島袋 洋奨(中大)/過去記事|ドラフト・レポート

島袋 洋奨(中大)/過去記事

ここでは、「島袋 洋奨(中大)/過去記事」 に関する記事を紹介しています。
    【進  路】 高校生/大学生  甲斐野 上茶谷 梅津 吉田 根尾 小園 藤原
    【球団別】 東京 オリ 中日 日ハム 広島 千葉 阪神 楽天 横浜 福岡 巨人 西武
    【20候補】 高・投高・野大・投大・野社・投社・野済・投済・野



こちらでは島袋 洋奨(中大)の過去記事をまとめて掲載しています。

高校3年時

 ■ プロガックリ…興南・島袋は大学進学へ(スポニチ) 10/9/6

 今夏の全国高校野球選手権大会で選抜大会との春夏連覇を達成した興南のエース左腕島袋洋奨投手が、東都大学リーグの中大へ進学する意向であることが6日、中大関係者の話で分かった。島袋は同日までに高校を通じて受験する旨を中大に伝えたという。12月のスポーツ推薦入試に合格すれば入学する見通し。島袋は興南を沖縄県勢初の夏の甲子園大会制覇に導き、1998年に松坂大輔投手(現レッドソックス)を擁した横浜(神奈川)以来となる史上6校目の春夏連覇に貢献。今秋のプロ野球ドラフト会議の目玉の一人とされ、各球団とも上位指名候補にリストアップされていた

 ■ 島袋独特フォーム注目スカウト/練習試合(日刊スポーツ) 10/9/4

 全日本高校選抜がカリフォルニア州の高校生チームと練習試合を行い、興南・島袋洋奨投手がメジャースカウトの注目を集めた。先発で登板し、1回は3球で空振り三振を奪うなど米打者を簡単に料理。2回を無安打無失点3三振と圧巻の投球。米選手という慣れない相手との対戦に「バッターのリズムというか、そういうのを相手は自分で持っているのでやりにくいというのは少しあります」と明かしたが、マウンドでは落ち着き払っていた。バックネット裏には、ダイヤモンドバックスなどメジャーのスカウト5人が陣取っていた。大きく体をひねり「ため」のある独特の投球フォームが、まず彼らの目を引いた様子。メジャー全30球団に選手のスカウト情報を提供している大リーグ機構スカウト局のダン・ディクソン氏は「カーブはいいし、技巧派だね。非常に面白い投手だ」と注目した。島袋は「マウンドやボールの違いは、特にそんなに投げにくいとかでもないですし、逆に投げやすかった」と、米国での初登板に好感触。「2四球の反省を生かして頑張っていきたい」と気合を入れた。

 ■ 興南・島袋、プロ志望届出さず 中大進学へ(スポーツ報知) 10/8/22

 興南のエース・島袋洋奨投手が、進学先を東都大学野球リーグの中大に絞ったことが21日、分かった。島袋は今春センバツでV投手に輝いたことで、プロからの評価も急上昇。その進路が注目されていた。だが、本人は高卒即プロ入りではなく、心身ともにさらなるレベルアップを希望。今夏の沖縄大会中には、プロを希望する高校生のドラフト対象者が提出を義務付けられている「プロ志望届」について、スポーツ報知の取材に「出さないと思います。進学を考えています」との方針を明かしていた。将来的には指導者を目指す気持ちもあり、教員免許取得にも関心を寄せている。これまで関東地方の複数の大学を志望校として検討してきたが、今秋ドラフト1位候補の沢村拓一(4年)ら好投手を輩出するなど、投手育成には定評があることから、進学先を中大に絞り込んだと見られる。この日の試合後は進学先について「今は何も言えないです」と明言を避けたが、今後は進学先について最終決定を下す方針だ。
 「連覇しても、ボクはテングにはならない」と話す島袋は教員志望。筑波大進学が有力とみられているが、秋のドラフトに向けてプロ側が放っておくはずがない。プロ入りの可能性はゼロか、と聞かれると「いまは何も言えない」と、迷っているとも受け取れる返答。春夏連覇左腕の周辺は騒がしくなる。(中日スポーツ)

