駒月 仁人（塔南）

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　■　ドラフト候補の塔南・駒月が適時打で４強貢献(スポーツ報知)　11/5/8

　京都大会準々決勝が行われ、昨秋の覇者、塔南も準決勝に進み、ドラフト候補の駒月仁人は２二塁打２打点。７球団のスカウトの前でパワーを見せつけた。病み上がりでも関係なかった。６日に３８度４分の高熱を出した塔南・駒月は解熱剤を飲んで出場。１点リードの７回無死一、三塁から中堅手の頭上を越える２点適時打を放ち「待っていたスライダーが来た」と捕手らしい読み通りの一打を自画自賛した。日本ハム・岡本スカウトは「右方向にも打てるのは魅力」と評価。秋にプロ入りを目指す駒月は「スローイングを修正中」と課題を挙げていた。

　■　プロ注目の塔南・駒月が豪快２ランで８強(スポーツ報知)　11/5/2

　昨秋優勝した塔南が、プロ注目のスラッガー、駒月仁人の活躍で８強入りを決めた。３点リードの７回に左翼席へ飛び込む豪快な２ラン。試合を決定づけ、捕手としても２投手を好リードした。４番のひと振りに球場がどよめいた。７―４の７回無死二塁、相手投手が交代してカウント３ボールで迎えた４球目だ。「勝負するか分からなかったけど、内の直球を確実に打てました」。駒月は２四球と敬遠されがちな中での高校通算２０本目を笑顔で振り返った。１７６センチ、８５キロのがっちりとした体格に、高校生で１３０キロを超えれば速いといわれるスイングスピードは、高校時代のＴ―岡田（オリックス）を上回る１５０キロ。この日は巨人、広島、オリックスがチェックし、巨人・益田スカウトは「高校時代の中村武志（元中日）をほうふつさせるね」とパンチ力を高評価した。１年夏の公式戦初打席でのサヨナラ本塁打など２０本中ほとんどを公式戦で放ってきた。９８年に京都成章で夏の選手権準Ｖに導いた奥本保昭監督を慕って入学した駒月は「春と夏の優勝が目標です」と宣言。昨秋あと一歩で逃した初の甲子園切符をつかみ、夢のプロ入りを目指す。

　■　秋の府高校野球　塔南初Ｖ(読売新聞)　10/10/13

　秋季府高校野球大会の決勝が１１日、右京区のわかさスタジアム京都で行われ、塔南が京都外大西を５―３で破り、秋季大会での初優勝を果たした。上位３校は２３日から和歌山市の紀三井寺球場で開催される近畿大会に出場する。塔南は四回、笠の適時打で２点を先制。１点差に詰め寄られた五回には、四球と安打で作った満塁の好機に、主砲・駒月が走者一掃の左中間適時２塁打を放って突き放した。京都外大西は、塔南を上回る１３安打を放ったが、効果的な加点がかなわなかった。

　■　塔南、公立１０年ぶりセンバツ狙う！(スポーツ報知)　10/10/11

▽京都大会準決勝　塔南２―０福知山成美　塔南が初の決勝進出で、２年ぶりの近畿大会出場を決めた。プロ注目捕手の駒月仁人（２年）が好リードで、粟津達也（２年）の２試合連続完封を呼び込んだ。京都成章で、広島・倉と横浜・大家を育てた奥本保昭監督（５０）は「高校の時点では、打撃は倉より上」と潜在能力を評価。京都の公立校では０１年春の鳥羽以来、１０年ぶりの甲子園を目指す。

　　プロフィール

　京都府向日市生まれ。
　駒月 仁人（こまづき ひとと）捕手。
　小学3年で野球を始める。
　5年時から捕手としてプレー。
　西ノ岡中時代は西京ビッグスターズに所属し4番として活躍した。

　塔南高では1年夏からスタメンマスクをかぶり8強入りに貢献。
　3回戦加悦谷戦で延長10回サヨナラ2ラン。
　1年秋は4番に座り準決勝・福知山成美戦では島本浩也投手から一時は逆転となる
　豪快な場外2ランを放っている。
　2年秋に創部48年目、市立校としては55年ぶりとなる初優勝を達成。
　3年夏は綾部に0対1で敗れ県大会1回戦敗退。
　甲子園出場実績は無し。

　176cm85kg、ガッチリした体格の捕手。
　スイングスピード150km/hを誇る鋭いスイングで長打力のある右の強打者。
　高校通算24本塁打。対応力に課題を残す。
　奥本保昭監督からは高校時点での打力は京都成章時代の教え子である倉（現広島）
　以上と評価されプロからも注目されている。
　遠投105m、二塁送球タイム1.82秒の強肩。50m6秒3。

　　スカウトコメント

日本ハム・岡本スカウト｜11/5/8
　「右方向にも打てるのは魅力」
巨人・益田スカウト｜11/5/2
　「高校時代の中村武志（元中日）をほうふつさせるね」