柔軟性とパワーを兼ね備えている」(巨人・大森スカウト)
 威力のある投球に、巨人・大森剛スカウトが「肘のしなりと、リリース時の力の入れ方は天性。まさにダルビッシュ2世」と絶賛すれば、楽天・上岡良一スカウトも、「しなやかに腕を振れているのが魅力」と目を見張った。(スポーツ報知)

高校1年時

 ■ 花巻東、1点届かず初戦敗退(スポーツ報知) 10/10/9

 花巻東はプロ注目右腕・大谷翔平(1年)が好投も、3―4で学法福島に競り負けた。プロ注目の1年生右腕・大谷も試合後、人目を気にせず、泣きじゃくった。「負けたのは、エースで4番を任されている自分のせい。ホントに悔しいです」と、言葉を絞り出した。敗れはしたが、大器の評判に恥じない投球を披露した。191センチ右腕は2―3とリードされた6回から登板すると、140キロ超えのストレートを連発。9回には自己最速を4キロ更新する147キロを計測した。7回、味方の失策で1点を献上も、後半4回を1安打1失点の粘投。打っても3安打2打点と意地を見せた。まさかの初戦敗退で来春のセンバツ出場は絶望的となった。体重68キロと細身の右腕は「ウエートとかをしっかりやって、下半身を鍛え直します」と涙をふき、さらなる成長を誓った。

      東北大会:学法福島 4回 被安1 奪三5 失点1 147㌔

 ■ 雄星にあこがれ入学1年大活躍、2年ぶり東北切符(スポーツ報知) 10/9/27

 岩手の3位決定戦で花巻東が5―4で盛岡大付に競り勝ち、2年ぶり12度目の東北大会出場を決めた。プロ注目右腕の大谷翔平ら1年生メンバーが活躍し、接戦をモノにした。8回に同点とされたが、9回に3番の高橋翔飛(1年)が1死三塁から左犠飛を放ち、勝ち越した。先発左腕の小原大樹(1年)が6回を1失点。継投したプロ注目右腕の大谷も3失点ながら、この日最速141キロをマークした。“黄金世代”に刺激を受けた選手らが投打で大活躍した。ベンチ入り20人の9人が1年生。昨年のセンバツ甲子園で準優勝し、夏も4強入りを果たした花巻東ナインにあこがれて入学した。決勝打の高橋翔は「花巻東に入って甲子園で野球がしたかった」と言えば、4安打した1番・太田知将(1年)は「試合に出られない2年生の分も思いっきりプレーしました」と息を弾ませた。最速143キロを誇る身長191センチの長身右腕・大谷は花巻東旋風の立役者・雄星投手(現西武)を尊敬する。昨夏の甲子園後で対面した時、「プレッシャーもあるだろうけど、頑張れよ」と声を掛けられた。大谷は「岩手の選手でもあそこまでやれる。自分たちもまず東北大会で勝って(来春の)センバツに出る」と言い切った。

 細身ながら既に最速143㌔とのことで体が出来上がった時が楽しみですね。
 投打共に柔らかさがあるというのも魅力的です。


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  2020年プロマーク状況



最終更新日:2012年09月29日(土)|2012年ドラフト指名選手 | コメント(0) Page Top↑


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