 ■ まるで別人 勝ちにこだわった島袋 奪三振は最少(スポニチ) 10/8/21

 金属バットが導入された74年以降、最多7度の2ケタ奪三振を甲子園で記録した興南・島袋。準決勝の報徳学園戦で見せた終盤のストレート一本で押し切る投球スタイルではなく、変化球主体で強打の東海大相模をかわし、沖縄に初の深紅の大優勝旗をもたらした。注目の1回。初球カーブを投げると、その後も真っ直ぐは少なく、スライダー、フォークを混ぜ打たせて取る投球を展開。最初の奪三振は5回と島袋にしては遅すぎるほどだった。「ここまでバックに助けてもらった。きょうは自分が助けていい流れで攻撃につなげたい」と試合前に話した島袋。攻撃にも良いリズムをもたらし、打線の爆発を呼んだ。それでも最後だけは、自慢のストレートで三振を奪って有終の美を飾った。勝ちにこだわった投球で、最後は自分のスタイルを貫いた左腕。プロ各球団の評価がまた一段高くなったのは間違いない。
 甲子園で春夏連覇を達成したのは興南(沖縄)で6校目となった。これまで達成したのは作新学院(栃木)中京商(愛知=現中京大中京)箕島(和歌山)PL学園(大阪)横浜(神奈川)。(日刊スポーツ)
 興南のエース、島袋洋奨投手は決勝戦でも勝利投手となり甲子園通算11勝目をマークした。新制高校後、11勝は横浜・松坂大輔(現レッドソックス)に並ぶ5位。1位は20勝のPL学園・桑田真澄、2位は14勝の箕島・石井毅、3位は12勝の横浜商・三浦将明と早実・荒木大輔。(日刊スポーツ)

 夏初優勝、史上6校目の春夏連覇、本当におめでとうございます!
 投打がかみ合った見事な総合力の勝利でしたね。選抜後から連覇を目標に準備を整え
 実力で包囲網を突破、成し遂げたのは見事だったと思います。

    投手名   学校名 奪三振 投球回 登板 二桁 奪三振率
   吉田 正男 中 京 商  204 (6大会)
   桑田 真澄 PL学園  150  197.2  25   2   6.83
   島袋 洋奨 興 南 高  130  115.2  13   7   10.12(3位)
   石井  毅 箕 島 高  113      16   5
   斎藤 佑樹 早稲田実  104   106  11   6   8.83
   田中 将大 駒  苫  102  91.1  12   6   10.05
   松坂 大輔 横 浜 高   97   99  11   4    8.82
   江川  卓 作新学院   92  59.1   6   5   13.96(1位)
   ダルビッシュ有 東 北 高   87   92  12   4    8.51
   坂東 英二 徳 島 商   83   62   6   4   12.05(2位)

 ■ 島袋が通算7度目2ケタK/夏の甲子園(日刊スポーツ) 10/8/20

 興南が逆転勝ちで、史上6校目の春夏連覇に大きく前進した。5点を追う5回に敵失がらみで3点を返し、6回には島袋洋奨投手の適時打で1点差に迫った。7回には我如古盛次三塁手、真栄平大輝一塁手の連続適時打で逆転した。尻上がりに調子をあげた島袋は12三振を奪い、通算7度目の2けた奪三振で単独トップに立った。春夏連続の決勝に向け「明日も先発したい」と、エースは力強かった。

 2回に力勝負にいって追加点を奪われたときは報徳の流れかと感じましたが浮き足立つことなく
 持てる力を発揮して逆転に結びつけたチーム全体の粘りは見事でしたね。
 8回に三者三振、今大会42イニング目となる9回にも140㌔台連発で終盤は気力の投球でした。

 ■ 島袋は佑&マー君よりスゴイ/夏の甲子園(日刊スポーツ) 10/8/18

 興南の島袋洋奨投手が6安打10奪三振完投で8強進出を決めた。春夏甲子園通算奪三振を106個に伸ばし、大台超えを果たした。1回、仙台育英の4番井上に自己最速を2キロ更新する147キロをマーク。「今日は直球が走ってるぞ」というナインの言葉に後押しされた。勝負どころでは140キロ台の直球で勝負した。アドレナリンが噴出したのは7回2死満塁。2番佐々木には6球すべて直球勝負。最後は中飛に打ち取った。「直球が狙われているのは分かっていたけど、勝負球以外では勝負したくなかった」と強気に言うように、相手を上回る気迫でマウンドを守り抜いた。4度目の甲子園で計10試合。通算奪三振数は106。田中の102(3季12試合)、斎藤104(2季11試合)を上回った。12年前に春夏連覇を果たした松坂の姿は記憶にないが、中学生のときにテレビで見た斎藤の姿はくっきりと頭に焼きついている。「あんな強豪を相手に再試合までよく投げられるなあと見ていました。しかも1回戦からほぼ1人で投げたのがすごいと思っていました」。今、同じマウンドに立ち、その記録を超えた。「三振よりも勝ったことが良かった。でも記録は記録としていいように考えたいです」と淡々と振り返る。中学入学時の身長は146センチ。「小学生のころは小さくて、ほかの子の肩ぐらいしか背がなかったんですよ」と母美由紀さんは言う。少年野球では試合でどんなに打たれてもマウンドから降りなかった。投げても投げても打たれて、悔しくてマウンドで泣きながら、それでも相手に向かって投げ続けた。負けず嫌いは生まれつき。173センチと小柄な体で全国屈指の左腕に成長したのは「誰にも負けたくない」という思いが常に心の中にあるからだ。
 島袋は進学志望だが、ヤクルト・渡辺編成部長は「あのスライダーは高校生では打てない球の出どころが見にくく、打者にとってタイミングの取りづらい投手。高校生ではトップクラスで、プロでもやっていける素材だ」と、あらためて能力の高さを指摘した。チームも沖縄勢の夏通算100試合目でのメモリアル勝利(58勝42敗)。18日の聖光学院との準々決勝で連投の可能性があるが、準備は万全と強調した。「連投を想定して、沖縄で1週間の投げ込みをしたりしてきました。その成果を示せるときだと思います」(SANSPO)

 10試合目での100奪三振達成はハイペースですね。二桁奪三振を6回記録。
 独特なフォームはタイミングの取りづらさがある一方でいい状態を維持するのが難しそうにも
 感じますが修正能力の高さがあっての記録達成でしょうか。

 ■ 直球&フォークで進化!興南・島袋、まず夏1勝(スポーツ報知) 10/8/11

 史上6校目の春夏連覇を狙う興南は、高校生NO1左腕、島袋洋奨が3暴投と荒れ気味ながらも、センバツ以降に習得した新球フォークを初披露。直球は自己最速タイの145キロを連発し、7回を5安打無失点と進化形トルネードを見せつけた。県大会を制した後、1段50センチの石階段14段をウサギ跳びなどで1日15本往復して下半身を強化した。春より一段レベルが上がった速球を武器に本塁を踏ませなかった。「研究されるその上をいかないといけない」と、センバツ後にフォークを習得。この日は10球程度ながら初披露した。新球を駆使して3つのフライで打ち取った4回が「一番良かった」と振り返った。今夏は三振数にこだわらない。昨夏の悔しさを忘れていない。初戦の明豊戦で試合終盤に熱中症を発症し、サヨナラ負けを喫した。我喜屋優監督(60)は「こんな島袋もいるのかと、気が引き締められる」と穏やかにうなずいた。
 ▼広島・苑田スカウト部長 春の時点でプロで7、8勝できると評価した。この夏は調子が悪いと聞いてたが確かに体の切れがなかった。足の踏ん張りがない感じ。でもいい球は何球かあったね。
 ▼ソフトバンク・小川スカウト部長 きょうの調子が悪いのは分かったけど、私たちの仕事はその日の調子で判断するものではない。悪いなりに抑えたし春よりも風格なども感じる。技術的には完成されている。(スポニチ)

 ■ 興南、完勝で9回目の夏切符!/沖縄(SANSPO) 10/7/18

 全国のトップを切って行われた決勝戦はセンバツ優勝の興南が春季沖縄大会優勝の糸満を9-1で下し、2年連続9回目の甲子園出場を決めた。興南は三回裏、二死から9番・大城が中前打で出塁。バッテリーエラーで二塁に進塁し、1番・国吉大陸が中前へ適時打を放ち1点を先制した。六回に同点に追いつかれたが、七回裏に島袋のスクイズ、我如古の満塁本塁打などで一挙8点の猛攻で試合を決めた。先発・島袋は制球に苦しみ、五回まで再三ピンチを作ったが、粘りの投球で1失点完投。初回から何度もチャンスを作りながらなかなか得点できなかった糸満は六回表に島袋が左越えに同点本塁打を放ったが、反撃もここまで。春夏通じて初の甲子園出場はならなかった。

 ■ 興南・島袋人生初弾!(スポーツ報知) 10/7/17

 興南が準決勝で、エース・島袋洋奨の野球人生初となる本塁打などで八重山を8―0で下して決勝に進出した。5回2安打無失点の左腕は、二塁打が出ればサイクル安打という3打数3安打4打点と大暴れ。完ぺき主義のたまものだ。今春のセンバツを制し、今大会も3試合22イニングで1失点、34三振を奪う快投を見せながら、「1年の時の方がボールがいっていた」と満足していない。連戦が控える今週も、納得がいかず100球以上を投げ込む日もあった。課されていない朝の打撃練習にも参加。「まだまだです」と自己評価は常に辛口だ。全国制覇後、段ボール1箱分のファンレターが届いた。「球児のお母さんが『あなたの頑張りで息子が一生懸命野球をするようになった』と書いてあったのが一番うれしかった」。173センチの小さな体も誇り。自分を成長させてくれた甲子園への思いを一層強めた。

   10夏予選   回数 被安 奪三 四死 失点
   2回戦:浦添高  9  7  9  2  0 143㌔ 
   3回戦:与勝高  8  4  17  3  1 144㌔
   準決勝:八重山  5  2  8  1  0
   決 勝:糸満高  9  3  10  5  1 143㌔
           31  16  44  11  2 防0.58(失点から計算)
       安打率4.65 奪三振率12.77 四死球率3.19

 ■ 2回緊急登板!興南・島袋17奪三振でベスト8(スポーツ報知) 10/7/11

 興南のセンバツV左腕・島袋洋奨が、17三振を奪う驚異的な快投でチームをベスト8に導いた。2回無死一塁から緊急登板し、MAX144キロの直球とスライダーを織り交ぜて毎回の奪三振ショー。最後の打者を140キロの速球で空振り三振に仕留め、171センチの島袋がマウンドで躍動した。9回は三者連続空振り三振。緊急登板だった。試合前に30球を投げ込んでいた島袋も「ちょっと早かった」継投だったが、すぐにエンジン全開になった。4回に連打で失った1点が、昨夏の県大会準決勝の八重山商工戦以来となる県内公式戦での失点だった。中盤からは「右腕の開きが気になった」とゆったりとしたフォームに修正。走者を背負ってから威力を増す直球で6回以降の10Kはすべて空振りで奪い、8回4安打1失点と超ロングリリーフを完ぺきにこなした。進学の意向を明らかにしており、複数の大学が候補に挙がっているが、この日もネット裏にはプロ5球団のスカウトが集結。巨人の武田スカウトは「プロで通用する気持ちをはっきり聞くまではチェックしたい」と熱視線を送った。

 ■ センバツV腕!興南エース島袋、進学へ(スポーツ報知) 10/7/3

 今春センバツで興南を初優勝に導いた島袋洋奨が進学の意向であることが3日、分かった。この日は浦添戦で今夏の公式戦初マウンド。試合後、スポーツ報知の取材に応えたトルネード左腕は、高校生のドラフト対象者が提出を義務づけられている「プロ志望届」について「出さないと思います。進学を考えています」との方針を明かした。今春センバツで智弁和歌山、帝京、日大三などの強力打線を次々に仕留め、優勝に導いたことで、プロからの評価も急上昇。この日のネット裏にもロッテ楽天など6球団11人のスカウトが集結。だが、島袋サイドは現在、高卒即プロ入りではなく、心身両面でのさらなるレベルアップを希望している。将来的には指導者になる夢も抱いており、教員免許取得にも関心を寄せる。国立大も含めた関東の大学が志望校に挙がっている模様だ。しゃく熱の中で迎えた今夏の公式戦初登板。先発マウンドはセンバツ決勝の日大三戦以来、3か月ぶりとなった。初戦特有の硬さも見られ、高めにボールが抜ける場面もあったが、要所を締める投球こそ島袋の真骨頂。最速143キロの直球とスライダー、ツーシームを武器に、大崩れせず9奪三振、7安打完封と好スタートを切った。「60点です。全体的にコントロールも悪かったし、変化球も切れがなかった」。141球の熱投も表情は厳しいまま。意識の高さがうかがえた。
 「基本的には、進学を優先にしています。今の段階では体もできていませんし、投手としても未熟。このままプロへ行っても、生き残れるか分からない。ケガもいつあるか分からないですし、(大学を卒業すれば)就職にも幅が広がってきます。教職も履修して、どの道でも行けるように選択肢を広げておきたい。大学4年間で知識を蓄えてから、プロはその後に考えたいと思います」(週刊ベースボール)

 ■ タフネス左腕の島袋「甲子園は最高の場所」(スポニチ) 10/4/3

 最後の打者を左飛に打ち取ると、興南の選手たちがマウンドの島袋に駆け寄った。観客席からは初優勝をたたえる指笛が鳴りやまない。歓喜の輪の中心に立ったエースは「甲子園は最高の場所です」と笑顔を輝かせた。二回に自らのけん制悪送球で2点を与え、三回と六回は真ん中に入った直球を本塁打された。「1試合に2本は記憶にない」と言う痛恨の失投。だが、そこからの粘りが大会ナンバーワン左腕の真骨頂だ。七回以降は1安打に抑え、我喜屋監督に「気持ちが折れるかと思ったけど、そういうところがまったくなかった」と言わしめた。2年生エースだった昨年の春夏は、いずれも終盤に失点して1回戦で敗れた。その悔しさから、投球の際に全体重を預ける右脚だけで石段を上がるなど、強化してきた成果を発揮した。準決勝まで491球を投げ、決勝も198球の熱投だったが「疲れは感じていない」と言い切る。序盤から140キロ台をマークしていた球威は延長に入っても落ちなかった。課題の終盤も、5試合を通して七回以降の失点はゼロ。「成長した姿を見せたのが甲子園だと思う」と胸を張った。

 全国制覇、おめでとうございます。
 やや疲労の見える立ち上がりだったと思いますがそれでも失速することなく延長に入っても
 コンスタントに140㌔前後記録は鍛錬の成果が出ましたね。
 5試合46回689球を投げ切り見事なペース配分だったと思います。

 ■ 島袋、智弁和歌山中軸封じ11K(デイリースポーツ) 10/3/30

 興南の島袋が巧みに要所を締め、智弁和歌山打線から11奪三振10安打されても2失点に抑えた。昨春選抜から甲子園4試合で通算53K。“南国のドクターK”が本領発揮だ。「三振の数は気にしていない。高めに浮いた球が多く、強打の智弁和歌山が相手ということで意識して力んでしまった」と反省もあったが、4番・山本を5打数5三振に打ち取るなど、中軸にまともにバットに当てさせなかった。各球団スカウトは初戦の視察を終えたこの日も、島袋と智弁和歌山・西川の対戦を見るため甲子園に残った。日本ハム・当銀スカウトは「球の出どころが分かりづらく、投球の組み立ても持っている」と評価した。

 ■ 島袋 無四球14K!興南センバツ初勝利(スポニチ) 10/3/27

 第1試合の興南は島袋洋奨投手が14奪三振を奪う好投で、センバツ初勝利を挙げた。悔しさの分だけ大きくなった。無四球14奪三振1失点。初めてこのマウンドで笑顔を見せた。「待ちに待った勝利でとてもうれしい。三振は球数が増えるだけだから意識してなかった」。124球のすべてに進化をのぞかせた。トルネード投法で低めへ絶妙の制球。投手の原点である「外角低め」へ忠実に投じた。関西・江浦監督が「見えなかった」とうなったように、ボールの出どころが見えづらいフォームから打者の最も遠いコースへ。14個中10個が見逃し三振で、うち7個を外角低めで仕留めた。昨春は1回戦で富山商に延長10回、19三振を奪いながら0―2で敗戦。昨夏も1回戦で明豊(大分)に逆転でサヨナラ負けした。ピンチで投げ急いで打たれた反省から「危ない場面でしっかり間を取った」。敗戦から学んだ打ち気をそらす絶妙の“間”が、直前の風邪のため重たかった体をカバーした。

 ▼中日中田スカウト部長 島袋はボールに角度があり、体の小ささを感じさせない球質が良く(球の出どころの)見づらさもある
 ▼阪神菊地東日本統括スカウト 負担のかかるフォームだが、今変える必要はないと思う。変化球がいい

      試合 回数 被安 奪三 四死 自責 防御率 被安率 奪三率 四死率
   09秋公: 7 50.1  22  63  7  0  0.00  3.93 11.26  1.25
   09秋全: 15 68.1  31  87  9  1  0.13  4.08 11.46  1.19

高校2年時

 ■ 興南・島袋が体調崩し「見学」/センバツ(日刊スポーツ) 10/3/18

 3季連続出場の興南(沖縄)が登場した。エース島袋洋奨(3年)は風邪で体調を崩しベンチで「見学」だけにとどまった。また午前中のPL学園との練習試合は5-5と引き分け。島袋は登板せずエース不在ながら、強豪と互角の戦いを見せた。ソフトバンクなど4球団のスカウトが集まったが、無理して投げるよりも安静にしてベストな体調に戻すことを優先した。「島袋は大事をとりました。調整は順調ですよ」と我喜屋優監督(59)は説明した。

 ■ 三度目の正直を(西日本スポーツ) 10/2/3

 3季連続出場を決めた興南の左腕エース島袋が、改良トルネード投法で甲子園初白星をもぎとる。昨春の甲子園は初戦の富山商戦で19三振を奪いながら、10回に力尽きて0-2で惜敗した。昨夏は開幕日に明豊と対戦し、3-4でサヨナラ負け。「自分の終盤の失点で負けた」とレベルアップを目指してきた。元祖トルネードの野茂英雄氏のように、大きく体をひねってから投げ込む最速145キロの直球が持ち味。まず、その投法の改良に着手した。「一番、腕が振れていた」という1年秋の九州大会と昨秋のフォームを映像で比較。「速い球を投げよう」と力むあまりに右脚の巻き込みが大きくなり、窮屈な投げ方になっていた。そこで巻き込みを小さく修正。「フィニッシュのブレもなく、バランスよく投げられています」と手応えを感じている。さらに「下半身が疲れると上体が浮いてしまう」という反省を胸に、足腰の強化で持久力も身に付けた。投げ込み後の階段ダッシュで投手陣に与えられたメニューは20メートル×50本。それを自ら工夫して10メートル×100本に変えた。「瞬発力も高まるし、投手の動きは反復だから、こうした反復練習はピッチングにつながると思います」。踏み込む右脚の安定感を増すため、右脚だけで階段を上がる練習も取り入れた。食事量も増やし、筋力アップと合わせて体重は1年間で7キロ増。「去年とは全然違ったボールが投げられると思う」。ニュー島袋は、聖地での初勝利に自信をのぞかせた。

   09秋九州     回数 被安 奪三 四死 自責
   2 回 戦:東海大五  9  5  9  2  0
   準々決勝:長 崎 商  9  5  12  1  0
   準 決 勝:宮 崎 工 5.1  2  8  2  0
            23.1  12  29  5  0 防0.00
         被安打率4.63 奪三振率11.19 四死球率1.93

   09秋沖縄大会   回数 被安 奪三 四死 自責
   2 回 戦:八 重 山  6  0  6  0  0
   準々決勝:浦 添 高  5  3  11  0  0 
   準 決 勝:沖縄水産  7  1  10  1  0
   決  勝:嘉 手 納  9  6  7  1  0
             27  10  34  2  0 防0.00
         被安打率3.33 奪三振率11.33 四死球率0.67

 ■ 夏1号!島袋3回無死満塁完全リリーフ…沖縄大会(スポーツ報知) 09/7/20

 興南の1983年以来26年ぶりの春夏連続甲子園出場が決まった。2年ぶり8度目、日本一早く「聖地行き」の切符を手にしたナインの歓喜の輪の中心にいたのは、175センチの背番号1だった。いきなり大ピンチでマウンドに上がった。3回、中部商に1点を奪われ、なおも無死満塁で先発の石川清太(3年)を救援。1死後、クリーンアップを迎えて、ギアを1段階上げた。3番・仲里孝を外角直球で空振り三振。4番・山川には内角を3球続けた後、外角低めギリギリで見逃し三振に仕留めた。7回を8安打6奪三振1失点で投げ切った。小学2年で軟式野球チーム「志真志ドリームス」で野球を始め、小学5年から投手。だが、当時は「チビ」とあだ名されるほどの小柄な体格だった。そこで当時の慶田城広監督が「間を作り、打者のタイミングを外すため」に考えたのがトルネード投法だ。今でも同じマンションに住む恩師と二人三脚で作り上げたフォームで、今大会は43回を投げ、失点はわずか5。投球回を上回る48三振を奪った。準決勝で自己最速の144キロを記録した左腕が「一番投げやすい」という甲子園のマウンドで、春のリベンジを狙う。

            回数 被安 奪三 四死 自責
   2 回 戦:美里    9  7  9  3  0
   3 回 戦:首里    9  4  8  0  0
   準々決勝:浦添工   9  1  14  1  0
   準 決 勝:八重商   9  9  11  5  4 144㌔
   決  勝:中部商   7  8  6  0  1
             43  29  48  9  5 防1.05(失点から計算)
        被安打率6.07 奪三振率10.05 四死球率1.88

 ■ 興南4強 島袋 10K 春季高校野球九州大会(西日本スポーツ) 09/4/21

 5回無死一塁で登板した島袋が打者16人に対し、1安打10奪三振。6回2死から圧巻の6者連続三振も奪った。伸びのある直球で内角を突き、打者をのけ反らせた。最初に迎えた打者は大会屈指の打者・今宮だった。「普通の選手とスイングのレベルが違った。打たれたくなくて力んだ」。左中間にはじき返され三塁打を浴びた。だが、2度目の対戦ではカウント2-3から真ん中低めの直球で空振り三振。甘く入ったが、球威が勝った。「いい打者から三振が奪えて、自信になった」とリベンジした。初戦の佐賀商(佐賀)戦は先発で5回2/3を投げ10奪三振2試合10回2/3で20三振を奪い、奪三振率は脅威の16・88。体を反転させる「トルネード投法」の使い手だが、我喜屋監督は“納豆投法”と命名した。「リリースポイントを前にする粘り強さと、糸を引くように直球が低めに決まる」というのが理由。島袋は「初めて言われました」と目を丸くした。

   09春九州大会   回数 被安 奪三 四死 自責
   2 回 戦:佐 賀 商 5.2  1  10  0  0
   準々決勝:明 豊 高  5  1  10  1  0
   準 決 勝:神村学園  9  5  10  1  1
   決  勝:九国大付 9.2  9  9  4  2 
            29.1  16  39  6  3 防0.92
         被安打率4.91 奪三振率11.97 四死球率1.84

 ■ 興南・島袋が涙19Kでも負けた(SANSPO) 09/3/27

 興南の島袋洋奨投手(2年)が、築いた三振の山は19個。今大会初となる全員三振、毎回奪三振の快挙も勝利には結びつかなかった。157球の熱投もむなしく、島袋は“悲劇のヒーロー”となってしまった。腰をひねり、打者に背中を向けて投げるトルネード投法で一回から5者連続三振。MAXは自己最速を2キロ更新する142キロを記録していた。0-0で迎えた延長十回。二死二塁から三塁方向へ転がったゴロに反応した島袋が捕り損ねた。痛恨の失策で二死一、三塁とピンチを広げ、ここまで無安打の馬渕に甘く入った136キロの直球を中前に弾かれて2失点。「思い通りの球ならよかったけど…甘かった。1球の怖さを知りました。ストレートが高めに浮いていた…」。出てくる言葉は反省の弁ばかり。それでも2年生左腕の力投にヤクルト・八重樫スカウトは「高校生なのにたいしたもん。体は小さいが真っすぐも変化球もいい」と注目した。冬場には下半身を重点的に鍛えた。1月には沖縄本島の野球部が集まり、ボール回しや遠投などを競う競技大会にも参加。他のチームの能力を見ることで、課題を見つけ、モチベーションを高めてきた。「課題も見つかったので、また、ここに戻ってきたい」。

      試合 回数 被安 奪三 四死 自責 防御率 被安率 奪三率 四死率
   08秋公: 9 75.2  46  54  13  5  0.59  5.47  6.42  1.55
   08秋全: 20  112  68  89  25  6  0.48  5.46  7.15  2.01

 最速142キロ、常時130キロ台前半~後半のキレの良い直球とカーブ、スライダー、フォーク。
 延長10回19奪三振。初回先頭から5連続、5回~6回に6連続など毎回奪取。
 球のキレもあるんでしょうが変則フォームでタイミングのとりづらさがあるんでしょうね。
 ランナー無しでは20人から14個の奪三振。

高校1年時

 ■ 島袋 トルネード旋風 興南(沖縄)26年ぶり3回目(西日本スポーツ) 09/2/6

 昨秋の九州大会でその小さな体をフル回転させた。初戦の佐賀学園(佐賀)戦は6四死球を出しながらも崩れない。要所を締めて1失点完投勝利を挙げると、準々決勝の波佐見(長崎)戦は自らも「百点満点の出来」と振り返る圧巻の投球だった。低めにカーブとツーシームを集め、右打者の内角にはズバッと最速138キロの直球。4安打8奪三振の完封でセンバツ切符を確実にする4強へと導いた。右足を上げ、くるりと背中が見えるまで腰をひねって投げ込む。もともと右利き。3歳の時、父親に左投げに仕立てられた。だからこそ、体の使い方には人一倍気を使ってきた。さらに数学が得意という“論理派”。「スムーズな体重移動を考えたらこのフォームになった。自己流なんです」と胸を張る。ブレークの予兆はあった。昨夏の県大会準決勝。センバツ王者・沖縄尚学のエース東浜と投げ合った。1-3で競り負けたが「力を出し切り、真っすぐで押すことができた」。手応えをつかんで臨んだ九州大会だった。速球のスピードアップ、変化球の制球力、そしてスタミナ。課題はしっかり頭に入れている。

   08秋九州大会   回数 被安 奪三 四死 自責
   2 回 戦:佐賀学園  9  5  4  6  1
   準々決勝:波 佐 見  9  4  8  2  0
   準 決 勝:神村学園 8.2  7  2  1  2
            26.2  16  14  9  3 防1.01
         被安打率5.40 奪三振率4.73 四死球率3.04

 ※ 無断転載および改変は固くお断り致します。
  2020年プロマーク状況



最終更新日:2012年09月27日(木)|2014年ドラフト指名選手 | コメント(0) Page Top↑


 Comments
この記事へのコメント
コメントを投稿する
 煽り・中傷・複数HN使用は禁止です。野球に無関係なコメントなど当ブログにそぐわないと判断したものは予告なく削除させて頂きます。明らかなマナー違反が繰り返された場合はコメント禁止・ホスト規制等の対象となりますのでご了承下さい。
 ※ 固定HN推奨
URL:
コメント:
Pass:  ※ 投稿後、再編集(削除)する際に使用
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 

最終更新日:2014年ドラフト指名選手 | コメント(0) Page Top↑